白文鳥おもち部屋⑦ もちトーク
我々中年夫婦の、朝の目覚め時間は早いものです。
そして、我が家で一番若い白文鳥おもちも、5時過ぎからチュンチュンと囀り始めます。
私達人間がある程度整ってから、ケージの扉を開けるのですが(それでもまだ6時前)、それまでの間ずっと、私達人間に呼びかけるおもち様。
起きたての可愛らしい囀りが、時間が経つにつれ、徐々に巻き舌っぽく変調します。
なんだか、やんちゃ覚えたての少年が
「はやくここから出さんか〜〜い!」
と訴えているようです。
おもちは、人だけではなく、電話に話しかけることを覚えたようです。
私はずっと自宅にいる身なので、スマホで通話する際はスピーカーを立ち上げているのですが、おもちはその音声にも反応する様になりました。
特に、夫や義母との通話時には、どこで何をしていようが、おもちは必ずスマホ目掛けて飛来します。
声で判別出来るんでしょうね。
キーキー言いながら画面をつつくのですが
いるはずなのに、どうしてここから出てこないんだ〜
なんて真剣に呼びかけているようです。
よって私の通話は、少し前から多重音声となりました。
私の夫は
毎晩必ず帰るコールをくれるのですが、その数分後に帰宅する、という事実を学習したのでしょう。
夫との通話の後、私と共に、おもちはソワソワしはじめます(本当です)。
自宅に近づく夫の車の音に反応し、リビングのドアをチラチラ警戒しながら、夫の帰りを待つのです。
そして、ドアが開いた瞬間、私をジャンプ台にし(たまに顔も蹴られます)、夫の身体に飛び込むおもち。
あのー、普段あなたのお世話をしているのは、この私なんですが…
話が変わりますが、つい最近、おもちのベッドを買い替え、そのついでにおもちゃも追加で購入しました。
minnne(ミンネ)というハンドメイドの作家さんの作品が販売されているサイトから、購入させていただきました。
小鳥用のベッドは、shyyno(シーノ)さんから
おもちゃは、Sirocco Rocco(シロッコロッコ)さんから購入させて頂きました。
ブランコとラタンボール(この写真にはありません)も、以前に同じ作家さんから購入させて頂きました。
ケージに設置すると、こんな感じになります。
こちらのサイトは、洋服やアクセサリー、そしてペット用品等も充実しており、本当に見ていて飽きません。
今回購入させていただいた鳥用ベッドもおもちゃも、S(文鳥など)、M(インコなど)、L(大きめの鳥)とサイズが分類されており、その細かい配慮が素晴らしいです。
何よりも、どれも可愛らしくて優しい色彩のものばかり。
少しづつこちらで買い集めていこうとおもっています。
某国から直輸入で我が家に届いたケージに、おもちゃも一緒に梱包されていたのですが(代理店を通さない形で直接自宅に届いたので、かなり驚きました)飾ってみると、なんだかそこだけ中華街のように賑やかになってしまいました。
じっと見ていると、おもちが肉まんに見えて来て面白かったのですが、どうも当のおもちはそのおもちゃが好みではなかった様で、ケージの中でも近づこうとしませんでした。
なので早々に取り外してしまったのですが、鳥にもインテリアの好みはあるようです。
それに、近所のペットショップは親切なのですが、どうもグッズの品揃いに関しては、どぎつい色が多いのですよ。
地方で、しかも鳥グッズだからですかね…(犬猫関係は充実しています)。
今回なぜベッドの買い替えをしたかというと、もう吊り下げが不可能なほど、おもちがつつきまくってツボ巣が穴だらけになったからです。
自分の寝床をボロボロにする、その行動の意味がよくわかりません。
私だったら、辛い現実世界から連れ出してくれる、お布団にそんな不義理なことは出来ないのですが。
そういえば、おもちは、ツボ巣の中で眠る時もあれば、なぜかツボ巣の上に体を這わせて眠る時もありました。
体がチクチクしないのでしょうか。
世の中には、ポケトークという翻訳機がありますが、鳥にもそんな機器があったら、ツボ巣の件のほか、色々聞いてみたいものです(犬猫用はあるそうですね)。