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過去絵をリメイクしてみた 制作記録

自分の絵をもっと魅力的に見せるために、見る人に受け入れてもらうために

どのような技術や工夫を取り入れると良いかを探ってみたいと思い、過去絵のリメイクにチャレンジしてみました。

今回は、どのようなことを考えて調整をしたか書いてみようと思います。

1. 顔の調整

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今回は流行りの絵の特徴を取り入れたいと思ったので、顔を大胆にトレンドに寄せる調整をしました。

目は瞳を大きく描くことで色数・描き込みなどを増やします。

顔の凹凸や立体感などの情報量は落とし、鼻や口元を簡略化します。

こうすることで相対的に目の情報量が増えて、全体で見たとき自然と顔に目線が行くようになります。

輪郭もトレンドを意識し、顎を尖らせ頬のカーブを緩やかにすることでスッキリさせました。

2. 色味のコントロール

赤色を主役にし、主役の色が映えるように全体の色を調整しました。

髪の黄色味などはリメイク前は赤と同等の印象がありましたが、リメイクでは赤より印象が強くならないように調整しました。

また、影色の中に赤の補色の緑を入れました。補色を入れると主役の色が引き立つと考えました。

3. 肌色の調整

肌がきれいにみえるように色味を調整しました。(きれいかどうかは感覚で調整していますが、茶色っぽい色→赤みのある色にすることできれいに見えます。)

色の調整は主に「カラーバランス」などを使用。レイヤー効果「カラー」なども便利です。

4. 加工

ぼかし

端の方にある手や足などをぼかしました。臨場感を出したり、顔の方に目線が行くのに一役買っているかと思います。

加えて、色収差の加工も控えめに入れてます。(緑・青・赤の色ズレ表現)最近のイラストでよく見られる加工ですが、臨場感やかっこよさを付与できると思いました。

色収差はクリスタで配布されているこちらのオートアクション機能を使用しました。

https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1713222


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まとめ

顔周りは最もトレンドを反映しやすい部分なので、今後もリメイクで試してみたいところです。

キャラ絵において、顔に目線が行くようにすることは一つ大きなポイントだと思います。

顔の中でも目の表現は、キャラの内面や性質を表せる部分なのでとても重要です。かつ、描き手のこだわりやオリジナリティを出せる部分でもあるので、今後もより意識して描いていきたいと思います。

今回、顔以外はほとんど色や明暗などの調整でしたが、色は意識して「今回はこの色がメイン」と決めると、他の色も決めやすくなりました。配色に苦手意識がありましたが、ロジカルに考えることであまり迷わずに済みそうです。

最後、背景は迷いまして、何パターンか試したりしました。

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リメイク前の「真っ白な背景」は、キャラと背景のコントラストが強い分、キャラのディティールが見えにくくなってしまう印象があったので、無地背景の場合でも少しグレー寄りにするなど、色をつけるのが良いかと思いました。


以上、リメイクの制作記録でした。備忘録も兼ねて書いてみましたが、何かの参考になりましたら幸いですmm




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