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〈第27歩〉医学部生時代のアルバイト教えて-Q-

こんばんは。精神科医と写真家の二足歩行、今日で27歩目の『BURARI|ぶらり』です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ユニバーサルスタジオジャパンのレストランのひとつ、メルズ・ドライブインの前にあった車がこの間行ったら無くなってたな。ハロウィンでゾンビが車の上で好き放題飛び跳ねすぎたのかな?

Kodak portra 400

今日のぽつり

明日から2日間で中国・四国精神神経/精神保健学会が香川県で開催されるけど、専門医の取得には学会発表要件があるから香川県で発表できるのは個人的にありがたいな、なんて思ってます。

医学部生時代のアルバイト教えて-Q-

ケーキ屋さん

香川県のケーキ屋さん。「時給がまあまあ良くて。」「実は・・・。」みたいな囁きで大学の部活の同期の女の子に唆されて、それならと面接に受けたことを今でも覚えています。

採用担当が男の人だったのですが、これまで男性を採用したことがなかったのか「エプロンと頭巾が赤色しかなくてね。」なんて言われて。さすがに「僕、着ます!つけます!」とは言えなくてモジモジしてたわけですが、、でも採用担当が良い人で「黒エプロン用意するね。」と言われて、その日のうちに採用が決まったわけです。

こうして念願?のケーキ屋さんの店員になったわけですが、それはそれは楽しかった。

なんとなくケーキの名前を覚えることができて、スイーツに詳しくなったり。「あなたのファンです。」と、毎週木曜日にシュークリーム買いに来てくれるおばちゃまがいたり。ケーキを上手にトングで掴めるようになったり。

けど迷惑もたくさんかけたんです、これがまた。

その時は仕事の効率なんてろくに考えもしなかったから、自分だけ作業効率が悪くて忙しいクリスマスシーズンは周りの人にしわ寄せ喰らわせてたと思います。細かいかもだけど、一向にのし袋で上手く包めない。一向にケーキにのせるチョコレートプレートの文字が上手くならない。もっと積極的に練習させてもらってたらなと思います。
ちょっと口悪く言うと僕は無能だったと思うから今では申し訳なさもあって、店長とかに合わせる顔がないと思ってて挨拶ができてないです。
「店長!今ならもう少しまともな仕事っぷり発揮できるかと思います!!」、なんて。

そして、最後にちょっとした思い出話も。
脳腫瘍摘出後に状態も悪かった祖母が車椅子で父に連れられてお店に来てくれて、もう食べられもしないのにショートケーキを1個買ってくれたことがあります。その時は他の職場の人もいる中だったこともあり恥ずかしくて、半ばおざなりの会計をしてしまったなと思います。今は祖母も他界して数年になりますが、今思い返せば祖母には特別な後悔を抱いたことが2つあり、1つがこの時だったと思います。

もうひとつはどこかの機会で話すこともあるかも、ですね。

Kodak GOLD 200

では、また。

Profile
BURARI|ぶらり(28)

1995年生まれ。香川県在住。

精神科医と写真家の二足歩行タイプの生き物。そのくせおしゃべりが好きで、ゆえにnoteを始めてしまう。近日中には音声配信まで開始となる可能性も秘めているとのこと。

医業や写真、カメラのこと、あるいは日常のことを気ままに落とし込んでいくスタイルで、他人の頭の中を読み漁ってみたい方にはうってつけの場所作りを心がけている。さらにnoteやInstagramをフォローいただけるといち早く読み漁ることができる、らしい。


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