本日の「読書中」
ルトガー・ブレグマン『Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章(上下巻)』(野中香方子訳 文藝春秋 2021)
松村圭一郎『くらしのアナキズム』(ミシマ社 2021)
いろんな本を枕元において浮気読みするのが悪い癖。
この二冊を同時に読むと、アナキズムというものに世間が抱く悪いイメージが消えるかも。最近よく耳にする「コモンズ」と、アナキズムの親和性というか同義性。
どちらも途中までしか読んでいないが、とくに前著は、ひとりひとりが感じる「生きづらさ」を溶かしてくれる本のような気がする。
今いる世界がすべてではない。
だからといってだれかかがより良き世界を作ってくれるわけでもない。
だが、それは確実に、そこにある。[2021.12.14. ぶんろく]
#希望の歴史 #くらしのアナキズム #コモンズ #アナキズム