共に学ぶ方たちとお話して学んだこと
現在受講中の講座のグループで、僭越ながら「ZOOMお話会」なるものを主宰させていただいている。
「もっとみんなの話を聞いてみたい、もうすこしゆっくり話したい」
「講座では話すことができなかった人とも話してみたい」
という気持ちからやらせていただくことにしたのだが、その中で多くのことを学べたので、備忘録的に残しておくことにする。
1 普段受けている講座には、細かい気配りがたくさん隠れていた
その① 開始時間等の告知について
「ZOOMお話会」を開くにあたり、「何日の何時からやります!」とZOOMのURLをグループに公開。
自分が開催者なのに、直前にバタバタしてしまってあわや遅刻するところだった。
今受けている講座では「開始10分前に開けておくので早めにどうぞ」という告知がされており、なんとなく数分前にはミーティングに入るようにしていたため、ゆったりとした気持ちで開始ができていたことに気が付いた。
その② 耳だけの参加者・コメントへの反応
告知の時に「耳だけの参加でもOKです」と書き込んだところ、実際にその形で参加してくれた方がいた。
時々コメントを書き込んでくださっていたのだが、話す方に意識が行ってしまい、ほとんど反応することができなかった。
今受けている講座では、主催者の大東めぐみさんはわかりやすく熱意を持ってお話してくださりながら、コメントも積極的に拾ってくださっている。
自分が開催する側になってみて、どれだけ神経を行き届かせて講座をすすめてくださっているかがすこしだけ体験することができたように感じた。
2 「ZOOMお話会」で、無意識にインプット・アウトプットをしていた
めぐみさんが各所で口を酸っぱくして言っているのが「学んだら、アウトプットするのが大事」ということ。
わたしはこのアウトプットというやつが苦手で、つい滞りがちになってしまい、若干焦りのようなものを感じていた。
昨日2回目のお話会の最中で、
「ここで話すことで反芻して、よりしっかり消化できている感じがするよね」
という話になり、私も全面的に同意だった。
今日改めて振り返ってみたら、
・参加者の方に話すことがアウトプットになり、他の方のアウトプットが自分のインプットになっていたから、より理解をふかめることができた
・様々な視点からのお話を聞くことで、より多角的に講座の内容を見ることができて、学びが深まった
のではないか、と思った。
文章関係の仕事をしているためか、「アウトプット=文章化」という思い込みがあったのだが、会話することでアウトプットは可能なのだと認識を改める結果となった。
しかも会話だと、
・アウトプット・インプットが循環する
・あらゆる視点からの分析を聞けるから、学びが深まる
という、さらにお得な効果がある。
「とりあえずやってみよう」のノリで始めてみたら、主催者の私がめちゃめちゃプラスの効果を受けていて、本当にありがたい限りだと感じている。
3 どんな立場の人の発信も、誰かのためになると気づけた
お話会のなかで講座の内容について話し合ったとき、
「あ、なるほどそういうことなんだ!」
とか、
「そういう風にしたら切り抜けられるんだ!」
と腑に落ちる瞬間を多々経験した。
そのことについて考えたことを図にしてみた。
お話会に参加してくれた方の中には、起業家の先輩が何人かいらっしゃった。
その方たちが、自分の経験談を話してくれたり、その方の今の目線から講座の内容を分析して伝えてくれたことが、今の自分の感覚にはすごくなじむ感覚があった。
さらに、「これを続けたら、こういう風になれるんだ」という、より身近な目標とする姿を見つけられたとも思った。
上級者・先生の教えてくださることは本当に素晴らしくて、受け入れるのに時間がかかりがちな私の中にもすごい速さで浸透してくれる。
しかし、先輩と学びをシェアすることで、その速さがさらに加速した感がある。本当にありがたいことである。
今まで、「学んでいる最中の発信だってだれかのためになることがある」ということばには懐疑的だった。かなり知識をつけるまでは、発信しない方がいいのでは?とまで思っていた。
でも、私が自分の視点から見たことをシェアすることで、小さくても誰かに気づきや理解をあげられるかもしれない。
発信することへのブロックが、またひとつはずれた出来事だった。