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がんばる原動力は何か?

 長男は自閉症スペクトラム。

この4月から、「キセキ」を見せて

もらい続けている。


それは、長男1人での

・乗り換えを含めた電車通学(1時間)

・普通級での学校生活
(40人の生徒と共同生活)

・嫌な顔1つせず、毎日登校

などなどです。

昨年のこの時期は、本当に悩んでいました。

・高等特別支援学校

に行くか、

・普通高校

に行くか。

結局、長男の夢である

「ドルフィントレーナー」を叶えるためには、

・普通高校の卒業資格

が必須だったので、普通高校(専修学校)

を選んだのです。

が、

現状は、やっぱり大変です。


理由はいくつかありますが、

・授業の理解度がまるで分からない

 (ノートを取っているが、要領を得ないし、

  私もそこまで構ってあげられていない)

・学校との連携が希薄

 (中学までの連携からすると、圧倒的に少ない。

  というか、ない。聞かないと教えてもらえないし、

  聞いても、望むような答えが得られない)

・長男から情報が聞き出せない

 (これは以前からずっと)


なので、

・学校は楽しいのか?

・居心地はどうか?

・孤立していないか?

・勉強は付いていけているか?

などなど、不安ばかり募ってしまう。


実際、長男に学校の事を何度か聞いても、

楽しいと教えてくれるのは

・お弁当を食べるとき

くらいです。

それでも、1人か2人は、

話せるクラスメートがいる様子。

もっとも、

・どれくらい仲良しなのか?

・どんな話をしているのか?

などは、サッパリ(苦笑)


長男はとにかく、

・自分の話したいことを

・自分の話したいペース(タイミング)で

・自分が話したいだけ

話す。

なので、今ふうに言うと、

「コミュ障」な部分がある。


長男は「知識欲の塊」なので、

その知識は本当に多岐に渡り、

当然ながら、内容も非常に細かい。


しかも話がポンポンと変わるので、

興味が事欠かない反面、

付いていくのがなかなかに大変(汗)。


一方で、それ故にコミュニケーション能力は

非常に高く、会話でのやり取りには

一切の苦労がない。

最近は、思春期で「口答え」が

多くなってきましたが(苦笑)。


とはいえ、である。

学校生活、さらにはその先にある

社会生活において。

この特性が、必ずしも

受け入れられるか?

と言われたら、不安が残る。


実際、今も、

信頼はしているが、

不安は拭えない。


時折、

「学校、楽しいのかな?

本当は、行きたくないのかな?」

と思ってしまう。(もちろん、

思うだけで、聞きません)


あるとき、長男に聞いてみた。

バートン:学校は行きたい場所かな?

長男:うん。だって、行かないと、

 ドルフィントレーナーになれないでしょ?


私は、「ハッ!」とした。

「そうか!長男は、

 学校の、その先にある、

 ”ドルフィントレーナーになる”という

 夢を実現させるために、

 学校に通っているのだ」と。

だから、様々な困難や課題にも、

立ち向かっていけるのだ!と。

(課題と思っているかどうかも

 分かりません。私の勝手な推測です)


長男のがんばる「原動力」は、

『夢の実現のため』なのだと。


そう気づかされた時、

「では、私はどうだ?」と思った。


正直、かなり反省した。


やる前から、できないだろうと

「言い訳(良いワケ)」して、

挑戦さえしていない。

こんな姿を見せていて、

恥ずかしいなと思った。

長男だけでなく、

息子たちが頑張っているのに、

私はどうだ?

見直すべき点が、出てくる×2(笑)



私の「がんばる原動力」も、

『自分の夢・目的の実現のため』です。

さらに、息子たち、家族の存在も、

私にとっては「がんばる原動力」です。


みなさんにとっては、どうですか?


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

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