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長崎の童歌「でんでらりゅうば」にサンダー・ドラゴン的なものが出てこないという衝撃の真実

でんでらりゅうば でてくるばってん
でんでられんけん でーてこんけん
こんこられんけん こられられんけん
こーん こん

この歌詞を読んでみて、どんな情景が浮かびましたか?
僕は、電でら竜…つまりサンダー・ドラゴン的な竜がでてくる景色を思い浮かべています。(“でんでら”は雷雲がごろごろ鳴っているイメージ)

ですが、信じ難いことに、「でんでらりゅうば」にはサンダー・ドラゴンは出演していないようなのです!

納得できないので僕が想定している「でんでらりゅうば」の物語を披露します。

外に遊びに行こうとしている兄弟がいるところに、雷のゴロゴロ音が聞こえてきたという状況を想定していてください。

電でら竜が出てくるばってん
(サンダー・ドラゴンが雷雲から顔をのぞかせるから)
出ん、出られんけん
(出ていかない、出られないよ!)
来ん!
(こいよ!)
来られんけん
(行けないよ!)
コラレラ練剣!
(“コラレラ”という技術で超自然の剣を練成する)
来―ん! 来ん!
(急急如律令のような意味)
(式神を呼び出しで雷雲を切り払う)

どうですか?
雷が怖くて外に行けない弟のためにコラレラの剣(つるぎ)を振るう兄の姿が見えてきませんか?

実際、「でんでらりゅうば」の歌詞は謎めいているところがあるので、これが正しいかもしれません。

みんなもコラレラ錬剣!

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