〈第3歩〉もし無人島にひとつ持っていくとしたら
こんばんは。精神科医と写真家の二足歩行、今日で3歩目の『BURARI|ぶらり』です。いかがお過ごしでしょうか。noteでの一人称を、私か、僕か、俺か、で非常に悩んでいる今日この頃の小生です。
今日のぽつり
旅行先のレンタカーにETCカードを装備し、意気揚々と駆け回っていた数日前が懐かしくなるくらい、今日は自家用車にETCカードを差し込むのを忘れてゲートを突き破りかけました。高速道路通行券ってこんなにも横長なんだね。気をつけましょう。
後ずさりして。
お題っていうほどお題ではないけど、昨日の〈いや、いいんだけどさ。〉シリーズってすぐにネタが集まりそうだなと、今日ふと思ったのでまたひとつ。
フィルムカメラ使ってる人はちょっと分かってくれるかもしれないんだけど、空港の保安検査場の1枚撮ってくださいのあれ。これは絶妙なラインをついた〈いや、いいんだけどさ。〉な気がしてます。
フィルムカメラ使ってないよとかの人に簡単に説明すると、フィルムってX線で感光しちゃうらしく保安検査場では基本X線を通さないオープンチェックなるものにしてもらってます。写ルンですをイメージしてくれてもいいんだけど、カメラの中にまだ撮り終えてないフィルムがあると「保安検査場が写らない形で1枚シャッターを切ってもらえますか。」って言われるんです。
はい、それです。
1枚シャッターを切って何がわかると言うのか、未だに僕は分かっておらず。ちなみに調べてもいないので本当に分からないままなんです。液体が水であるかどうかだったら実際飲んでみてでも分かるような気はしますが、一体何をさせられてるんだろうと思うときがあります。
大抵は僕はその一枚をもったいないと思ってしまう傾向にあるので、基本フィルムは枚数撮り終えて外に出し、カメラの中は空の状態にしておくことが多いです。でもごく稀にフィルムが残っていて、それでも通らないといけない時があります。もちろん指示通りにシャッターを切るのですが、何か面白いものでも撮れないかと、開放(カメラ用語)にしてシャッタースピードもブレブレでとりあえず明るいところめがけてシャッターを切る、そんな普段はしない遊びをしてます。フィルムカメラを使ってる皆さんはどうしてるのでしょう?
最後によろしいでしょうか。
フィルムカメラを通す人たちだけのためにコストを割くことはできないこと承知で言います。その『不可解なワンショット』のために、保安検査場の足元にご当地感のあるイラストを施しておくのはいかがでしょうか。香川県であればとびっきり可愛い『ヤドン』か、常軌を逸した『うどん脳』か。
そんな大好きなフィルムカメラの話はまたどこかで。でも今ひとつ言えることは、もし無人島にひとつ持っていくとしたら、二眼レフカメラ“Rolleiflex2.8f”が暫定一位かなと思ってます。その理由もまたどこかで。
では、また。