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脳が停止するとき

メンタリストのDaiGoさんがYouTubeチャンネルで路上生活者を
差別するような発言をしたことで批判が殺到しているようです..


路上で生活好んでしている人は多分少ないと思います。

きっと路上生活に入るきっかけがあったことでしょう。
怪我して働けなくなったとか。
突然働くところを失ってネットカフェ暮らしをしてたけど
そのうちお金も尽きたとか。
借金で離婚してお金や住むところも失った…とか。
様々なきっかけがあると思います。

それらの人に共通しているのが、
精神的にひとりぼっちだということ。

精神的にひとりぼっちで
路上生活になってしまう時って
脳が停止する時だと思います。


脳は停止して思考できなくなる時があります。

それが不安、恐怖、恐れ、焦り、などの
強い情動を感じたときです。


例えば
目の前に刃物を持った人が現れたとします。
あなたは、どうしますか?

緊急事態に面したとき、思考は止まります。
私たちは選択肢は

「逃げるか、戦うか」

の二択しかないのです。

それは
原始時代にマンモスが登場した時から続く
人間の脳の反応だからです。

この時脳は、前頭前野の抽象思考を司る部位が停止
扁桃体という情動を司るところが、
ガツーと主導権を握ります。
情動が暴走し、パニック状態になります。

そして前頭前野が停止するたび、IQは下がり、身体にも
少しずつ良くない状況が起こっているんです。
紛れもなくストレスな状況…。


これはもしかしてコロナの緊急事態宣言が
何度も出され慣れてしまっていますが、
私たちのIQは下げられているかもしれません。(笑)

私たちの脳は、目の前に刃物を持った人が現れなくても
コロナなど「情報」に対してもストレスな状況を生んでいます。

IQは下げられ、身体にも影響が…。

だからストレスな状況を生む情動(不安、恐怖、恐れ、焦り)
は避けたいのです。


日常生活しているとどうしても嫌な情動出てきますよね…。

そんな時
大事なのは、「とらえ方」です。
自分の心を変えるのではなく、「とらえ方」を変えるといいそうです。

例えば暴言を浴びせかけられた!

それは
「勝手にスマホに録音されたものが聞こえたもの…」

それを哲学者、評論家、モラリストであるアラン(「幸福論」の著者、)
はこんな風に言っています。

「もし蓄音機が突然君に罵詈雑言を浴びせたとしたら、君は笑い出すであろう。」                −アラン「幸福論」より

アランはこうも書いています。

実際のところ、ののしりのことばはすべて、訳のわからないことばである。そのことをよく理解するとは、悪口には理解すべきどんな意味もないと理解することだ。

壊れた蓄音機から暴言が再生されてしまってるだけなんです。
悪口や暴言は理解すべきどんな意味もないことなんです。

とらえ方を変えると、自分が楽になります。

アラン「幸福論」

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読破できない難解な本がわかる本

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「目標がないし、やる気も出ない」「思考が乱れて集中できない」「健康なのに、なぜか疲れを感じる」「勉強したいが、どこから何をしたらいいのかわからない」「働いても働いても、楽にならないのはなんでだろう」「歳をとってきて、だんだん楽しみが減ってきた」

 そんな悩みは、この本で紹介する「名著」のエッセンスを手に入れればたちまち解決するはずです。自分で思い悩むよりずっと気分が晴れること、請け合いだそうです。



そしてできることなら
「見ざる、言わざる、聞かざる」が理想的

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日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えであり、転じて「自分に不都合なことは見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えにもなる。

    日光東照宮の動物たちは、平和の象徴。

            日光東照宮ウィキペディア(Wikipedia)より







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