マガジンのカバー画像

ミラノ工科大学Ph.Dの記録

16
ミラノ工科大学のPh.D.課程在学中に経験した、研究関連のイベントをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

イタリアPh.Dの記録: 16-21ヶ月目「時間が経つのあっという間すぎん?」

ご無沙汰しています。最後の更新から気付いたら半年も経っていました。 この半年は、元気だっ…

Chihiro Yoshii
2か月前
7

イタリアPh.Dの記録:13-15ヶ月目「健康第一、故に寝坊は仕方ない」

Ciao! 学生を長く続けちゃ駄目だったな、と思わせる一番の理由は、未だに朝同じ時間に起きら…

Chihiro Yoshii
8か月前
3

イタリアPh.Dの記録:11-12ヶ月目「イタリアでのPhDはこんな感じ」

イタリアのミラノ工科大学でPh.Dを始めて、遂に一年が経ちました。 ここ二ヶ月の頑張りで、な…

Chihiro Yoshii
11か月前
16

イタリアPh.Dの記録:10ヶ月目「研究テーマは決まっていなかった…!」

どうも、来月ある進級審査に怯えている筆者です。 理由はタイトルの通りです。 PhDを始めて10…

1

イタリアPh.Dの記録:6-9ヶ月目「この前立てた誓いは何処へ…」

お久しぶりです。 時間が過ぎるのはあっという間で、夏休みを利用した日本への一時帰国も2週…

5

イタリアPh.Dの記録:5ヶ月目「卒業に向けた意識改革」

こんにちは。 博士後期課程を始めてから早くも半年が経とうとしています。 早速、2023年3月を…

7

イタリアPh.Dの記録:4ヶ月目「研究テーマが決まった!」

おつかれさまです。 研究への関心が高まるにつれて、身近な芸術への感性が失われていく今日この頃です。 2022年11月にイタリアのミラノ工科大学でPh.D.(構造・コンクリート工学が専門)を始めて早4ヶ月が経ちました。以下が活動のまとめになります。 研究テーマの大枠の決定 学会論文の修正・最終版の投稿 梁要素(Beam element)を用いた構造解析の勉強。 文献調査(今月の記録:24本) 日本から来た友達とナポリ旅行 まず研究テーマについて、2月中旬に教授とミ

イタリアPh.Dの記録:3ヶ月目「新年、出だしは好調」

こんにちは、Ph.D.初心者です。 イタリアPh.D.の3ヶ月目(2023年1月)の様子をまとめました。 …

イタリアPh.Dの記録:2ヶ月目「今年の抱負は芸術を楽しみ心豊かに。」

明けましておめでとうございます。 ミラノでは新年から曇り空が続き、いまいち気分が盛り上が…

1

イタリアPh.Dの記録:1ヶ月目「読書の秋」

12月のミラノでは、早くも最低気温が0度を下回る日が出てきました。 鍋が恋しい季節です。 早…

1

ミラノ工科大学Ph.Dの出願書類で気をつけたこと

ミラノ工科大学のPh.D.出願時に自分が提出した書類は以下の通りです。 CV(語学能力、成績含…

4

博士進学を決めた理由

Ph.D.、またの名を博士後期課程、そこは学問の道を究めんと志す、ごく少数の未来ある若者が集…

2

イタリアPh.D.の選考プロセス

イタリアのPh.D.の選考プロセスを皆さんはご存知でしょうか? 知らない方が殆どだと思いますの…

1

なぜイタリアでPh.D.?

博士進学を決めた理由について、前回の記事で抽象的な内容を書きました。今回の記事では、イタリアを進学先に選んだ理由について、魅力と想定している困難を書きました。 (前回の記事) イタリアPh.D.の魅力1.生活費 イタリアはヨーロッパの中でも物価の安い国であり、日本の財団から日本円で奨学金を受給する場合、比較的生活にゆとりのある暮らしが出来ます。 海外でのPh.D.は、研究以外でも大変な時間が多いと思い、たまには外食や旅行をしてリフレッシュ出来る金銭的な余裕を求めました^