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かわいそうって言われて、どう思う?

 私ががんになって、

その事実を周りの人が知る。

 そうして、私に対して

かけてもらった言葉のトップ3に

入るのではないか?

という言葉が

「かわいそう」

や、

「大変だね」

という、同情の言葉です。


この言葉を聞いて、

どう思いますか?

・同情してくれて嬉しい

と思いますか?

それとも、

・何も知らないのに。。

と、ちょっとイライラしますか?


私は、後者です。

・大変だね

・まだ若いのにかわいそうに

と、言われると、

「ありがた迷惑」に思いました。


言葉の持つエネルギーの凄さ。


これは、私も体験しているので、

よく分かります。


だからこそ、

私にかけてくださる言葉は、

・同情

ではなく、

・他愛のない話

を望みました。


もちろん、人によっては、

・同情を望む

方もいらっしゃるでしょう。


でも、私は、いらない。


私は、「かわいそう」とか、

「大変だね」と言われると、

「そうか。私はかわいそうな、

大変な人なのか。。。」と、

ネガティブな感情になります。


そうすると、少しオーバーですが、

・生きる気力

が、減ってしまう気がします。


もちろん、「気のせい」です。


何より、言ってくれた人も、

私を想ってのこと。

他意はありません。


それでも、私には、

「心地よい」とは思えない。


よく、「同じ言葉でも、

言ってもらえる人によって、

受け止める心も

違ったりするよね」

と聞きます。


私もそういった体験が

あるので、

よく分かります。


 でも、この言葉は、

誰に言われても、

嬉しくないのです。



どうしてだろう?

と、記憶を思い返してみると、

私は幼稚園から小学校の間。

毎年1回は、

1カ月以上の入院生活を

していました。


それくらいに、虚弱でした。


小学校の始業式や終業式に

参加できず、病室で、

通知表をもらった事も何度も。


なので、子どもの頃からずっと

「かわいそう」

「大変だね」

という言葉を聞いてきました。


きっとこれが原因なのでしょう。


あの当時。

ツラくて寂しい気持ち。

親や妹、祖父母にたくさんの

迷惑をかけ、申し訳ないと

思っていた気持ち。

これらが、蘇るのだろうと。



例え、がんであっても、

心身に障がいがあっても、

・今を大事に

・楽しく

・感謝して

生きています。



だから私は、

自分の所作を見直し、

・なんだか、楽しそうだね♪

と言ってもらえるように、

毎日を楽しく、

過ごしていきたいと考えています。


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

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