![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165427734/rectangle_large_type_2_df9cb9eb08e502bf9fb75563d64a2a5e.jpeg?width=1200)
死にそうって、どんなそう?
三男:パパって、病気で死にそうになったの?
バートン:うーん。まぁ、そうだね。
三男:死にそうって、死んでないよね?
バートン:そうだね。
三男:死にそうって、どんなそう?
かわいそうってこと?
痛そうってこと?
バートン:・・・(答えられず)
先日、小学校1年生の三男から、
唐突にこんな質問を受けた。
突拍子のないことを聞くものだなぁと
思いました。
それと同時に、当たり前に使っている
日本語の意味を、理解していないこと。
にもかかわらず、普通に使っている自分。
ちょっと、不思議な感じがしました。
さて、みなさんもよく使うであろう
「〇〇そう」という言葉。
例えば、
・痛そう
・眠そう
・大変そう
・美味しそう
ではこの「〇〇そう」の「そう」って、何?
漢字で書くと何になる?
総?相?層?添う?
どれも違う気がする。
私の理解では「〇〇そう」の「そう」は、
他者を見たときの「様子」を
意味すると考えている。
でも、漢字で「様子」は「そう」とも
読まないし、「様」だけで「そう」とも
読みそうにない。
日本語って、難しい。
こんな三男とのやり取りをしていて、
思ったこと。
「死にそう」っていうのは、
他者が自分を見て感じた”程度”なのだと。
少し大げさに言うならば、
・可能性や確率
でしょう。
そこには、自分の身体に関して、
・他者と比べた主観
あるいは、
・他者のデータに基づく推挙
があるだけ。
なので、小さく言えば
・見た目(気のせい)
と言うことなんだろうなって。
そう考えたら、「死にそう」って、
三男の言う通り、
死んでいないのです。
間違いなく今、「生きている」のです。
だから、ぜーんぜん、大したことないなぁって、
思いました(笑)
子どもとの「言葉遊び」は、
気づかせてくれることが結構多くて、
存外に、楽しいです。
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました。