行政書士はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】
どもー。
分析太郎です。
色んな仕事の将来性を
分析しています。
今回は行政書士の
市場分析レポートです。
仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。
起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。
なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。
それでは、見ていきましょう。
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行政書士の市場規模
そもそも市場規模とは?
まずは、行政書士業界の市場規模から
確認していきましょう。
その前に、市場規模について説明します。
市場規模とは、
その市場で取引されるお金の量を表します。
取引される金額が大きいほど、
市場規模は大きくなります。
そして市場の中に、
需要(お客さん)と供給(事業者)が
存在します。
これらを釣りで例えるなら、
市場規模=釣り堀の大きさ
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。
そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。
本レポートでは、
行政書士市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関や業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。
それでは、本題に話を移しましょう。
行政書士業界の市場規模は?
それでは最初に、
行政書士業界の市場規模を確認しましょう。
サービス産業動向調査(総務省)によれば、
2017年の行政書士市場規模は421億円、
推移は拡大傾向でした。
税理士や弁護士と比較すると、
規模はかなり小さいです。
推移のグラフを作成しました。
少しずつですが着実に成長しているようです。
ちなみに、以前分析した
税理士・社労士・弁護士の市場規模と
比較するとこんな感じです。
グラフを作成しました。
同じ士業ですが、この4つの中では
行政書士市場が最も規模が小さいです。
従業者一人あたりの年間売上高も
行政書士が最も小さいです。
グラフを作成しました。
話を市場規模に戻しますね。
行政書士市場と同規模の市場には
下記市場が挙げられます。
ふりかけ(384億円)
野菜ミックスジュース(400億円)
ベビー加工食品(440億円)
国内市場の立ち位置としてはこのあたりです。
この市場で、
需給バランスは
どうなっているのでしょうか。
確認していきましょう。
行政書士市場の供給は増えてるの?
それでは行政書士市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。
総務省のデータによれば、
2022年4月時点の行政書士数は
50,286人、推移は増加傾向でした。
グラフを作成しました。
着実に増えていますね。
この推移が続けば、
2030年に行政書士は56,000人を超えます。
グラフを作成しました。
では、行政書士事務所数はどうでしょうか。
グラフを作成しました。
行政書士事務所は、
2012~2021年は増加傾向にありました。
行政書士の数が増えているので、
納得できますね。
まとめると、
・行政書士の数は増加傾向
・行政書士事務所の数も増加傾向
つまり供給者が
増加しているということなので、
需給バランスは供給のウエイトが
重くなっているのではないでしょうか。
では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。
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