広域フォトグラメトリに最適なカメラとレンズとは?(個人的な考察)
写真から3Dモデルを作成する広域フォトグラメトリは、魅力的な技術ですが、機材の選択が難しいですよね。今回は、下記の4つの撮影データを用いて、それぞれの特徴を比べながら、広域フォトグラメトリに適したカメラ、レンズを考えてみました。
(今回は作業時間の都合でjpg撮影、モデル作成後、HDRIによるライト設定のみ。となっています。色については後からの調整が可能なのでどの機材も遜色ないものになります)
まず、結論からいうと、写真の解像度は品質に非常に大きい影響を与えました。レンズによる違いは多少はありますが、そこまで大きいものではないように感じます。
歩き回って大量の撮影をすることを考えると、画質優先の重いレンズよりも軽いレンズの方が適していて、広域フォトグラメトリの場合は、できる限り広角レンズ。個人的には10mmでも全く問題ない良い結果が得られたと感じています。
今後は、10mmを中心に撮影するつもりです。
下記は、実際に作成したモデルをレンダリングしたものてす。
Sony α7R5
Sigma 17mm F4 DG DN | Contemporary
Sony α7R5
フォクトレンダー Heliar-Hyper Wide 10mm
Sony α7R5
Sigma 17mm F4 DG DN (3840*2160(4K動画切り出し)
Lumix S5
Sigma 14-24mm F2.8 DG DN | Art 14mmで撮影
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