見出し画像

ハイペース

急遽集められた体育館での緊急集会

先生が舞台に上がり話し始めた
先生:はい、えー、集会をしたのは
生徒会長からの話があるからだ

全員の頭に?が浮かぶ中

「生徒会長の井上和です」

美貌、頭脳、運動神経によって駆け上がった
井上和の人気は凄まじいもので

「ふー!」「おー!」「可愛いー!」
ザワいついていた

和:静かにして

和:集めた理由は1つ、昨日私を男の人から
助けてくれた男子を探すため

和:この学校の制服だったのは確認してる
でも顔が見えなかった、名乗り出て

静寂な体育館に
男子1:俺!

男子2:いや、俺だって


次々と出てくる中
和:嘘なら絶対許さないけど、いいの?

男子1:何でもないです、、、

男子2:間違いでした

和:そう、それで誰?

シーン
和:出てこないならこのまま続くけどいいの?

座っている中の1人
〇〇:(言わないならバレないし、このままだな)

和は舞台から降りてある列の近くを歩いていた

〇〇:(ん?近づいてきてね)

和:〇〇君、腕のボタンどうしたの?

〇〇:え、あ、洗濯で外れたんだよね

和:拳に血ついてるけど、なんで?

〇〇:ガチ?
拳を見るが血は全く付いてなかった

和:あれれ?何でそんなに焦ってるの笑?

〇〇:、、、別に

和はしゃがんで耳元へ
和:今認めればこれ以上の追求は辞めてあげる
もし認めないなら今ここで言う

天使の笑顔と言われているはずたが
〇〇には悪魔の笑顔にしか見えなかった

〇〇:、、、俺だよ

和:そうだよね笑、だって財布落としてたもん

〇〇:あそこで落としたのか

和:集会終わったら保健室ね

〇〇:、、、

和:返事は?

〇〇:分かったよ

その後、集会はすぐに終わり保健室に行った
ガラガラ
和:鍵閉めて?

ガチャン
〇〇:何だよ

和:話したかったのにすぐにどっか
言ったからさ、ここなら逃げられないし

和は〇〇に近づき
和:ねぇ、付き合わない?

〇〇:は?いやいや、無理だろ

和:何で?

〇〇:順序があるだろ

和:じゃあ一気済まそう

恋人繋ぎをしながら顔を近づけてきた
和:顔赤いけど、恥ずかしいの?

〇〇:うるせ、離せよ

和:手は繋いだから、次はハグだね

〇〇:勝手にすs

上目遣いで
和:お願い本気で好きなの、強引かも
しれないけどこれでしか伝えれないと思って

〇〇:、、、

和:じゃ、〇〇から来て?

恥ずかしながらも
〇〇:ん、

和:耳赤いじゃん笑、照れてる笑

お互いの心臓の鼓動の音しか聞こえなかった
和:つ、次は何//?

〇〇:それは井上が決める事だろ

和:井上ってやだ

〇〇:な、和

和:照れてるの可愛い笑

〇〇をソファに押し倒すと
和:全部私からじゃん//

〇〇:ん//


キスを終えると
和:近いね

〇〇:、、、そうだな

和が〇〇の服のボタンに手をかけたタイミングで
カシャ  パシャ  パシャ
音の方を見ると、写真部がドアの隙間から
撮っていた

〇〇:、、、は?

和:え?

写真部1:やば、バレたぞ

写真部2:けど、大ニュースだ!広めろ広めろ!

15分後には
記事ができ、あちこちに貼られたが
生徒会(生徒会長)の権力が使われすぐに
取り外され、写真部は半年の部活停止が
命じられた


ハレンチなどを言われたが、言った生徒は
転校して行ったので誰も言わなくなった


そのままのハイペースで2人がとんでもない
速さで幸せを手に入れたのはまた別の話


endddddddd

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?