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青髪少女がおれにくれたもの

俺が伊達や酔狂で若菜四季を好きでいるわけではないということを書かねばならない。
しかし俺には客観的に述べる能力はないのだ。
できるとすれば徹底的私的文書でしかない。
もうね徹底的に恥を捨てて書きますよ。すべてを。
結局は青髪が好きなだけな気がしてきた。
それでもいい。
だとしたら俺と若菜四季は出会うべくして出会い
好きになっただけだ。

では俺と青髪少女の歴史を紐解こう

紐緒結奈
綾波レイ
ホシノルリ
スバルリョーコ(劇場版)
セーラーマーキュリー
薫梢
松原 葵

思いつきで書いてる。正式名称とか調べたけど青髪一覧とか見てないから!というかスバルリョーコてフルネーム出せるの日本で5人ぐらいしかいないんじゃないの?自分でフルネームでてびっくりした。

メジャーで言うと綾波レイ。
パブリックなイメージとしてはポーカーフェイス、感情少なめ。コミュニケーションできない。
これが、かげきしょうじょの奈良ちゃんまで受け継がれている。
もう少しひろく見るとあみちゃんのように利発属性だけど尖ってるのも特徴的である。
あみちゃんは堅物
紐尾はマッドサイエンティスト
まあ総じてコミュニケーションの上手いやつはいない。
どちらかというとリジェクション気味だ。
頭部が寒色で覆われているのだから仕方がない。

これが好きだった。自我があって他者に左右されない変わり者。
いまだ尖ったやつが好きなのはこの頃に培われたものだと思ってる。
当時の俺は自分を特別だと思い込むただの小心者。孤独を気取る俺の思春期。
他者をものともしない尖ったこの子たちに憧れてたんだ。
少しづつ大人になってサブカルクソ野郎としてオタク辞めてたけど
20ぐらいのときに八重 花桜梨(ときめきメモリアル2)にて現役復帰。
青髪ではないがピンク髪ショートの高校ダブりで、攻略しなければ高校退学するなかなかの尖りっぷりだし3択が超むずい。この人も喋んねえのよ。
同人誌に寄稿したり、当時3040ぐらいのオタクとはしゃいでたな。なつかしい。
ああ脱線

90年代はコミュニケーション下手の時代だったんだ。青髪少女たちは問題を主人公だったり他の誰かに救ってもらっていた。勿論俺ではない誰かだ。

さて時は経て42となった今、若菜四季の話をしよう。彼女ももちろん尖っている。好きなもの、メイ。それとクワガワ、蝶々。おしまい。メイと昆虫?それが自己紹介?初登場で?

”子供の頃から無口であまり人と接することがなく、一人遊びが大好き。性格は冷静沈着。ミステリアスな雰囲気で感情を口にすることは少ないが、メンバーへの想いは人一倍強い。メイがスクールアイドルに憧れる姿を見て興味を持ち、一緒に始めることになる”

彼女はコミュニケーションを拒否してるわけでもなく、うまくできないだけなのである。性格も沈着冷静なだけであり感情がないわけではない。実際にメイの態度によって感情がゆさぶられすぎてのぼせてしまうことまである。強い感情はあるが出ないだけなのだ。これが効いてる。
身もふたもない話をすると、もう完成されているのだ。それこそすでにガラスボールからもう出ているため、メイとのセット運用で若菜四季はコミュニケーションについて解決した状態で登場するのだ。あとはストーリーだけあればいい。
(22年の名古屋のラジオで大熊和奏さんもニコイチについてすこし言及している)
一話の「自分に正直に」という言葉は彼女の本質だしずっとこの人はそうしている。一番正直に生きている。だから好きなもの、メイ。それとクワガワ、蝶々。だけで良い。
超かっこいいじゃん。1人だけピアス開けてるし。ピアスルージュだし。
ここが最高に好きなんだよ。極端な話顔にメイってタトゥー入れてても好きだわ。
意味のある逸脱できる精神が好きなんだよ。
これが全てに通づるものだと思う。

さて無事Liella!に入るが彼女たちは若菜四季が無口なのを問題とせず、それをそれとしてストーリーを作るのは今風だなと感じた。90年代ならコミニュケーション不足でアタフタする話を作りそうだし、最後に若菜四季が笑ってオタクが喜ぶとこまで目に見えてる。
実際はそんなこともなくクールながらも年相応の悩み(私はダンゴムシ)を抱えながらもSSSではとんでもない表情を見せてくれました。

「メンバーに対する想いが人一番強い」「ミステリアスな雰囲気」の若菜四季役を人懐っこい、ミステリアスな大熊和奏さんがやるのは必然であるわけで。さらに表情豊かな大熊和奏さんは「感情を口にすることは少ない」若菜四季の発言に表情をつけられる。結局何が言いたいかというと大熊和奏さんの演じる若菜四季は最高だし、若菜四季を演じてる大熊和奏さんも最高なんだよ。若菜四季も大熊和奏さんもいつだって最高だよ。

と、急激に終わるけどそういうことなんです!!
大熊和奏さんはいつだって最高なんだよ!!!




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