国民民主党躍進。そして、その先へ

国民民主党は今回の選挙で衆議院議員を28人に増やした(前は7人)。

今回の躍進のきっかけは何か。
103万の壁を壊し178万所得控除を上げる等、「手取りを増やす」という政策が素直に評価されたというのはある。

しかし、いちばん大きかったのは【知名度】が上がった事にある。
そこにはどうしても石丸さんというのは欠かせなかった。それが良い悪いは置いておいてとても大きな力になったというのは変わらぬ事実であった。

対談で評価。
と思いきや批判からの見直した。
そして、最終日フラッと演説。
など、正に石丸劇場に飲まれた。
が、これが大きく知名度を上げる結果となった。

そして、なによりいちばん大きかったのは、石丸さんとの対談で「正論パンチ」や「ゾンビ」など、これまでの国民民主党の小難しい政策を一気に分かり易くするワードが出たコトは大きかった。
いきなり難しい話をするより、「えっ?ゾンビってなに?」から入り説明して「これを政治ではこう呼び、私たちはこうして、こう変えると解決します」と説明できたから、これまで耳に入らなかったのが、人の耳に届き始めたのは大きかった。

ひろゆき氏に「偏差値60以上の人にしか理解できない」と言われてしまう政策の難しいさをわかりやすいワードに変換するというのは分かりやすかった。

そして、最後にSNSを使ったハッシュタグキャンペーンの展開。

#178おじさん  
#手取りを増やす
#ゾンビ税制
#比例は略さず国民民主党
#正論パンチ

そして、極めつけは#国民民主党に騙されるな
この究極にネガティブなワードを玉木代表や榛葉幹事長が取り上げ、そこから支持者がポジティブな方向へ持っていき玉木代表も分かりやすい図で良くなるよアピール。あれは本当に大きかった。
批判を逆手に取るというのは本当に画期的だったと思う。

全ての結果がこの躍進へと繋がった。
党にもう少しお金があれば比例などで多くの候補を当選させられたのにという無念さはあるが、これは仕方がない。次の選挙へ繋げなければならない。

さて、こうして前より大きくなった国民民主党だが、メディアの質問は相変わらず旧態依然とした連立の話ばかり。
支持者とすれば連立ではなく政策により現実で着るならどの党とも協力してやっていくという姿勢はわかっていると思うが、これはきっと報道関係者の方や政治評論家の方には伝わらないのだと思う。

きっとメディアはどちらと組んでも「連立」と呼ぶし、政策毎に一緒にやる党が違えば政治評論家は「風見鶏」と呼ぶだろう。
しかし、この是々非々で政策を通す為愚直に前に進む姿勢を我々支持者が信じて応援しなければならない。

ネガティブはポジティブには勝てない。
逆境を逆手に進む国民民主党をみんなで支えていこうではないか。

最後になるが党の拡大は本当に嬉しい。
当選落選関わらず立候補して頂いた方には感謝を、そして、支えた陣営の方々には心よりのおめでとうとハイタッチを交わしたい。

しかし、ここで終わりでは無い。
もう、選挙が終わった瞬間、次へ選挙は始まっている。
支持者も議員も気を抜かず、ひとまとまりになって政策実現につくしましょう。

ほいたら、また。

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文野翔太
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