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ねぇ、今日はどんなことがあったの?

 一昨日。

OCT(OverCancerTogether)で頂いた

ご縁の方による、本当に素晴らしいお話しを

聞かせてもらう機会をもらった。


その方は、がん「遺族」。


18歳になる直前だった、最愛の息子さんを、

希少がんである「ユーイング肉腫」で、

亡くされた。


 その方が、いろんな想いで、

いろんなお話しをしてくださった。


その中で言われていた言葉。

「ねぇ、今日はどんなことがあったの?」


再発による治療の間、定期的な投薬の

休憩期間に、学校に行けていたのだそうです。


その時に、息子さんの体調を気遣うばかりに、

・学校生活のこと

・楽しかったこと

などを、しっかり聞いてあげられなかったそう。

これが、「後悔・自責の念にとらわれずには、

いられないのだ」と。


実際、再発から再再発になった際、

息子さんは「もう(治療を)やめたい」

と言ったのだそうです。

ただ、「少しでも望みがあるのなら、

治療を受けて欲しい」と息子さんに

お願いしたのだと。


この選択も、間違いだったのではないか?

と、未だに後悔に苛まれているのだそうです。


少し、考えてみてください。

・大切な人

・愛する人

・家族

・友人や知人

身近に「当たり前にいる人」に対して、

「相手を想って、大切に感じて」

話せていますか?



その人と、

・明日からもう、会えないかも知れない

と、考えたこと、ありますか?


私も似たような経験があります。

それは、父親です。

父は、「胃がん」で、「膵臓に浸潤」しており、

手術後、半年で他界しました。


・もっとこんな話をしておけば

・「ありがとう」と、感謝を伝えられたら

・「大好きだよ」と言えていたら

未だに、後悔しています。



もちろん、私の思いなど、

話をされた方に比べたら、

到底、及ばないでしょう。


ただ今回、このタイミングで、

この貴重なお話を聞かせもらい、

改めて、

・生きていること

・周りに感謝

・伝えることの大切さ

を、確認させてもらいました。


当たり前など、何1つないのです。

特に、

・身近な人への感謝

は、思ったときに、すぐに伝えましょう。

後悔しないために。

自分の

・心からの言葉

を、受け取ってもらうために。

これは、

・がんサバイバー

であってもなくても、関係ありません。


さて。

大切な人に、ぜひ聞いてみてください。

「ねぇ、今日はどんなことがあったの?」

と。


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。


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