みとどけ日記（ゆくひと日記改め）2024.8/1

2024.8.1

昨夜の雨の影響で気持ちひんやりの朝。
馬齢を重ねる月が始まった（なぜ、年齢の謙遜が馬齢なんだ？）
超老々介護＋１老の日々はいつまで続くか？

朝シフト。昨日、買ってきた大判のバスタオルで上半身を包むようにして、ごろごろ。手がばたつかないからか、包まれているからか、母もいつもよりお静か。
　俺って天才！　
と鼻歌交じりでオム交終了。介助側に余裕が生まれると作業もスムース。
腰下のバスタオルも大きいものに替えるかな？　と調子に乗り始めるバカ息子（以下、BMK）。

昨夜から　2024読み始めた──
中川毅『時を刻む湖　７万枚の地層に挑んだ科学者たち』（岩波書店　2015）
──めっちゃ面白い。
がぜん、三方五湖に行ってその場に立ちたくなったので、空想旅程で遊ぶ。

情報共有ツールについて、やれモバイルアプリがあるとか面談が一番という人もいるが、コスパ・タイパが悪いこともある。
　アプリは遠距離家族介護者には便利かもしれないが、我が家のような老々介護の場合、当事者が排除されることもある。
文字化が苦手な人もいるけれど、文字で伝えられない人が話し言葉なら大丈夫というのも信用できない。
　模造紙？　なんてものが今もあるのかどうか知らんけど、原寸大で作ってみるかな、とBMK。というか、模造紙の“模造”とは？
　
就寝前のナイトケア時、鼻をつく臭い。
　排泄臭とはまたちがう。
　母の周りでクンカクンカすると、その源は手指だった。
　なにを触ったわけでもなく、一日じっとり汗をかいた指の匂い。　手指が拘縮し一日握りしめているかたのそれから臭うのと同じ。　除菌ウェットティシュで拭いて、おやすみなさい。
　ちなみに夜も“バスタオル包み”でスムース。

[BMKぶんろく 8/1]