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〈第46歩〉言えなかったこと
こんばんは。精神科医と写真家の二足歩行、今日で46歩目の『BURARI|ぶらり』です。いかがお過ごしでしょうか。「車はまっすぐ停めなさい。」という祖母の言葉が妙にしっくりきた、今日でした。
今日のぽつり
一歩前で話したことをまた考えてみたんです。目的とは言ってみたものの、行き着く先がそれぞれの生き方の答えとすると、それにルールや正解あるいは方法に際限はなく、命尽き果ててようやく他の誰かに見出してもらえる程度のものなのかと思いました。
話は飛躍しますが、つまり、自分が良い!と思ったものは他の誰かの目に触れるよう表出・表現することも大事だということでして、決して目的が定ってないからといって何もかも無下にしないようにしたいですね。
言えなかったこと
皆さんらこれまで言えなかったことは人生の中で幾つあるでしょうか。
言いたくても、恥ずかしくて、怒らせないように、悲しませないように。いろんな理由で飲み込んできた言葉があると思います。
今回は僕の言えなかったことをひとつ。
友人と遊びに出かけた日のこと。少し前の予定が詰まっていたので急いで準備をして家を出たのですが、友人と出会って真っ先に言われた言葉が、
「肌、めっちゃ綺麗でうらやましいわ。」
でした。
確かに中学・高校生と肌荒れに悩んできた(今も悩んでいると言えば悩んでるけど笑)から頑張って美容に気を遣ってきたのもあり少し自信もついてきてはいた時でしたから、そう言われると否定するのも変だなってので「ありがとう、嬉しい。」なんて返していました。
しかし、この時だけはそう言われる理由が違っていたのです。それは出発前に美容液をヒタヒタに顔に塗りたくっていたからです。
おそらくいつもよりもテカテカで光り輝いていただけだと思いましたが、恥ずかしさもあって言えませんでした。でも言ってもウケてたかと思うと惜しいことをしたと思いました。
次同じシチュエーションがあったら言おうと決めています。
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では、また。
Profile
BURARI|ぶらり(28) 1995年生まれ。
香川県在住。 精神科医と写真家の二足歩行タイプの生き物。そのくせおしゃべりが好きで、ゆえにnoteを始めてしまう。近日中には音声配信まで開始となる可能性も秘めているとのこと。
医業や写真、カメラのこと、あるいは日常のことを気ままに落とし込んでいくスタイルで、他人の頭の中を読み漁ってみたい方にはうってつけの場所作りを心がけている。さらにnoteやInstagramをフォローいただけるといち早く読み漁ることができる、らしい。