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イタリアPh.Dの記録:13-15ヶ月目「健康第一、故に寝坊は仕方ない」

Ciao!

学生を長く続けちゃ駄目だったな、と思わせる一番の理由は、未だに朝同じ時間に起きられないことです。

修士を出ても、博士になっても、得られる知識と失う常識は常に五分五分。

いったい俺はどの面下げて社会に出ていく気なんだ!


さて筆者の近況をお送りします。

10月の進級審査以降、研究は順調に進んでいて4月の学会で発表することが決まりました。発表の舞台は相変わらず、主戦場のミラノです。

修士の時も常に日本開催の国際学会を選ばされてきたのですが、指導教官は学生が自分のテリトリー外に行く事を恐れているんでしょうか?
それとも、自分が信頼されていないのかな? (^^;)


後は1月に、卒業に必要な最後の単位を取得しました!
12月初旬に課題を提出してから、担当教授とすれ違う度に「今週中に確認するよ!」って言われていて、やっと評価が返って来ました。
Che palleeee!!!!!! ⚽️⚽️

(ボールが二つという意味でございまして、何の事か分かった方はイタリア語の才能ありです!)


そんなこんなで一見順調でして、クリスマスと年末年始に両親とドイツ旅行行って来ました!
夏の帰国時は毎日英語の論文と睨めっこしていたので、Ph.Dを一年間してようやく訪れた純粋なバカンスに喜びはひとしおでした。

世界遺産の街ローテンブルク! カラフルな中世の街並みが可愛い


最後に今年の抱負を発表します。

ずばり「自分を律する」です。
12月に研究計画を、二年後の卒論発表を見据えて、上手く立てることが出来たので、自分を律して着実に計画を遂行します。朝同じ時間に起きるのは、冬が終わってから検討します。

加えて、「色んなイベントに参加する」です。
去年と比べると、授業に時間を割かなくて良い分自由な時間が多いので、サマースクールへの参加等、新たな知識の獲得に貪欲になります。早速、2月末にナポリで開催される3泊4日のセミナーに参加します。
(いきなりの有言実行流石ですね👏)


Ciao! 皆様もどうか体にお気をつけて、ご自愛くださいませ


毎年デザインの変わる、ミラノのガレリアのクリスマスツリー。
金持ちのセンスは難しいですね。後日、環境テロに遭いました。


ミラノのフィエラで12月初旬に毎年開かれる、食品と手芸工品のイベント。
イタリア中の地域と世界各国のブースが立ち並びます。


寮の友達と遊ぶひと時。寮に入ってから生活の充実度がうなぎ登りです。


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