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「野良犬について」
ワンちゃんのことを考えた。まずはこちらを読んでくださいまし。
野良犬のお話。小さい頃のことを思い出した。
近所には黒い野良の犬がいた。とても可愛い子でけっこう大きかったけど吠えたりしないし近所でご飯をもらったりしてたんだと思う。懐っこくてわたしの住んでいる家を覚えててよく家の前でまっててくれた。クロちゃんって呼ばれてるんだけど、クロちゃんも仲のいい子供とそうでない子がいて、仲のいい子の住んでる家は覚えていたと思う。
野良猫もいた。近くの公園には何匹かいたし、家の裏にも何匹かが通り道にしているところがあって夜中に走り回っていた。この走り回る猫たちの姿はあまりみたことがない。
今回のお話は家の近くの森に住む犬たちのお話。
家の近くには田んぼや小川があって、森もあった。昆虫にザリガニ、狸にお魚がいっぱいいた。フクロウのような声も聞こえるし、蛇だってたくさんいた。森は子供たちの遊び場だった。
ある日友達が森の中で犬の群れを見たと言いだした。話を聞いてみんな胸が高鳴った。野良犬が好きだったのだ。野良犬と言ってもそれは先ほどの黒い犬のことで、もっと友達が増えるんじゃないかって期待に似たものだったと思う。そしてわたしたちは犬に会うために森へ向かった。今考えるととても危ない。
森の中へ入る道もあって、森は小さな山のようでもある。そして広い。森の中にも住居があったりで完全な森ではない。それでも奥に入るとそこには森特有の空気があって、神聖さもある。そして犬たちはけっこう簡単に見つけることができた。見つけたというか向こうは見つけてもらいたかったのかもしれない。
記憶の中で大袈裟になってるかもしれないけれど10匹以上いたと思う。犬たちはこっちの様子を見ていた。凶悪そうな気配はしない。なのでわたしたちは少しだけ近寄ってみた。犬たちはその分の距離をとる。話しかけると耳をたてる。そして犬たちはゆっくりと森の中へ走っていった。
わたしたちも走った。追いかけた。そして犬たちの最後尾にマルチーズかシーズーみたいな小型犬がいた。野良の小型犬が。わたしたちは適当な名前を呼んだ。そして一瞬その小型犬が立ち止まりこちらをみてまた走り去った。
それだけの話なんだけれど、今思えばあの犬たちは捨てられた犬だったのだと思う。1匹で生きるのは大変だから群れになり森の動物やなんかを食べて生きていた。きっと。
野良の意味を調べると、特定の飼い主のいない状態で人の生活に依存しつつも野外で生きていることのようです。おそらくだけど、人に全く依存しない≒人に対して生活をある程度共にする意思がなくなった状態になると野良犬は野犬になるのだと思う。元々野生化で育った野犬以外は
飼い犬→捨てられる→野良犬→野犬
といった段階があるのだろう。
この時出会った犬たちが野犬の群れであったならおそらくは大変なことになっていた。同時にこの捨てられて野良となった犬の群れが人間に情けを持ってくれていたことを考えるとなんともいえない気持ちになる。
以上が野良犬についての雑記。これからはキン肉マンフェスに入る。
ロビンマスク
ロビンマスクはすごく強いし屈折したところもある複雑な超人。良心をうまくつけこまれて負けることもある。それらを乗り越えて正義超人軍のリーダーとして闘っています。多分普段の態度からくる強さ以外のところでの信頼感の厚さがキン肉マンよりあるんだろうな。
タイルマン
ものすごく地味なのにデザイン的にはなんだか忘れられないタイルマン。脚の感じがいいの。岐阜県になぜかタイルマン像があるなのぞ快挙。
ラーメンマン
なんだよその名前の付け方!って今ならなると思う。
琴花酒氏のキン肉マンへの愛はこちらから!
【続く】
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