見出し画像

学校などでHTML/CSSを教えていらっしゃる方へ - 教科書採用のご提案

バーンワークス株式会社の加藤です。

今回のコラムは宣伝で大変申し訳ないのですが、12月24日に発売される最新著書「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」について、特に学校(大学、専門学校、その他スクールなど)でHTMLやCSSを含む、ウェブサイト制作に関する技術などを教えていらっしゃる先生、講師の皆さまに教科書、公式テキストとして本書を採用しませんかというご提案です。

「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」書影
写真は「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」の見本誌です。2024年12月24日発売予定。

授業・カリキュラムのお供のリファレンス書として最適です

ありがたいことに本書籍(できるポケット HTML&CSS 全事典)、発売以来、専門学校様をはじめ、ウェブサイト制作やフロントエンドの技術を学べる教育関連の会社様などに多くお買い上げいただいているようです。

本書のようなリファレンス書籍は、そういった教育機関が提供するカリキュラムを進めていく上で、HTML要素や属性、CSSセレクタやプロパティなどについてさっと意味を調べる、まさに 「辞書」 として学習者の方々に重宝されているようで、これは本書籍を作った当初のコンセプト通りと言いますか、著者としては本望です。

本書がそういった教育機関の先生、講師の皆さまにご好評いただいている理由としては下記のようなものが挙げられるようです。

  • 所謂、チュートリアル形式の書籍ではなく、完全な「リファレンス」「辞書」なので、先生、講師の皆さまがお作りになるプログラムや授業内容に影響を与えず参考書籍として利用しやすい

  • 頻繁に改訂され、その都度、最新の仕様にあわせた内容となっているため、公式テキストとして安心して採用できる

  • B6 サイズでコンパクトなので、生徒の皆さんが持ち運んだり手元に置くのに困らない。参考書としてちょうどよい

編集部の方から聞いたところによると、特にひとつめの理由が重宝されているようです。どうしても「ウェブサイトを1から作ってみよう」的なチュートリアル形式の書籍は、先生、講師の方が独自に考える授業やプログラムを進めていく上では(つまり教科書や公式テキストとしては)使いにくいと感じられるようですね。

逆に、先生や講師の方が教えた内容に対して、例えばHTML要素の意味やCSSプロパティの細かい部分などを生徒さんが自主的に確認するような用途として、辞書タイプの本書は使いやすいらしく、結果として授業・カリキュラムにおける公式の参考書籍として選んでいただけているようです。感謝。

ということで、冒頭にも書いたとおり、HTMLやCSSを教えていらっしゃる先生、講師の方で、来年の授業・カリキュラムに使用する参考書、公式テキストなどをどうしようかな、なんかいい書籍ないかな、などとお考えの方がいらっしゃいましたらぜひ一度ご検討いただければ幸いです。

改訂4版は掲載内容マシマシ、インデックス・索引もさらに使いやすくなりました

今回発売される「改訂4版」は、前書(改訂3版)から、ページ数で130ページも掲載内容が増加。HTMLに関しては執筆時点における最新のHTML Standardに則した内容に、CSSも執筆時点でブラウザのサポートがある程度揃ったものに関しては、セレクタ、プロパティ、CSS関数や@規則に至るまで網羅して掲載していますので、1冊あればHTML/CSSの最新情報に触れることができます。

また、今回の改訂でインデックス・索引に「目的別インデックス」が追加され、用途から掲載項目をすべて逆引きできるようになりました。参考書としてかなり便利になっていると思います。

書籍「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」HTML編 目的別インデックス・索引ページの抜粋
書籍「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」から、HTML編の目的別インデックスページを一部抜粋しています。HTMLの全要素が目的別に逆引きできます。
書籍「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」CSS編 目的別インデックス・索引ページの抜粋
書籍「できるポケット HTML&CSS 全事典 改訂4版」から、CSS編の目的別インデックスページを一部抜粋しています。セレクタ、プロパティ、CSS関数などが目的別に逆引きできます。

出版社公式 一括購入窓口のご紹介

本書を出版されているインプレスさんでは、ある程度まとまった冊数をご購入いただく場合の専用窓口を用意されています。もし、学校などでまとめての購入をご検討の場合はご利用ください。

また、身近な書店様にご相談いただく形でも大丈夫ですので、もし、普段からお付き合いのある書店様などがある場合はそちらにご相談ください。

ウェブサイト制作会社さんでのご購入もお待ちしています

本書は、学校以外にも、ウェブサイトの制作をお仕事としてされている会社さんが、福利厚生の一環として制作チームの方向けに購入されるようなニーズにもマッチすると思われます。

手元にサッと開けるHTML/CSSのリファレンス書籍を置いておきたい、というウェブ制作者、フロントエンドエンジニアの皆さま、あるいはそういう職種の方々が多く所属する企業のマネジメント層の方など、もしこの記事が目に留まりましたらご検討いただければ幸いです。


さて、今回のコラムはここまで。最後までお読みいただいてありがとうございます。もし今回の内容が少しでも参考になった、気に入っていただけた、という場合はぜひフォローしていただければ幸いです。

また次回のコラムでお目にかかりましょう。

それでは。


バーンワークス株式会社のショートコラムは、バーンワークス株式会社 代表の加藤が、ウェブアクセシビリティやユーザビリティ、HTMLやCSSなど、フロントエンド技術に関する話題を、あまり長くならない範囲で更新していくコンテンツです。一部は、バーンワークス株式会社の公式サイトにおいて、過去に公開されたコラムなどの内容を再編集、再構成したものも含まれます。

なるべく小難しくならないように書こうと努力はしていますが、できるだけ正確な用語を使用し、公式なドキュメントを参照しつつ書こうとすると、ちょっとわかりにくい言い回しになってしまったり、リンク先が英語のドキュメントになってしまったりすることがあります。ご容赦ください。


バーンワークス株式会社について

バーンワークス株式会社は、ユーザー体験を最大化する情報デザインとウェブアクセシビリティ対応を専門分野にサービスを提供する『ウェブアクセシビリティに強いウェブサイト制作会社』です。

弊社では、より本質的な視点に立ったウェブサイトの構築、アクセシビリティ対応などの関連サービス、ウェブシステム開発などを創業以来、10年以上にわたり企業、公的機関向けに提供しています。

下記のようなサービスをお求めの企業・団体様、ぜひお気軽にご相談ください。

  • ウェブアクセシビリティガイドライン(JIS X 8341-3:2016 等)に適合、準拠、または配慮したウェブサイトの構築をお求めの企業・団体様

  • アクセシビリティ対応プロジェクトの各フェーズにおけるコンサルティングや外部アドバイザーをお求めの企業・団体様

  • アクセシビリティ対応実務(コンテンツ修正や改善実装)を高いレベルで遂行できる制作チームをお求めの企業・団体様

  • 外部アクセシビリティ専門家によるアクセシビリティ試験の実施や改善提案をお求めの企業・団体様

  • UX、ユーザビリティ、アクセシビリティに優れたウェブサイトの新規構築・リニューアル構築をお求めの企業・団体様

  • CMSを活用した更新性の高いウェブサイトの新規構築・リニューアル構築をお求めの企業・団体様

  • ヘッドレスCMSやJavaScriptフレームワークを活用した高パフォーマンスなウェブサイトの新規構築・リニューアル構築をお求めの企業・団体様

  • 上記のようなスキルを持ったパートナー企業をお探しの広告代理店様、システム開発会社、ウェブサイト制作会社様など

書いている人について

加藤 善規(かとう よしき)

埼玉県出身(東京都生まれ埼玉育ち)。専門学校でメカトロニクスを専攻後、製造業での生産、品質管理や、全国チェーン物販店での店舗開発などに従事する傍ら、独学で学生時代から続けていた趣味が高じてIT業界に。

フリーランスによるウェブサイト制作業務等を経て、2004年より都内ウェブサイト制作会社に所属。同社取締役ウェブサイト制作部門統括。2014年、バーンワークス株式会社を設立、同社代表取締役に就任。

ウェブフロントエンド技術、およびIA(情報設計)、アクセシビリティ、ユーザビリティを主な専門分野とし、ウェブサイト制作ディレクション業務、コンサルティング業務の他、セミナー等での講演、書籍の執筆などを行っています。

好きなことはサッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、ギター、腕時計鑑賞。サッカー4級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。