前職を辞めて1年ちょい、やっと私のしたいことを見つけられた気がするってみんなに伝えてみたくなった
「退職者 Advent Calendar 2019」の記事なんですが本当おそくなってごめwwwwはっはっwwwwwごめ...
結論から書くと1年前より自分のしたいことできてるよ、だからこんな取り組みをします!向き合ってくれたいろいろな方へありがとうございましたこれからもよろしくです!という感じです。よくある退職エントリーとは少し毛色が違うかもかも
入社後、楽しくも感じ続けていた違和感
リファラル採用で入社、チームミッションはざっくり言うと自社のエンジニアリング組織を強くすることでした
既にあるスキルを評価してもらい紹介により入社させてもらったので、既に能力を持っていることに関しては任せてもらい、それとは別に新しいチャレンジもバンバン降ってきてとても刺激的な毎日でした
その当時会社はすでに大きくて、あたりまえに毎日知らない人と会って話して、仕事も人も楽しくて明るくて、好きでした
ですが、入社して1ヶ月たった頃の土日にゆっくりお風呂に入ったとき「私はきっと1年後にはここにいないだろうなあ」とふと認識しました
言語化できない「合わなさ」を感じながら働いていたら、2ヶ月間ずっと微熱が下がらなくなっていました
診断は適応障害でした
「したいことが無いなら、辞めた方があなたにとって良いかもね」
当時のメンターから1on1でもらった言葉です
したいことなんかそもそも私にあったのだろうか?どこならしたいことができるの?したいことなんかないのに?
当時の私は混乱してしまいました
「がんばって熱を下げて、がんばって働いて、がんばって苦手な仕事もして、がんばって笑顔で、がんばって発言して...」そう思っていたときに「辞める」という選択肢が生まれて、頭が空っぽになってしまいました
微熱も下がらず、「辞めたほうがいいと言われ、ここでしたいこともないので納得している」と他人の言葉を使って納得した風に退職しました
※その時は「不安定な時になんてこと言うんだ。。。つらい。。。」と思ったけど、いまでは私と向き合おうとしてくれたから言ってもらえた言葉だったと感じるので感謝の気持ちしかありません。あのとき混乱してしまって相手の目を見ることもできなかった気がする。いまでも本当に不出来なメンティーだったと思う...
退職後、元気を取り戻す方法を考える
心を復活させるためには3ヶ月ほどの休息が必要でした
「したいことが無いなら、辞めた方があなたにとって良いかもね」という言葉はずっとのしかかっていて、したいことが無いと認識する事が苦しかったです
したいことも無い、自信もマイナス。そんな私が元気を取り戻すにはどうしたらいいだろう...
ふと、小学校に行けなくなってしまった時に元気を取り戻した方法があった事を思い出しました。学校嫌いで休みがちで友達も少ない割と華やかではない学校生活を送っていた私に、少しの自信を与えてくれたのは先生でも同級生でもなくパソコンの向こうの友達でした
パソコンの楽しさを考える
当時流行っていたコミュニティサイト「ふみコミュニティ」には学校行っていない子がたくさんいて、学校に行けていない間はその子達と「今日も学校行ってない」「うちもー」などとたわいもないチャットをしていました
仲良くなった子が「NARUTOのサスケが好き」というのでその子に向けてお絵かき掲示板でサスケの絵を描きました。するとその子が喜んでくれたので、その子以外に絵を褒めてくれた子からリクエストをもらって絵を描いてプレゼントすることを繰り返していきました。パソコンの向こうの友達は学校に行けなかった私の絵を褒めてくれて、受け入れてくれて、少しの自信をくれました(今では友達作る系サービスは終了してますありがとほんとありがとふみこ)
キラキラサイトに夢中だった学生時代。平成のインターネット文化が、私の働き方の原点になっている
いい歳してNARUTOの絵を描いてもしょうがないので、パソコンの楽しさを子供に伝えてみることにしました
子供向けプログラミング教室の講師として、パソコンの使い方やプログラミングを子供に伝えるアルバイトを始めました。もともと自分は頭が子供なので、子供と話すことは楽しくてたまらなかったです。「パソコンで絵を描いてプレゼントしたときに感じた楽しさの根底にあるものは何なんだろう?」と思いながら、とりあえず私の思うパソコンの楽しさを伝えはじめました
「先生のマネwww」っていいながら立ちながらプログラミングする生徒可愛すぎないですか??生徒の笑顔まじエンジェル
私のしたいことと出会う
ある日小5の生徒がScratchで作ったゲームを公開し、知らない人からのコメントにキャッキャ喜びながら返信をしているのをみました。コナン君がひらめいた時のように私の頭にイナズマらしきものが走りました。これだ
「自己表現して人と繋がる」この楽しさを伝えたかったんだと実感しました
私は生徒と一緒に手を叩いて喜びました
「私が自己表現の方法を伝え、その人が自己表現をして人と繋がりを作る」これが私のしたいことだ!と時間を経て納得しました
「自己表現して人と繋がる」ができる場所を作る
「自己表現して人と繋がる」を共感すると幸せになれるということがわかったので、アクションしていきます
無料のプログラミングサークルCoderDojo 渋谷をはじめます
第1回開催は2/8(土)14:00~18:00です
渋谷徒歩10分のあの青山学院大学青山キャンパスでの開催です!そしてそしてCoderDojo協賛企業さんとの春休みオフィスツアーのお話も進んでおりましてワクワク止まりません...!
青山学院大学にはNHK教育番組「Why!?プログラミング」プログラミング監修の阿部 和広先生がいらっしゃいます。どんなコラボテーションができるか考えてこちらもワクワクしています!!
大人も子供も大学生も教授もエンジニアもデザイナーもクリエイターもYouTuberも音楽家も、自己表現する人たちが繋がる、そんなハッピークリエイティブな場所にしたいです!表現だけでも、繋がるだけでも構いません
立ち寄るだけでもウェルカムなので是非きてください!
最後に
今は何をすると自分が幸せに感じるのかを考えながら仕事や趣味を選べています。ちょっとずつだけど成長してきたきがします。ゆっくりとだけど、私が私らしく生きられる方向にがんばって歩いていきます👩💻✨
とってもよろこびます