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高円寺の狂犬 〜双子の生活29〜

2024年2月1日

現在『双子の生活』シリーズを連載中だが、謎の進展があった。
この連載の主人公とも言える兄・PNRAがnoteを開設したのだ。なんで?

なにか彼の魂を震わせてしまったらしい。
うちのような企画連載はしないようだが、双子の生活兄目線も時折垣間見えるだろう。熱心な読者はこちらも要チェックだ。
もちろん同人サークルEIMEとしての我々を評価してくださっている方々(居るか分かりませんが居たらありがとうございます)も要チェック。


閑話休題


2024年1月31日

しばらく髪を切っていなかった。
理由は簡単、引越し作業でそれどころではなかったからだ。今後の記事も同じ理由で何かを書くでしょう。その際はよろしくお願いします。(何を?)


急な自撮り

これより長くしてる時代もあるにはある。だがもうロン毛はしんどい。だって前髪減ってきたのがロン毛だと強調されるから。今の俺はそよ風が吹く度に必死で前髪を調節している。

ハゲたらハゲたで潔くスキンヘッドにしたらいい。
昔はそう言っていた。でも今は必死で頭皮に優しいシャンプーとリアップに金をつぎ込んでいる。人の覚悟なんてものは簡単にへし折られる。

とにかく今の状態そのままなのはよくない。休みだから切りに行く。

………………
…………
……

予約の時間までまだある。
車校に通う彼女が空きコマの時間つぶしに苦心しているので、寝ずに話をしよう。でもその間ベッドの上にでも居たら間違いなく寝落ちする。近所に行きたいと思っていた喫茶店があるから、そこでコーヒーを飲みながらLINEを返そう。



最近これが多いんですよ。




ひと月ぶりの高円寺

仕方なく美容室のある高円寺へ早めに向かった。
落ち着いて考えたら、退去完了日から一度も訪れていなかった高円寺。その喧騒は記憶のままそこにあった。


ドトール珈琲店

引っ越す数ヶ月前にオープンしたドトール珈琲店。
ドトールコーヒーの上位互換店舗であり、通常のドトールより高めの値段設定で、最近少しずつ展開し始めているらしい。

安酒に群がる高円寺民にこんなコンセプトの喫茶店が根付くわけが無い。当時はそう思っていたのに、蓋を開ければいつ行っても大盛況だ。俺は多分マーケティングに向いていない(EIMEの運営でもなんとなく自覚はしていた)。

………………
…………
……

高円寺は古着とサブカルの街と見せかけてひっそりと美容室激戦区である。
今調べたら「高円寺のオススメ美容室30選」という記事も出てきた。30も候補出して選びましたなんて胸を張るんじゃない。

とにかくそのぐらい多く、その分安くて腕のいい美容室がひしめいているのだ。色々通ってここだと決めた行きつけの美容室もある。引っ越してからも髪を切る時だけは高円寺へ行こうと密かに決めていた。

2年ぐらい前からずっと通っている店『&』に入店。
腕が良く、高くなく、適度な距離感の接客。毎回写真を撮ってくれるから次切る時の指示もしやすい。そしてドリンクとロータスのビスケットが出てくる。文句なしだ。

すぐにカットが終わり、会計して外に出る。バッサリ切ったから気持ちいい。

「切る前の半分ぐらいの(頭の)サイズになりましたね!」
そうですねと反射で返したが、半分になるわけないだろ。もしかしてギャグだった?ギャグを潰してごめんなさい。


自撮りしてみて愕然とした。
既視感がすごすぎた。
だってこれ真島の兄さんじゃん!


『龍が如く5』より真島吾朗

いや……全然アリなんだけどね。
真島の兄さんみたいになってアリと思えるぐらいには歳食ったんだなって、そう思ったんです。

そういうのふと寂しくなりません?
俺エヴァ見始めた時シンジくんと同い年だったんですよ。あと半年で遂にリツコさんの年齢越えてしまうんですよ。髪の毛だけで言えばあと5年もすればシンエヴァの冬月先生になってしまうんですよ。頼むリアップなんとかしてくれ。

そういえば前はシャンプーの時頭皮マッサージしてくれたけど、最近されていないな。
もう無理ってことなのかもしれない。

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