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セカンドオピニオンの必要性

 セカンドオピニオン。

よく聞きます。

がんサバイバーである私は特に。


今の治療方針に対して

・このままで良いのか?

・もっと良い方法がないか?

などなど。代案を探すことだと、

私は理解しています。


ようするに「選択肢を増やす」ために、

セカンドオピニオンを実施する。


実際、私もセカンドオピニオンを

実施しました。


当初、地元の市立病院でがんが発覚。

「簡単な手術」と言われました。

ところが、私にとってはこの

「簡単な手術」が、

1つの「NGフラグ」だったのです。


 なぜか?

それは、私の父が、胃がんになったとき、

「簡単な手術です」と言われました。


ところが、手術をすると浸潤していて

根治不可。


半年後に、そのまま他界。


なので、私にとっては「NG」です。


そのおかげで、今の大学病院に転院し、

実際に手術をしてみたら、

「リンパ節転移」。

その後、転移3回。


セカンドオピニオン。大成功です(笑)



ところで。

これは私個人の意見ですが、


セカンドオピニオン。

言いにくくないですか?(笑)


増してや、長くお世話になっている

主治医に対してだと、余計に(笑)


この感覚。なんなのでしょうね。


セカンドオピニオンに対する

私の理解は、「選択肢を増やす」。

つまり、「自分がこれから先も、

楽しく生きていく最良の方法を、

自分で動いて決める」ということ。


その行動に対して、誰かに対して

遠慮する必要などないし、

躊躇する必要もない。


それなのに。。。なんだろう?

気をつかうみたいな?

その「気づかい」。

本当に、不要ですよね。


だって、もし万が一、

セカンドオピニオンをせずに

私が死んでいたら?

生きていても、

今よりもQOLが低かったら?

それは、イヤです。


なので私は、同じがんサバイバーの

みなさんに、「自分がより良い人生を

楽しむため、周りなど一切気にせず、

セカンドオピニオンを積極的に

使いましょう!」と言いたい。

セカンドオピニオンだけでなく、

・サード

・フォース

など、使えるだけ(笑)


 ただ、お医者様によっては、

自分の治療経験に絶対的な

自信を持ち、セカンドオピニオンに

対して否定的な方もいるようです。


そんな方々には、

失礼ながら言いたいです。

「ご自身の提案が、本当に、

目の前にいるひとを

喜ばせていますか?」と。

そう考えてくれたら、

もう少し、柔軟な対応を

してくれるのではないかなと。


まぁ、幸い今の私の主治医は、

「セカンドオピニオンしたくなったら

すぐ言って! 秒で対応するから(笑)」と、

とっても理解がある?ので、

その点も安心です。


とはいえ、初対面から10年来のお付き合い。

私は、例えセカンドオピニオンをお願いしても、

「元さや」に戻りそうです♬


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

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