【慶應義塾大学法学部】+SFC+慶應文受験生は必ず視聴してください! 入試で必ず出ます!!
2020年、新型コロナウイルス感染拡大でイタリアで多数の死者が出たタイミングで、哲学者のアガンベンが「根拠薄弱な緊急事態について引き起こされた例外状態」「補足説明 Clarifications」の2つの記事を書いて、炎上事件を起こしました。
内容は、以下に貼った東大の國分功一郎氏の動画を視聴してください。
このアガンベンの主張はこれまで日本国内で語られたことのない、重要な論点をいくつか含みます。
大学入試小論文の最高峰、慶應義塾大学でいかにも出題されそうな内容になっています。
受験生は必ず視聴してください。
動画は1時間以上で、長いので、見るのは前半の國分功一郎氏の解説だけでいいと思います。
合わせて、予想問題をつけておきました。
慶應義塾大学入試予想。
法学部 ➡ 「移動の自由」について、あなたの考えを述べなさい。
文学部 ➡ ①新型コロナウイルス感染拡大で私たちが失ったものを「むき出しの生」と関連付けて考えなさい。
②「死者の権利」とはほかにどのようなものがあるか。それについてあなたはどう考えるか。
SFC ➡ 「例外状態」が継続して、人々がこれに慣れ、常態になることで、民主主義が脅かされるとアガンベンが指摘しているが、こうした「例外状態」には、パンデミックのほかに何があるか。こうした事態に対処して民主主義を守るための方策について論じなさい。
文字資料で書かれた國分功一郎の解説も下につけておきます。
合わせて参考にしてください。
NHK BS1スペシャル 「コロナ新時代への提言~変容する人間・社会・倫理~」から抜粋