あおさんの学校について
あおさんの小学校は、1年生から全学年、
「共同担任制・専任教科制」
という、日本ではとても特殊なスタイルで何十年も運用されています。
そう。何を隠そう(何一つ隠してないがw)、私が私立受験を選んだのは、この制度のため!
文科省が声を大にして言ってるこれからの子どもたちの教育の方針を簡単に言うと、一人ひとりの個性を尊重して、自分の意見を言いつつ他人の意見を受け止められる多様性を身につけていく……のですよね??
って考えた時に、1人の先生が数十人もの子どもたちを1度に見るなんて、どーぉ考えても目的の実現は無理じゃない?って思いまして、そのギャップを埋められる教育制度を調べていた時に出会った学校なのですね。
なので、娘の学校は、1クラス約40名、合計2クラス。その2クラスを、担任の先生3〜4人で見るスタイルなんです。
先生は、基本的に各学年「国語」「算数」の専科の先生が含まれ、また性別も男女入り交じります。そして、ベテランと新人に近い先生も入り交じります。
子どもたち目線から見ても、合う先生と合わない先生はいる訳ですよ。
なので、複数いるということは、好きな先生に合う確率も増えるし、とにかく
選択肢がある
ということが、親子にとっての何よりの保険なんです。
先生も、複数で見ることにより、業務分担もしやすいし情報共有もしやすい。
そして専科の先生が各教科を受け持つことで、クラスごとの授業の進捗が揃うので、学年での全体イベントもやりやすい。
まぁ、そんないい事づくめなシステムなんです。(先生側にはデメリットもそれなりにあるようですが、親子側にはほぼノーデメリットです)
少しずつですが、公立でも同じシステムを導入し始めているので、もっともっとスピードを上げて、どんどん進めて欲しい施策の一つですね。
先生達の負荷を下げ、子どもたちに余裕を持って対応することで、子供たちへの体罰も無くなってくるでしょう。
日本が働きすぎなのは、どこかに依りすぎてるんですよね。もっと柔軟に、出来ないことを頑張らず、できる人にお願い出来るシステムを作っていけたらみんなハッピーですよね!