進撃の巨人を愉しむ♯5

今回は

８３０年　始祖奪還計画

パラディ島の侵攻を企てていたマーレがついに「始祖の巨人」奪還計画を発表。

８３２年　ジーク・イェーガーが両親を密告

ジーク・イェーガーが先代獣の巨人トム・クサヴァーと出会う。そしてトムの助言に従いジークは両親をエルディア復権派とマーレ政府に密告。その後は祖父、祖母と暮らす。

ここには、３代にわたる親子の関係が見えてくる。ジークと父親グリシャ、グリシャと祖父との関係。

ますは、グリシャと祖父。祖父は厳格にマーレに従順。自分の置かれた状況を受け止め生きている。祖父はマーレ政府側の考えの人間。

しかし、ジークの父グリシャはマーレ政府の思想に不満を持っている。この３代にわたる思想のずれ

マーレ側思想（祖父）

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エルディア復権派（グリシャ）

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マーレ側思想（ジーク）

親が子を自らの思想に染め上げる罪深さを　

子（ジーク）と向き合うことができていたのか？　　　

子育て、親子関係の難しさを表している。親が子供に対して厳しければ子供は反発したくなる。子育ては難しい。

ジークの密告により、グリシャやダイナを筆頭とした「エルディア復権派」はパラディ島（楽園送り）に送られダイナ等は無垢の巨人に。グリシャはエレン・クルーガーから

進撃の巨人

の力を引き継ぐ。いついかなる時代においても自由を求めて進み続けた、自由のために戦った。ついに主人公に繋がる巨人の登場。

ウォールマリア付近でキース・シャーディスに発見される。そこから2人の関係はさりげなく何度か登場する。

伏線だらけ、いろんなことが絡み合い重なり合いながら話が進んでいく。ちょっとした発言やさりげなく映った物など。後を知った後でアニメを見直すとより深く楽しめます。