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個人メイカーを続ける意味について
はい、おはようございます。ボーノです。今日は森の中から配信をしています。鳥のさえずりや風の音が入るかもしれませんが、森の空気を感じてもらえたらうれしいです。
さて、昨日YouTubeで「新年度の企画、スマート○○(まるまる)を始めます」という話をアップしました。実は公開した直後から、何をやろうか具体的に考えていなかったことに気づいて、ちょっと後悔というか、頭を悩ませています。
新企画「スマートまるまる」と行き当たりばったりな私異文
私の場合、まずは「とりあえずやってみる」タイプで、後から内容を考えることが多いんです。昔の上司にも「もっと思慮深くなってほしい」とよく言われたのですが、それができれば苦労しませんよね(笑)。
行き当たりばったりの結果、失敗や落ち込むことも多かったけれど、良いこともありました。YouTubeのチャンネル登録者が4万人を超えたことも、その一つの大きな成果だと思っています。もう41歳にもなって、簡単には変われませんし、この“先が読めない楽しさ”を大切にしたいです。
というわけで、新しく始めた「スマートまるまる」も、現時点ではまったく先が見えていません。でも、このまま力が続く限りやってみようと思います。
個人メーカーは稼げるのか? 〜電子工作がもたらす人生の豊かさ〜
ここで、ずっと話したかった「個人メーカーは稼げるのか?」というテーマについて触れたいと思います。私が言う「メーカー」は、いわゆる電子工作やガジェットづくりのことです。
10年以上前、ArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボードが手軽に扱えるようになり、個人が自由に電子工作を楽しめる時代が到来しました。その頃から3Dプリンターも普及してきて、「個人で何でも作れる!」というワクワク感があったんです。私もファブスペースで1日利用料を払って機材を使うなど、ひたすら楽しんでいました。
しかし、当時の熱狂的な盛り上がりも徐々にトーンダウンして、私自身も子育てやコロナ禍などでしばらく離れていた時期がありました。その中で「電子工作を続ける意味はなんだろう?」と考えるようになったんです。
たどり着いた結論は、「電子工作はお金儲けの手段じゃない」ということ。もちろん書籍執筆やYouTube配信で少しは収益が出ますが、最大の魅力は「人生を豊かにしてくれる」ことにあると思います。自信をつけてくれたり、新しい仲間や出会いをもたらしてくれたり、何より世界を広げてくれる。だから私は、電子工作そのものが持つ価値を、もっといろんな人に伝えたいんです。
そんな思いから「電子工作で人生豊かにするラボ」というコミュニティを立ち上げました。実際にアンケートをとったところ、「電子工作でお金を稼ぐよりも、自分の人生を豊かにすることに興味がある」という人が思った以上に多くて驚きました。生成AIが進化し、人間がより“人間らしいこと”にフォーカスする時代だからこそ、ものづくりの価値も高まっているんじゃないかと感じています。
新しい挑戦
最後にちょっとだけ。私はいつも噛み噛みトークなんです。頭の中ではフルスピードで考えているんですが、録音を聞き返すと妙に間があったり、言い回しが雑だったり。朝は特に口がうまく回らないので、いつも以上に大変です。でも「撮り続けていけば慣れるかな」と気長に続けています。
締めのあいさつも、今は模索中で、以前考えたフレーズをまた使っていこうかなと思っています。というわけで、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。人生は実験! これからも試行錯誤を楽しみながら頑張っていきます。
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