ヤングケアラーの実録コミックが本日発売!冒頭部分を公開します。
10月21日、『私だけ年を取っているみたいだ。ヤングケアラーの再生日記』が発売されました。本作は、コミック『こころのナース夜野さん』などを手掛ける水谷緑さんが、「ヤングケアラー」の当事者から聞いたエピソードを、少女「ゆい」の体験として描いたコミックです。
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担う家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもたちのこと。勉強や友人との交友に使う時間を、家族のサポートの時間に費やすため、孤独やストレスを感じる子たちもいます。
本作の主人公、ヤングケアラーの「ゆい」の母親は、統合失調症を患っています。家庭に関心を持たない父親と、「ゆい」とは異なる特別な扱いを受ける弟、認知症の祖父のいる家庭に暮らし、幼いころから家事を一手に引き受けています。
こちらのnoteでは、本作の発売にあわせ、本編から第3話までのエピソードを3週連続で公開します。
授業中も家のことや今晩の家事のことが気になる「ゆい」。次週公開の第2話では、そんな「ゆい」が、ある自分なりの対処法を実践します。
続きは発売中の本編でお読みいただけます。下記Amazonほか、各電子書店にてお買い求めください。