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40歳でキャリアチェンジを成功させた話
自己紹介とキャリアの背景
こんにちは、大野です。今回は「40歳でキャリアチェンジを成功させた話」をお届けします。私自身、40歳のときにキャリアチェンジを実現し、現在はAI系ベンチャー企業でITシステムエンジニアとして働いています。それまでは主に製造業でハードウェアエンジニアとして15年以上のキャリアを積んでいました。
最初の10年間は精密機器メーカーで電気エンジニアとして働き、回路設計やノイズ評価などに従事。その後、電気自動車のブームに惹かれて自動車メーカーに転職し、さらにキャリアを広げました。そして現在は、全く異なるITの世界で仕事をしています。
キャリアチェンジを決断した理由
コロナ禍と育休が与えた影響
キャリアチェンジを決断した背景には、コロナ禍と育休の経験が大きく影響しています。コロナ禍では、ハードウェアエンジニアという仕事特有の制約を痛感しました。物理的な作業が必要なため、リモートワークが難しく、現場に行かざるを得ない状況が続いたのです。これは家族の事情や感染リスクを考えると、大きなストレスとなりました。
一方で、1年間の育休期間中は、子育てを中心としながらも、自由な時間が増え、将来について深く考える時間が生まれました。この経験から、自分の性格やライフスタイルに合った仕事の選択を真剣に模索するようになりました。
社会とのつながりの必要性
育休中には、自由な時間と経済的な余裕がありながらも、社会との断絶を感じ、やる気を失う日々を経験しました。この状況から、自分が社会に貢献し、何かに没頭することで充実感を得られるタイプであることを再認識しました。その結果、新しい分野で社会に貢献する道を模索するようになりました。
IT業界への転身への挑戦
40歳という年齢の壁
IT業界は若手中心のイメージが強く、40歳での転身には不安がありました。しかし、自分の中で「やりたい」という気持ちが強かったため、まずは行動を起こしてみることにしました。
情報収集と行動の重要性
多くの企業にアプローチし、ベンチャー企業を中心に話を聞きました。その中で、ある企業から「ハードウェアエンジニアの経験を活かしつつ、ITの仕事に挑戦しないか」という提案を受けました。これが大きな転機となり、IT業界でのキャリアをスタートさせることができました。
キャリアチェンジ成功のポイント
行動力
キャリアチェンジを成功させるには、まず行動することが大切です。経験が少なくても、挑戦を続けることで道が開ける可能性があります。私の場合、初めてのIT関連の仕事に飛び込む際は、スキルに自信がなくても前向きに取り組みました。
情報発信の効果
普段からの情報発信も大きな助けになりました。自分の活動やスキルをYouTubeやSNSで発信することで、企業から注目され、面接の際に話題にしてもらえることが多かったのです。これが信頼感や好印象につながり、採用への大きな後押しとなりました。
最後に
40歳でのキャリアチェンジは決して簡単ではありませんが、行動力と情報発信を続けることで成功への道が開けます。焦らず腰を据えて取り組むことで、必ずチャンスは訪れるはずです。
同じようにキャリアチェンジを考えている方々の参考になれば幸いです。これからも一緒に頑張っていきましょう!
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