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異常成人男性、ナガシマスパーランドへ行く

hololive CITY'24って催しで、三重県はナガシマスパーランドにそらちゃんのコラボアトラクションが配置されたんだそうだ。
ということで行くことにした。そういう話だ。
この記事はアホなオタクのノープラン弾丸旅行を「コイツホンマモンのアホwww」とゲラゲラ笑うのを目的にしている。
お前らは俺のようにはなるな(cf. ヨンム・カークス)。

事前準備編

コラボの期日が2024/10/14(月)、遠征を思い至ったのが10/06……この時点で最高にアホ。旅行ってもっと計画練ってやるやつだから。
とりあえず12日(土)に出発、現地の宿で1泊して13日(日)にナガスパ満喫して夕刻に帰るかーみたいなざっくり想定。

とりあえず足の確保が必要なので、飛行機を探す(セントレア踏んでみたかったので)……ない! 正確には、行きの便はあるけど帰りが確保できない!
というか、今はネットでサクッと飛行機の座席取れるんね。良い時代だ。
というわけで新幹線で行くことに。なんや飛行機より安いやん。最初から陸路で行けばよかったんや!
新幹線も今やネットで席予約できる時代。大変ありがたい。
1人席だと流石に確保も簡単らしく、予約自体は簡単に取れそう。

ここまで考えたところで宿の確保を先にすべきことに気付く。遅い。
最近は宿もネットで取れる時代……なんだけど、ザラっと見た感じ12日泊は全滅状態。旅館的サービスとか全然求めてないから最早東横インとかでいいんだけどと思って探すもこちらも全滅。
終わった……新幹線で2時間ぐらいで行けるような場所なのに……寝泊りできなきゃ流石に行けない……野宿できるような装備はないし……
……待てよ、2時間程度で行けるなら日帰り旅行できねぇ?

というわけで、9時ごろ出発して19時頃に帰路に付く想定で座席探し。
うーん、ある。スマートEXは便利だな!!
そもそもナガスパの閉園時刻が17時だし、物販行って白鯨乗ったら任務完了だろってことで、あまり長居する必要もない。
あらゆるサイドイベントを切り捨て、最短・最速でスマートに目的を達成する、これぞ機能美ですよ。
というわけで電車の席だけ用意して準備完了。あとは当日までコンディション維持すればOK。

現地到着までのあれこれ

新幹線に乗ること自体は別に初めてでも何でもないが、切符無しで乗車ってのは流石に初めて。
スマートEXは交通系ICカードの固有番号に乗車情報を紐づけしてくれるので、マジでネットで申込したら新幹線用の改札通るだけで済む。
トラブるかと思って結構早めに出発したら、拍子抜けするほどあっさり改札通れて乗車票吐かれたんでマジで便利。
俺の知らない間に時代は進んでるんだな。

東京~名古屋間は概ね2時間。ちょろっと腹ごしらえして一眠りしたらすぐよ。
こういう時は日本の治安の良さはありがたいね。一人旅だと盗難とか気を付けるべきなんだろうけど、なあなあで何とかなる。

というわけで到着。

なんでここまで来た???

「いやだってナガシマスパーランドなんだから長島駅が一番近いやん?」
「距離は近ぇけど名古屋駅から出てるバスに乗れよ」
「……まぁまぁ駅だしバスとかタクシーとかあるっしょ?」
「バスも! タクシーも!! そうそう来ねえよ!!!」

いやぁ行きのアクセスをもっと調べておくべきだったね。
いやむしろなんでソコ注意しなかったんだっていうね。
というわけで灰君考えました。こっからナガスパ行くルートを。

ほら歩いて行けるじゃん

馬鹿なのか??? いやホンマモンのバカだわ……
マジでね、皆は歩いて行こうとか思わないようにね。
大人しく名古屋駅に引き返して高速バス乗った方が200%早いから。
差っ引きで1000円未満の運賃浮かすために2時間歩くとか正気の沙汰じゃない。

当日の長良川

そういうわけで、長良川沿いに下りつつ長島の景色を楽しむ異常成人男性が爆誕してしまった。
ここ歩行者の通り道ではないなって場所を何度も通ることになったので、頭のネジが数本抜けてる自覚のある人以外にはオススメしない。

なばなの里を超えて見晴らしが良くなった辺りで、遠くにジェットコースターの構造物が見えるんだよね。
位置的にナガスパ、大きさ的に白鯨だろうと踏んで、あとはひたすら歩くだけという感じ。
まぁ心が折れなければ負けじゃないんでね。日帰りの身軽さがなかったら絶対折れてたと思うけど。

あと秋口なのにも関わらずめっちゃ日焼けした。
基本的に一方向にしか向かないから、太陽光当たる箇所が変わらずに2時間焼けることになるんよね。
帰って左右の手の甲の色が全然違ってビビったし、何なら鼻の頭が真っ赤だったわ。
夏じゃなくても日焼け止めは塗った方がいいぞ。屋外に1時間以上留まるつもりならな。

現着から帰宅まで

入ってすぐの撮影スポット

もう現地着いた時には脚は限界超えてたけど、園内は休憩所多めで回復にはもってこいだった。
恐らく子連れの親御様に向けた配慮が、ぼっち入園アタオカおじさんに沁みる。俺は一体何をしてるんだろうな……
そしてノベルティ付き入園券もちゃんと買えた。ホクホクだぜ。

肉巻きおにぎりと唐揚げでサクッと昼食を済ませ、物販会場へ向かう。
そらちゃんソロのクリアファイルは売り切れてたが、アクスタと0期生セットのミニアクスタ・クリアファイルは買えたので概ねヨシ!!
缶バッジとクリアカードも売り切れてたが、ランダムグッズは基本あんま買わないからねぇ……
まぁ売れ行きすごいのは良い事よ。ちゃんと金になると思ってくれれば、次回開催も望めるってモンだ。

目当てのグッズを手に入れたら……白鯨だ!! 行くぞうおおおおおおおおおおおおおおお!!!
ジェットコースターとか何年ぶりよ。そもそも遊園地的ロケーション足運ぶのが……いやもう十年じゃ効かんしょ。
富士急のドドンパに乗ったのいつだっけ……多分それより後だとディズニーのセンターオブジアースかタワーオブテラーかビッグサンダーマウンテンぐらいじゃない……?
まぁ大丈夫っしょ。好んでやらないけどホラゲはできなくはないし、ビビリな自覚もないし。

白鯨前のそらちゃんパネル

待機列ではそらちゃんのアナウンスが流れたり、エレクトリカル・サーフィンスタースタースタートが流れたりするので、優先チケットは買わないである意味正解だったかも。
声音はおおよそホロライブ公式から出るボイスのよそゆきのそら。たまに聞くと「そういえばそらちゃんこんな声も出せたな」ってなるやつ。

白鯨に手荷物持ち込み不可なのはTLに流れてた情報で知っているので、一応程度に持ってきたメガネケースが日の目を浴びた。
荷物預入用のロッカーも大きめで、物販で貰ったショッパーをそのまま入れられたので大変ありがたかったね。
そして搭乗! GO!! 体感10秒!!!
クッソ速い
。すごーい! はやーい!! たのしーー!!!って叫んでたら終わった。
自由落下時の浮遊感はそんな得意じゃなかった記憶があるんだけど、白鯨は向きと速さの問題なのか「猛スピードで前進している」感覚が強い。
かなーりスリリングなので、心臓の弱い人は回れ右やね。スタッフのお兄さんも「スチールドラゴンよりすごいです」って言ってたし、多分ナガスパでは白鯨が最強でしょう。

というわけでそらちゃんに絶叫を奉納したので帰路に就く。
メインの目的は全部達成したし、長居は無用よ。
帰りは名古屋駅直通バスに乗ってたったの30分! 文明の利器は最高だな!!
名古屋駅では適当に時間潰して帰りの新幹線乗って帰宅。お疲れ様でしたー

振り返り

目的地を絞れば日帰り旅行は全然行ける。まぁ旅行の楽しみというのは少なからず犠牲になっているのかもしれないが、明確な目的があるなら選択肢にはなる。オタクの旅行に「ついでに」は存在しない。
服装は「脱ぎやすい厚着」か「薄着で上着を持ってく」が調整利きやすいかな。俺は今回後者で、手荷物の中に上着仕込んでた。結果的には不要だったが。
一応傘も持ってったけど、これも使わんかったな。23区内への遠征とかでコンビニでの買い物が期待できるなら不要な荷物かも。必要になったら現地で買う、ができるものは置いてってもいいかもね。
あとあれ、モバイルバッテリーが必要です現代人は。俺も持ってったけど、ケーブルの方が死んでたから、出立前に両方チェックできると吉。
そして何より、遠出の予定は早めに立てて予約しよう! そしたらこんなカスみたいなことしなくて済むから!!


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BurnedAsh@灰
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