今の日本社会に足りていないのは"議論"ではないでしょうか?
皆さんは日頃から議論をしていますか?
言い方を変えると、世の中に蔓延る是とされる風潮や、自分や他人の価値観について疑問を持って、それを周りの人と話すことはありますか?
例えば、筆者は身近なところで言うと、「SDGs」や「コンプライアンス」に疑問があります。
SDGsの場合、頑張って持続可能な社会を継続しなくても、緩やかに衰退してやがて消滅する事を選ぶ方が幸せな社会もあるんじゃないか?
コンプライアンスの場合、言動の規制が高まったことで、今までコンプライアンスを違反していた人の負の感情は一体どこへ向かうんだろうか?
、などです。
皆さんは上記の筆者の考えについてどう思いますか?
筆者は、「SDGs」や「コンプライアンス」について反対はしていませんが、これらの思想を尊重する前に、良い点だけでなく考え得る負の側面について十分に議論が行われたのか疑問です。
話が少し逸れますが、"反証"という言葉があります。
ある仮定的事実や証拠が真実ではない事を、立証することです。
例えば、タバコは人間に害しかないと仮定します。
しかし、タバコを吸うことで、仕事に集中出来たり、他人に向かう恐れのあったストレスがタバコで解消されたり、メリットもあります。
よって、「タバコは害しかない」という事実は成り立ちません。
(もちろん仕事に集中したり、ストレスを解消する工夫は他に幾らでもあるので、筆者はタバコを勧めるつもりはありません。)
元の話に戻すと、要するに"議論"という反証に近い事を行なってから、私達の進む方向を決めた方がいいんじゃないでしょうか?
絶対正しいと信じて進んだ道が間違ってたなんてよくありますよね。
異なる考えを持った人の意見は、必ずしも私達の進みたい道を妨げるわけではなく、選んだ道に自信を与えてくれる、又は考え直すきっかけを与えてくれることの方が多いように思います。
(ちなみに筆者は、議論をする際に真っ向から対立するのではなく、異なる意見を持つ相手が何故そう思うのか深く聞く事を心掛けています。心に余裕のある時は…)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?