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行政書士はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】

残り10

どもー。
分析太郎です。

色んな仕事の将来性を
分析しています。

今回は行政書士の
市場分析レポート
です。

仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。

起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。

なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。

それでは、見ていきましょう。

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行政書士の市場規模


そもそも市場規模とは?

まずは、行政書士業界の市場規模から
確認していきましょう。
その前に、市場規模について説明します。

市場規模とは、
その市場で取引されるお金の量を表します。
取引される金額が大きいほど、
市場規模は大きくなります。

そして市場の中に、
需要(お客さん)供給(事業者)
存在します。

これらを釣りで例えるなら、
市場規模=釣り堀の大きさ
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。


市場規模と需要・供給を釣りで例えた場合


そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。


需給バランスと市場の優劣


本レポートでは、
行政書士市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関や業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。

それでは、本題に話を移しましょう。


行政書士業界の市場規模は?

それでは最初に、
行政書士業界の市場規模を確認しましょう。

サービス産業動向調査(総務省)によれば、
2017年の行政書士市場規模は421億円
推移は拡大傾向でした。
税理士や弁護士と比較すると、
規模はかなり小さいです。

推移のグラフを作成しました。


行政書士市場規模の推移(2012~2017・5年間)
出典①:2013年 サービス産業動向調査(総務省)
出典②:2014年 サービス産業動向調査(総務省)
出典③:2015年 サービス産業動向調査(総務省)
出典④:2016年 サービス産業動向調査(総務省)
出典⑤:2017年 サービス産業動向調査(総務省)
出典⑥:2018年 サービス産業動向調査(総務省)


少しずつですが着実に成長しているようです。
ちなみに、以前分析した
税理士社労士弁護士の市場規模と
比較するとこんな感じです。
グラフを作成しました。


行政書士と社労士・弁護士・税理士の市場規模比較(2018)
出典:サービス産業動向調査(総務省)


同じ士業ですが、この4つの中では
行政書士市場が最も規模が小さいです。
従業者一人あたりの年間売上高も
行政書士が最も小さいです。
グラフを作成しました。


従業者一人あたりの年間売上高(2018年)
出典:2018年 サービス産業動向調査(総務省)


話を市場規模に戻しますね。
行政書士市場と同規模の市場には
下記市場が挙げられます。

  • ふりかけ(384億円)

  • 野菜ミックスジュース(400億円)

  • ベビー加工食品(440億円)

国内市場の立ち位置としてはこのあたりです。


国内市場における行政書士市場の立ち位置
出典:市場規模マップ


この市場で、
需給バランスは
どうなっているのでしょうか。
確認していきましょう。



行政書士市場の供給は増えてるの?

それでは行政書士市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。

総務省のデータによれば、
2022年4月時点の行政書士数は
50,286人、推移は増加傾向でした。
グラフを作成しました。


行政書士数の推移(2007~2022・15年間)
出典:行政書士の都道府県別登録者数(令和4年4月1日現在)(総務省)


着実に増えていますね。
この推移が続けば、
2030年に行政書士は56,000人を超えます。
グラフを作成しました。


行政書士数の推移と予測(青:実測値、オレンジ:予測値)
出典:行政書士の都道府県別登録者数(令和4年4月1日現在)(総務省)


では、行政書士事務所数はどうでしょうか。
グラフを作成しました。


行政書士事務所数の推移(2012~2021・9年間)
※事業所数も含む

出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)


行政書士事務所は、
2012~2021年は増加傾向にありました。
行政書士の数が増えているので、
納得できますね。

まとめると、
・行政書士の数は増加傾向
・行政書士事務所の数も増加傾向

つまり供給者が
増加しているということなので、
需給バランスは供給のウエイトが
重くなっている
のではないでしょうか。




では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。


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