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悲しい。悔しい。怖い。ツラい。だろうな...

「長男なんかが、

このLINEグループに

入ってきたら、

荒れるに決まってるでしょ!」


昨日、たまたま長男が

見ていたスマホを

のぞいた時に、

見つけたメッセージ。


長男は自閉症。

今年高1。

今までの特別支援級を巣立ち、

「専修学校」という、

健常な子たちと

同じクラスで学校生活を過ごす。


運動・学習の両面で劣り、

コミュニケーションも、

一方通行になりがち。

(自分の話したいことを、

ずっと話してしまう)


見た目は高校生。

でも、知能は、データ上では

小学2年生。


初めて長男と接する

クラスメートからすると、

戸惑うこと、違和感も、

少なからずあるでしょう。



そんな長男が先日、

私たち親に、

「クラスメートと

LINE交換した」

と、話してくれました。



私は、それが本当に、

本当に嬉しかった。



「クラスメートと、

仲良くできているのだな」

と、涙が出るほどに。


ところが、違いました。


もちろん、

そう決めつけるのには、

まだ早いかも知れません。

それでも、

前述したメッセージを

見つけてしまいました。


胸騒ぎがやまず、

長男からスマホを借りて、

見てみました。


すると、長男の当校写真を

撮影され、

イタズラ書きをされた

画像が、投稿されていました。


愕然としました。


長男は、イジメられているのか?

酷くないかも知れないが、

からかわれているのか?


昨夜は、不安で、

怒りで、悔しさで、

いろんな負の気持ちが

入り交じり、

ろくに眠れませんでした。



何より、毎日

「学校は楽しいよ」と、

私たち親に話してくれている

長男は、どんな気持ちで、

学校生活を過ごしているのか?



なんとも言えない、

気持ちでいっぱいになりました。


と同時に、


「やはり、特別支援高等学校に

行かせた方が良かったのか?」

という考えが、脳裏をよぎります。


あるいは、

「いっそ、今からでも、

普通高校の卒業資格が

もらえる、通信制の高校に

編入しようか?」

など、とにかく、

今の長男の「苦しそうな状況」

を、何とかしてあげたい。

と、思いました。



実は、私は、中学時代の

記憶が一部、ありません。


イジメられていたからです。


サッカー部に所属していました。

でも、サッカー部の、

同級生の顔も名前も、

一部は思い出せません。



 中学校時代の思い出。

毎日が本当に苦痛でした。

学校に行くのが本当に嫌でした。

でも、親には言えませんでした。



勇気を出して、部活の顧問に

相談しました。


その結果。

イジメはさらに悪化しました。

中学時代の思い出は、

何1つ。

思い出したくありません。


そんな、とてもツラく、

長く苦しかった

3年間の悲惨な経験が

刷り込まれています。



だからこそ、長男の件。


これを、学校に、

先生に言うべきか?

悩みました。


ただ、

「このままで、

良いわけがない」

ことは事実です。


なので、先生に

「事実を伝える」

ことにしました。



その結果を考えると、

その後に対する不安は拭えません。

それでも、今のまま静観することは、

違うと思いました。



長男が、自分の夢を叶えるために、

自分の意思で選んだ学校です。


初めての電車通学。

長男を知らない

生徒ばかりのクラス。

健常な生徒との共同生活。

 いろんな事があることは、

予想していました。


正直に言えば、

このような事態に陥ることも。


だからこそ、親として、

この悲しい状況を

見過ごすことはできません。

さらに言えば、

クラスメートの中にも、

長男に対して好意的な

人がいることを信じて。


「長男にとって良いこと」

を念頭に、行動していきます。


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

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