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後悔してる?

 私は、大腸がんが見つかったのが約10年前。

ただ、自覚症状があったのは、11年前くらい。

そう。
 
 つまり、「自覚していて、1年間放置」していたんです。


 まだガンだと言われていなかった当時、「血便」が、

自分で意識できる程度に出ていました。


ただ、私は全く意に介さず。

・辛いもの食べたし

・何か赤いもの食べたかな

といった具合です。


 ところが、見守ってくれていた神様、あるいは、

ガンで亡くなった父が警告してくれたのでしょう。

「そろそろ気づきなさーい!」と。

仕事帰りの帰宅途中。

車を運転できないほど、腹部に激痛が!

慌てて車を道路の脇に止めて1時間ほど休憩。


「これはおかしい」と思い、慌てて病院を受診。


「はい。ガンです」と。


驚きました(汗)


奥さまにも、親にも友人にも、

「バカだね」「なんで言わないの!」など、

責められまくりました。


 主治医の先生にも、「結果として、生きているから

良いけど。。。普通、あり得ないよね。

我慢強いとかじゃなくて、バカだね(笑)」と。


 今、振り返ってみると、11年前の血便が出た時に、

すぐに病院に行けば良かった。

ガンを克服、根治できたかも知れないから。

そう捉えると、後悔はあります。


 ただ、私は選ばなかった。

その結果、「リンパ節転移⇒根治不可」になりました。


 それでも私は今、こうして

生きています。

活かされています。


 今の状態に、後悔はありません。

もちろん、「今、生かされているから」です。


 死んでいたら、めちゃくちゃ後悔したでしょう。

死んでしまっただけにね(苦笑)


 でも、こうして生きている。


 そして、生かされているからこそ、

人生やり直しスイッチを押せて、

私の主観や物事の見かたを、

大きく変えることができました。


 ガンになっていなかったら、

おそらく今、こうして自分の過去を振り返り、

「書き記す」なんてこともしなかったでしょう。


 ガンになったから、

サラリーマン生活に疑問を持ち、

・自分の人生をもっともっと楽しく!!

と思えるようになりました。


 ガンになったおかげで、

会社員だったら絶対に出会えない、

ステキな人たちに出会えることができました。


 そう、確信しています。


後悔、先に立たず


後悔は、私はしても良いと思います。

 私が大切にしているのは、

「そこから、自分がどうしたいか?」


 それを、自分で、自分の声をゆっくりと、

しっかりと聞いてあげる。


 そこから、「それなら、どうしよう?」と、

考えて、動く。

 考えるだけでも良い。

でも、できたら、一歩でも、半歩でも、

準備運動でも良いから(笑)、動く。

 これが、大切。


 そう。思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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