【SDGs入門】を読んで
SDGs入門 (日経文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/453211408X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_48DvEb2JSGC1S
・SDGsとはなんなのか
Sustainable Development Goalsの略で、17の目標、169のターゲットによって構成されたものです。
つまり、SDGsとは〘持続可能な開発〙として国連総会で採択されたものであり、持続可能な開発とは…
将来の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発
と定義されたものです。
これが17の目標で、169のターゲットとはこの目標をさらに細分化したものでより具体的なものとなっています。
本の中ではそれぞれの目標に対する取り組み方などが書かれています。
ここではSDGsとビジネスの繋がりについて注目していきたいと思います。
まず、現段階で既に様々な企業の経営者達はSDGsに興味を持ち、それに基づいた事業を起こしていますが、そもそもどんな所に興味をもっているのでしょうか?
大きく分けると3つに分けられます。
①事業の拡大
②人材獲得の武器
③コミュニケーションツール
まず①…SDGsは世界共通の解決すべき目標である為、それを回避するための事業は当然ながらニーズがあり、世界から求められることとなります。
そして、SDGsは視点を変えて、逆転の発想でいくと、目標に反する事業を避けるという考えも出来るので、やらないこと・問題点も見つけることが出来ます。
ただし、ここで気おつけなければいけないことが1つあり、それがSDGsウォッシュというものです。
これはいいことをしていると宣伝しているのに、実は隠れて批判されるような事情を抱えていることを言います。
確かに1つの目標には貢献しているかも知れないが、他のゴールについて全然考えていいないと言う状況はなにもやっていなかった時よりも悪いイメージが着くかもしれないので気おつけなければなりません。
②…これは就職する側の若者達の意識の変化によるものです。
今までとは違い、転職することが当たり前という意識で入るため、会社が何年先を見ているのかの関心がつよくなっていくことが理由の1つです。
③はそのままで、SDGsを知っていることで話がスムーズに通ったりするなど、経営者同士の意思疎通が楽になることで①にもあるような事業の拡大に力を注げるようになるということにも繋がります。
まとめ
本を読んでいてSDGsは理解するのはできても、どういう風にその知識を活かして社会貢献をするかというのがなかなか難しいと感じました。
それぞれのテーマに対する取り組み方や行動する際に気をつけることなどが多く書かれているので、是非本を手に取ってみてください。
SDGs入門 (日経文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/453211408X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_48DvEb2JSGC1S