ザ・グレート・サスケ選手に見るベテランレスラーの魅力

人は誰でも歳をとる。
それはレスラーだって同じだ。
若かった頃のキレや破壊力は失われる。
しかし、プロレスの面白いところはキレや破壊力があれば勝てる訳では無いという事だ。

プロレスというのはとても不思議なモノだ。
かつてアントニオ猪木はングオブスポーツと言ったが、プロレスはスポーツという枠に収まらないドラマを秘めている。

さて、話を戻して、若き日の力と引き換えにベテランレスラーといのは経験値を積み重ねている。
「こう来たらこう返す」「こうすると盛り上がる」そういう勝負時というのが経験値として積み重ねられていき、勝敗以上の好試合に繋がる。

私はプロレスは【間の競技】だと思う。
演説やドラマ、映画。上手い人というのは間が上手いのだ。

この前、土佐清水市にみちのくプロレスが市政70周年イベントに特別試合で来てくれていたみちのくプロレスのザ・グレート・サスケ選手。
プロレスファンにとってはJr8冠王者なと輝かしい経歴を持ち世間にも知られたレスラーだ。

やはり、ベテランとあり、当時の俊敏さは無いものの、間がめちゃくちゃ上手い。
フラフラしているところから一瞬で技に入る間の強弱、盛り上がるべき所でしっかりと盛り上げる。最近のムーブの自爆も(笑)

けど、1番私が感じた「上手いなぁ」と感じ間はシンプルな動きだ。
クネクネでもない、ゆっさゆっさでもない、とにかく独特の動きと息遣いをするザ・グレート・サスケ選手。
それを見て「ああ、レスラーだなぁ」と一人関心したおりました。

ちなにですがザ・グレート・サスケ選手。
ファンサービスがめちゃめちゃ良かった。
家族写真を撮らせて頂いたり、お話させて頂いたり本当に感じのいい方でした。

過去、対面したレスラーといえばジャイアント馬場さん。
昔、中村(現四万十市)の体育館に全日本プロレスが来た時は高齢だった事もあり、座ったまんまサインしてくれたが、なんか圧というかオーラというか(笑)が凄くてそのイメージしかない。

後は全日、NOAHでも活躍した菊池毅選手がと東日本大震災の募金をした時に握手してもらったけど、とても力強く手を握り目を見てお礼を言ってくれて感動しました。

で、今回もザ・グレート・サスケ選手の対応が非常に嬉しく、一気にファンになりました。

やはりプロレス力は人間力。
プロレラーは紳士たれ。
上手さだけでは無い人間性が垣間見るところがプロレスの良さです。

みなさんもそんな部分に注目しながらプロレス観てみてください。

ほいたら、また。


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文野翔太
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