小論文演習/スポーツ・体育系学部(第7回)スポーツ政策/スポーツと男女平等
今回、解説する入試小論文過去問
①「スポーツ基本計画」(字数指定なし)
日本体育大学保健医療学部体育学科平成28年度AO入試
②「スポーツにおける男女平等」(801字以上1000字以内)
早稲田大学スポーツ科学部2017年
本講座で取り上げるキーワード
スポーツトレーナー、保健体育の教員、スポーツ科学、スポーツ政策、スポーツ基本計画、子供のスポーツ機会の充実、ライフステージに応じたスポーツ活動の推進、住民が主体的に参画する地域のスポーツ環境の整備、国際競技力の向上、国際交流・貢献の推進、スポーツ界の透明性・公平・公正性の向上、好循環の創出、少子高齢化、情報化(ICT)の進展、地域社会の空洞化、人間関係の希薄化、大震災後の復興等の新たな課題、2025年問題、情報リテラシー、ワークライフバランス、総合型地域スポーツクラブ(総合型クラブ)、2019年ラグビーワールドカップ大会、2021年東京オリンピック・パラリンピック大会、ICA(国際協力機構)、青年海外協力隊、シニア海外協力隊、スポーツボランティア、スポーツ界のジェンダーギャップ、ガバナンス
第1部:スポーツ政策
(1)はじめに
みなさんは将来、スポーツトレーナーや保健体育の教員、そしてプロやアマの社会人アスリートを目指す方が大半かと思います。
それでも、まれにはスポーツ科学の研究者や公務員のスポーツ政策担当者を志望している方もいるかと思います。
今回は主に後者の生徒さん向けのテーマですが、前者の現場のスポーツ指導者や職業アスリートを目指す方も、スポーツ科学の実践的な知識や技術のみならず、国のスポーツ政策という、より広い視点に立ってスポーツの問題を考える必要があるかと思います。
現代社会のなかでスポーツが置かれている状況やこれからの世界や日本の政治経済でスポーツが果たす役割、つまり現在のスポーツ政策の課題や将来の展望について今回は解説します。
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