見出し画像

「歯を抜く」ってこんなに簡単なの!?あっという間!たった15分で親知らずを抜歯!

左の下の奥の、親知らず。


私のこの歯は、奥側の3分の1くらいが歯肉に覆われているため、歯と歯肉の間にすきまができてしまっていました。


そのすきまに食べ物がはさまるのです。


そうなると違和感があるので、はさまった食べ物をハブラシでかき出したいのですが、どの角度にハブラシをあてればいいかよくわからず、しょっちゅうはさまったままになっていました。


それが続くと、歯の周りや顎の方まで腫れたようになり痛みがでてきます。この5,6年こんなことを繰り返していました。


いきつけの歯医者では、親知らずを抜く話は何度も出ていました。何かを食べるたび、親知らずに違和感を覚えていたので、そんなストレスをなくすためにも抜こうかなあと思っていました。


だけど、「歯を抜く」ってなかなかのことじゃないですか。ふと思いついて「歯を抜こう」とはならないですよね?



私にとって「歯を抜く」「親知らずを抜く」ということは、人生の一大イベントだと思っていました。


そして今日。いや、昨日からか。
左の顎のあたりに違和感があって、「あ、これは腫れるぞ」という予感がありました。


今日の仕事は13時までなので、15時に歯医者の予約を入れ、行ってきました。


いつもの男の先生に、今回は左の下の親知らずまわりに違和感があると伝えました。いつも左の方がおかしくなる感じです。


「何かを食べると、親知らずの奥に食べ物が詰まる感じがするんですけど、それをどうやってとればいいかわからなくて」


先生はタフトブラシという、毛の部分が小さく先が尖ったハブラシを取り出し、磨き方を教えてくれました。その後、普通の歯ブラシでの磨き方も教えてくれる。


歯医者の椅子に座り、横になって明るい光ので奥歯を見れば、歯のまわりはよく見えます。だけど、家で歯を磨く時、そんな明るい光のもとで歯を磨くことはないし、やっぱりうまく磨けそうにない。


「やっぱり、抜いちゃったほうがいいですかね?」
「ここで親知らずを抜くことはできないんでしたっけ?」


私はそう尋ねました。以前も同じことを聞いており、歯の生え方によってはここではできないと言われていたので、一応確認のためです。


すると先生が、


「今日、抜きます?」


15時の予約で歯医者に来て、この話になったのが、15時8分。


前述の通り、私は抜歯というものを一大事だと思っていたので、まさか今日今このタイミングで抜歯ができるとは夢にも思っていませんでした。


そして、私はこんなことを言いました。


「先生、この後時間あるんですか?」

先生は言いました。


「15時半までは……」


え?
抜歯って、22分あれば終わるの??
しかも準備とかないの?すぐできるの?


驚きつつ、今後の予定を頭に思い浮かべつつ……


「今日抜きます」


「この後、食事の予定とかありませんか?」
「ないです」


ということで、親知らずの抜歯が決定しました。


「麻酔のアレルギーはありますか?」
「ないです」
「じゃ、歯の表面しびれさせますね」


なにやら歯のまわりに当てられ、その後、


「ちょっと痛いですからね」


麻酔の注射が始まりました。
ちょっと痛かったです。
ほんの少しだけすごく痛い瞬間もありました。


その後、歯を抜く手順の説明を受けました。
私の左の下の親知らずはまっすぐ生えているので、切開などしなくてもすぐ抜けるだろうということでした。


数分話を聞いて、抜歯が始まりました。


グーーーっと押される感じがした後、「少し口を閉じて」と言われ、後はされるがまま。


麻酔がきいているので痛みはありません。


先生が力を込めて何かをしている感じがあって、
「はい、口の中をよくすすいでください」


「脱臼といって、根本からはずれましたから」

へー。
抜歯って、歯を骨から脱臼させてからやるんだー。


その後、先生がまた力を込めて何かをする。
その時、何かひねりを加えて歯を抜いたような、そんな感覚がありました。


あっという間に、親知らずが抜けた。


この時、時刻は15時25分。
ほんの15分ほどで抜歯完了。


は、早い……。
痛くもないし、歯が1本なくなったからって特に何もなくて。


こんなに早く終わるなら、人生の一大イベントでもなんでもないな……。


ガーゼを噛んで、止血。

抜いた歯を見ました。
歯肉にうまっていた部分が黒くなっています。
どうやらこのせいで、歯の周りが腫れたのだそう。


抜いた歯、こんなかわいいケースに入れてくれた。


私のこの歯はまっすぐ生えていたので、切開することなく、スムーズに抜けたようです。おそらく腫れないだろうと言われました。


痛みも2,3日で引くだろうと。薬の飲み方を教わって、終わりです。


すべて終わったのは、15時33分。
ホント、あっという間でしたよ。


抜歯完了から1時間ちょっと経った今、これを書いています。


抜歯後は、傷口にできるかさぶたのようなもの「血餅」ができるという説明を受けました。今それができていて、口の中に血の味がします。


それを先生は「気にしないでください」と言っていました。血餅ができることで傷口を保護するので、吸ってしまったり変にいじったりせず、放置するのが一番だと。


ということで、血餅を放置していますw



もらった薬、クラリスとロキソニンを飲みました。
1日3回飲む薬がいいらしいのですが、その薬が入手困難だということで、1日2回飲むクラリスという薬が出されました。


私には違いはわかりませんが、今のところ、抜いた部分は少しじんじんする程度で、痛みはありません。


このまますーっとよくなっていくといいな。


ということで、
私の親知らず抜歯にかかった時間は、たったの15分でした。


今後、親知らずに食べ物がはさまってそれを取ろうとしても取れないというストレスがなくなると思うと、嬉しい。


担当の男の先生は、いつも淡々と話をして、さっさと作業をして、無駄話などなくすっと終わるので、好感を持っていました。


今回の抜歯も流れるような作業で、痛みもないしめっちゃよかったです。


私が行った歯医者はこちら


先生、今後もお世話になります。
















いいなと思ったら応援しよう!