【ポケカ】シティリーグ優勝!!ロストカイオーガ解説
どうも、ぶんぺいです。
運も良く、またシティリーグ優勝出来ちゃいました。
今回の環境は自分的に凄く分かりやすく、正直そんなに運が悪くなければ優勝出来るだろうなといった気持ちでした。
■自己紹介
Bumpei(ぶんぺい)という名前で活動しています。
前年度はシティリーグの成績が良くて世界大会に出場することが出来ました。
2020シーズン以降からそこそこアベレージが高くなってきていてシティリーグでは、
優勝が3回
準優勝が1回
Best4が2回
Best8が1回
といった成績を残せております。
CLに関しては自分自身は結果に恵まれていないもののほぼ全大会で友人達と共有した同リストがトナメ上がりや完走等しておりデッキ選択や構築は下手では無いのかなと言った感じです。
■ロストカイオーガを選択した理由
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、僕はかなり環境外のデッキを使用するタイプです。
しかしそれは僕が環境外のデッキを好む訳ではなく、そのデッキがその時の目標ラインの達成確率が1番高いと考えデッキ選択しております。
そのためあまりに環境にマッチしていていたりミラーマッチの抜け道が用意出来ているとかであれば環境デッキを使用することもあります。
今回の目標ラインは優勝でした。
これを達成するためには勝ち上がって来るデッキに対しての勝率がかなり必要とされるため、優勝を狙うにはある程度のデッキを割り切る選択をせざるを得なくなります。
事故を減らそうとしたり幅広く見ようとするとパワー不足に陥り、優勝が少し遠くなってしまうかなといった印象です。
纏めると、優勝が目標であれば環境デッキに対する勝率の優先、トナメ進出が目標であれば事故らないことやマッチして詰むデッキを極力減らすことが優先されてきます。
※あくまでも僕の自論です。
今回使用したロストカイオーガというデッキタイプは、
環境デッキ、主に(10/30時点で)入賞率の高い上位3つのルギア、ミュウ、レジギガスに対してかなりを高勝率を見込める代わりに、
tier3ぐらいの当たるかもしれないぐらいのアルセウスジュラルドン、クワガノン、裏工作パルキア等に対しての勝率がかなり低いといったデッキです。
特定のデッキを割り切ることでそれらに対するメタカードを抜くことが出来たロストカイオーガはロストギミックによる速攻性能、カイオーガによる捲り性能、キュワワーやかがやくゲッコウガを軸にドロサポのみでも戦うことが出来ることによる安定感と全てがトップレベルに優れています。
運に見放されすぎなければある程度の遅れも許容されるパワーがあるため、課題は当日のマッチングといった感じでした。
ロストカイオーガを使用することを決めたのはシティリーグ3日前とかでした。
この理由は僕の出場するシティのメタゲーム読みのためのデータが揃うためです。
僕は木曜日(11/3)に大会に出場が決まっていたため、直近の土日(10/29,30)のシティリーグの結果は参加者が最後の確認として参考にしてくると考えられるのでこの結果から環境デッキ細部の流行や変わったデッキタイプの活躍がないかとかの確認を行う感じでした。
このデッキ確認のタイミングで既に用意していたデッキはミュウとレジギガスでした。
ルギアvsミュウの検討を行った結果、他の対面やミラーも考えるとミュウ推し、優勝を目指す上ではレジギガスがその2デッキに強い且つ一部マッチを除くとかなりのマッチを優位に行えることから評価高めでした。
そんな中の結果は思っている以上にレジギガスが活躍していたことでした。
土日(10/29,30)でルギアとレジギガスの入賞率が伸びたことにより多少対策札が入ってくる可能性があると考えられたため、レジギガス使用の検討し直しを行っている際にロストカイオーガの優勝も目にしタイミング的には僕のシティの日程が土日(11/5,6)とかであればロストカイオーガもしくはロスト系統に対するメタももしかしたら進むかもしれないけどロストギラティナの入賞率はかなり落ちていたこともありTwitter等の反応を見る感じ的には木曜日だからまだ間に合うと考えて使用することにしました。
ルギアのリストにマナフィがまだ標準搭載ではなく一部のプレイヤー間では採用されているレベルであったこととミュウのリストがターボ型ではなくフュージョン型が主流に戻ったことでマリィの採用が減ったことが使用するための後押しとなりました。
■有料部分に入る前に
ここまで読んでいただければ分かる通りロストカイオーガのベスト使用タイミングは既に過ぎています。
それでもメタを乗り越えれるパワーは持っているため候補の一つとしてや今後来たるべき日のためにロストカイオーガの勉強がしたい、ロストカイオーガの対策として苦手とすることを知っておきたい人にオススメとなる記事になっております。
ここから先は今回使用したロストカイオーガのリスト解説に加え、回す際に考えていることやプレイングの小技について書かせていただきました。
■ロストカイオーガの細部調整
今回の使用リストはこちらです。
一般的なロストカイオーガのリストと違う点としては、
・ウッウとヤミラミの枚数が多めに採用されている点
・コオリッポが採用されている点
・クイックボールが1枚しか採用されずキャプチャーエネルギーが4枚採用されている点
・ミラージュゲートが4枚採用されている点
・ふつうのつりざおが1枚でエネルギーリサイクルが3枚になっている点
・ボスの指令やツツジが採用されていない点
・基本エネルギーの枚数が2枚ほど多い点
・ふうせんが採用されていない点
・望遠スコープが採用されていない点
と地味ではあるもののかなり変わった構築になっております。
まずはこれらの理由から解説していきます。
・ウッウとヤミラミの枚数が多めに採用されている理由
基本ルートにウッウが殆ど絡むため2枚、ヤミラミも中盤以降の札に関わらず2枚以上使用するゲームがちらほらあるためロストしても問題ないように3枚採用に増やしました。
これによりデッキのプランの1つとしてカイオーガなしのロストバレットのような序盤はウッウ、中盤はウッウとカビゴン、終盤はヤミラミでといった動きも取れるようになりました。
実際これによりマナフィ多投の非V軸デッキともベンチ狙撃を使わなくとも戦えるようになり安定感と様々なデッキに対する勝率が上がったように感じました。
・コオリッポが採用されている理由
これは簡単でレジギガスバレットに対するメタカードです。入れてない状態で練習はかなり行ったのですが勝ち越せはするけどぐらいの勝率でシティリーグを優勝を目標とする上では高勝率を出せる状態にしておきたかったため、勝率55%から80~90%ぐらいまで上げるカードとして採用。
レジギガス側のリストからコオリッポ対策のカードが抜けてきていたことも採用する理由となりました。
あなぬけのひも+ボスの指令が採用されるようになったり、あなぬけのひもが複数枚採用されるようになったり、レジギガスの使用率が落ちた際は抜きたいカードです。
基本的には採用したくないです。
・クイックボールが1枚しか採用されずキャプチャーエネルギーが4枚採用されている理由
基本的にはキュワワーアクロマのギミックにより手札の質はかなり良くてクイックボールのコストと出来るカードはかなり少ないです。
前回までの採用理由として雑な雪道に弱く、ポケモンを持ってくることよりも手札からエネルギーをトラッシュする手段としての採用理由が強いカードでした。
デッキの根幹に繋がるのですがミュウに対する雪道の刺さりが悪くなったことからレジギガス以外のデッキから雪道が抜けてきたため、かがやくゲッコウガが止まりトラッシュにエネルギーが溜まりづらいといったことはかなり減りました。
そのことからクイックボールは無くてもいいのではないかと0枚にして空いた枠にキャプチャーエネルギーを採用しました。
このデッキは毎ターンゲッコウガの特性かくしふだを使用したいことからエネルギーの総数はかなり多めです。マリィ後の復帰に関しても多いに越したことがないです。
・ミラージュゲートが4枚採用されている理由
今回の変更点で一番大事な部分になります。
このカードを4枚採用していないのはもはや論外レベルです。
このカードの使い方で全体勝率が5~15%ぐらい変動してくるかなと感じるほどにです。
まずメリット1つ目が山圧縮効率の良さです。このカードは1枚で2枚デッキ圧縮するため入れ替え札と同じ価値があります。
メリット2つ目が逃げエネの確保としても使用することが出来るからです。4枚目採用する枠がないなら入れ替え札削ってでも入れてください。
メリット3つ目がクイックボールでエネルギーを落とさなくても盤面を経由してトラッシュに落とせるようになることです。
最後4つ目は相手のプレイングミスを誘えることです。この小技に関しては後程解説しますが、簡単に例を挙げるとキュワワーやヤミラミにエネルギーを貼って置きそちら側にボスの指令を打たせることでかがやくゲッコウガを守るといった感じです。
これらを理由に4枚採用は必須だと感じました。
・ふつうのつりざおが1枚でエネルギーリサイクルが3枚になっている理由
ふつうのつりざお2枚ではフィニッシュに行けないためエネルギーリサイクルが必要で2枚だとサイド落ちロスト落ちがシビアで気になったことが原因で変更しました。少しでもサイド落ちして困るカードの種類を減らした方がロストに送るカードで迷うことが減るため、ふつうのつりざおでポケモンを戻したい場面が少ないのであればエネルギーリサイクルにしておいた方がいいかと思います。
そもそもふつうのつりざお使用からポケモンをサーチすることのハードルが高いこともあり、ポケモンの現物自体を増やしています。
練習ではエネルギーリサイクル4枚ふつうのつりざお0枚で回していたのですがカイオーガスタートだけ怖くなったため直前で1枚だけふつうのつりざおにしました。
後程これについても解説しますがエネルギーリサイクルの採用枚数が増えたことでフィニッシュ前ターンにカイオーガを投げるプランも増えました。
・ボスの指令やツツジが採用されていない理由
ボスの指令はツツジケアで4枚取りを目標とする際に欲しい札ですが標的とするルギアミュウレジギガスに対してボスの指令無しで高勝率を出せるため不採用に。
手札干渉されないためのツツジは個人的にはあまり強いと感じることが少なく評価が低いです。対ロスト系統では役に立つイメージなのですがないなりの勝ちルートも作れるため基本的には採用しない方向で最終手段かなといった感じです。
どちらも対ツツジ札としての採用ですが、環境的にツツジの評価が落ちてきていたことによる採用率の低下から不採用といった感じです。
・基本エネルギーの枚数が2枚ほど多い理由
一般的には6枚ずつの12枚採用が多いですが今回使用したリストは7枚ずつの14枚採用になってます。
毎ターンかくしふだと手張り分のエネルギーが欲しいことと中途半端な枚数よりは過剰に採用することによりロストに送りやすくなり他のコンボパーツを抱えやすくなるため採用枚数は基本的に多いに越したことがありません。
ミラージュゲートを山の圧縮札として使う上でも増やしたことで対象がないといったことが減り、キュワワーの逃げエネも確保できるようになり、手札干渉に対しても対応しやすくなりました。
・ふうせんが採用されていない理由
ここまででも何度も出てきている通り、逃げエネを切ることがトラッシュにエネルギーを落とす手段となってきているためふうせんはなくても困らないというか使わないため不採用となりました。
この枠をミラージュゲートや基本エネルギーにしています。
・望遠スコープが採用されていない理由
今回は特に多いとされるルギア対面での必要技回数が4回であるためターンに余裕があると考え抜きました。
ウッウ+カビゴンでVSTAR取り→ヤミラミでバラマキ→カイオーガ
ウッウ+ヤミラミ2体でVSTAR取り(総ダメージ350で70余るためバラマキも行える)→カイオーガ
といった感じです。
ミュウとレジギガスには必要としないためこの枠は他に譲りました。
採用していたことで拾える可能性の生まれるゲームもありますがそういったゲーム展開が減っていると感じたため不採用です。
■基本的な回し方
※基本的に今回使用したリストでの話になります。
・先後選択
後攻を選択しています。
このデッキは初動の展開をバトルVIPパスに頼っているため、それに触れれる可能性の高いサポートが使用できる後攻を選択した方が事故による負けが減ります。
上振れとして後攻1ターン目からウッウ起動でロストバレットしての速度ゲームにも持ち込めるためメリットはかなり多いです。
そうしても先攻を選択したいのであれば、バトルVIPパスは抜いてレベルボールや霧の水晶を採用すると思います。
・基本プラン
ウッウ、カビゴン、ヤミラミ等を使用してサイドを2~3枚取る。
山札を0枚にしてふつうのつりざおorエネルギーリサイクルで山札をエネルギーのみにする。
ミラージュゲートでカイオーガ起動して、ベンチ200~250ダメージx2でサイド3~4枚取って勝利。
・回してる際に気を付けてること
→序盤
相手の先攻1ターン目の展開を見てサイドプランの検討を行う。
そのデッキタイプの最近の流行リストにマナフィやツツジが採用されているかも込み込みで考え、どこまでの遅れならどれがケアできるか、どういったルートならそもそもケアできるかを事前に考える。
→中盤(ロスト7枚以降)
ミラージュゲートで絶対にかがやくゲッコウガを起動しない。
かくしふだに対する依存度がかなり高いためアタッカー起用は殆どしません。練習では学習せず何度も技を使用しましたが、使用したゲーム展開の勝率がかなり低いことに気付き止めました。
多少遅れてでもバラマキはヤミラミに頼ってください。
7枚溜まり次第1枚目のミラージュゲートは即使用しています。
対象は2枚ともキュワワー(2体に1枚ずつ)であることが多いです。マリィ等のハンド干渉を受けた際にこの逃げエネがついているかいないかの差はかなり大きいです。
これによりはなえらびやアクロマによる選択でエネルギーばかりロストに行くことが減ったり、次のサポートに繋がりやすくなったりとデッキの回しやすさが格段に変わります。
2枚目のミラージュゲートはカビゴンを起動するゲームなのかそうではないのかをよく考えてから使用してください。
3枚目はカイオーガ、4枚目はロストやサイド落ちの保険といった感じです。
ロスト10枚になる前の入れ替え札はロスト枚数に急いでいないならアクロマとキュワワー逃げ分のみで溜めてください。理由は後程。
→中盤(ロスト10枚以降)
ロスト10枚溜まったあたりからヤミラミでの打点調整ターンに。
この辺りからの入れ替え札は基本使ってはいけません。
ミラージュゲートで逃げエネや技エネは確保してください。
理由は手札干渉を受けても山札に入れ替え札のような欲しいカードを探すための札が残っていることでロスト出来る選択肢が増えるためです。山に必要札しかない状況を作ってしまうとマリィ1枚からコンボが成立せず負けに向かってしまう可能性が生まれます。
そしてもう一つ理由があり、手札にいれかえ札を抱えることで山残り13枚ぐらいあっても山0枚まで行きカイオーガでフィニッシュが可能という相手の想定外を狙うことが可能です。これによりマリィやマナフィを置くターンがずれてくれたりします。
→終盤(カイオーガ起動)
カイオーガ起動の際に気を付けること
手張り分の水エネの用意
バトル場を逃がす手段
この2点は忘れやすい必要札ランキング上位な気がします。
そして今回のリストでは山にエネルギーを8枚以上戻すことが可能なため、フィニッシュ出来なくても山切れでは負けないので次ターンにヤミラミ起動を狙えたりします。頭に入れていると極稀に使える場面が来ます。
・小技まとめ
かがやくゲッコウガは殆ど技起動しない
ミラージュゲートで逃げエネ用意
入れ替え札は出来る限り温存
カイオーガ以外でもフィニッシュできる
■各対面プラン立ち回り解説
※基本的に今回使用したリストでの話になります。
VS"ルギア"
相性:不利~有利(リスト次第)
マナフィ無し有利
マナフィあり五分
マナフィツツジあり不利
マナフィウォッシュ水エネルギーあり無理
ムーランドVあり無理
サイドプランは基本プラン通り
僕のシティリーグのタイミングではまだマナフィすら採用されていないリストで溢れかえっていたため有利で考えていました。
最初はルギアの上振れとの負けが頭に残りしんどいのかなと考えていたのですが、クロバットやネオラントが出てこないゲームはかなり少なく、出てこないにしても遅れているならウッウとヤミラミでルギアをスルーしてサイドを2枚取り回している途中でVを落とさざるを得ないことが出てきたりすることから最終ターンにあなぬけのひもを使用してからやまびこホーンを使用することでベンチに的となるVを2体用意することが出来ます。
そもそもネオラントやクロバットが出てきてくれたらかなりイージーウィンです。
マナフィが採用されていてもターン自体には余裕があるためマリィやツツジで止まらなければといった感じです。
崩れたスタジアムが採用されているものの、ルギア側がフル展開からトラッシュまでいくために非Vを並べることが困難であったり、そもそも体力が低いことからヤミラミで取れたりしてしまうため上手く使われることは少なく感じました。
僕のシティリーグ後はマナフィの採用が増えたため若干勝率が落ちそうでカイオーガを使うことが大正解とは言いづらくなった印象です。
ウォッシュ水エネルギーに関してはボスの指令やシンオウ神殿を採用せざるを得ないため流行度合いによっては大幅なリスト変更が必要である気がします。
これに関してはまだ練習できていないため良さげな解決方法が見つかれば追記します。
ムーランドVはどうしようもないレベルの無理カードだと感じてます。対策は考えず割り切りかロストカイオーガの使用を諦めそうです。
VS"ミュウ"
相性:メロエッタ型有利・ターボ型微有利
サイドプランは基本プラン通り
事故らない限りは基本勝ちだと感じてます。
気を付ける点としてはマリィケアを怠らないこと。
ミュウ側のプレミが起きるポイントがちらほらあるためそれを積極的に狙っていく。
・あなぬけのひもでゲノセクトを出す。
→これをウッウで刻むことでヤミラミの起動が1回で良くなる。
・ヤミラミに事前にエネを貼ってベンチに置いておく。
→ボスの指令をヤミラミに打ってくれるとそのターンは手札干渉されずまた更に準備が可能、なんならかがやくゲッコウガも盤面に残り続けてくれる。
VS"レジギガスバレット"
相性:有利
展開を行いコオリッポ+マナフィであなぬけのひもボスの指令以外は勝ちみたいな盤面を作ることが多いです。
コオリッポ単にすることが可能であればそれの方がいいです。
コオリッポ対策としておうえんYホーンを採用している方もいるので要注意です。
コオリッポを作れれば基本勝ちではあるのですが、山を掘りすぎるとでんじソナーレジエレキによる回収ネットループでLO負けする可能性もあるので要注意です。
ループ自体は無限ではないので山を掘りすぎないことで対応できます。
VS"ロストギラティナ"
相性:五分
ツツジとマナフィが両方採用されるデッキタイプなためかなり苦手としてます。
カイオーガに頼るというよりはロストバレットとしての動きで戦うことになります。
序盤からしっかりウッウでサイドを進め、VSTARにはカビゴンで刻み逃げられてもヤミラミで取れるようにして、最後はやまびこホーンやヤミラミの連打でサイドを進める形になります。
ツツジで止まらないことお祈り、隙があればカイオーガも狙ったりです。
VS"ロストバレット"
相性:五分
基本的に後攻を選択するためサイドレースは優位に進みがちです。
しかし、手札干渉を採用していない都合やマナフィの復帰手段を削ってしまったことからサイドレースを捲られる可能性があることには要注意です。
ヤミラミでは優先的にマナフィを狙い、マナフィが再度置かれても複数取り狙えるようなダメカンのばらまき方を行いたいです。70-30-20みたいなバラマキで1枚取りつつ体力50以下を2体作り回収ネット2面要求といった感じです。
■質問箱回答
ここまでの解説で書けていなかった内容の質問箱に答えます。
質問あればこちらの方にお願いします。
※本記事に関係ないと判断した質問は省いています。
Q.サイド落ち確認はどうされていますか?それに時間がかかってしまい制限時間に間に合いません。
僕は途中までサイド落ち確認は行っていません。かがやくゲッコウガがあるかどうかだけ確認して、残りは3ターン目ぐらいの山確認で必要札の枚数を行っています。
シティリーグの会場ではかなり早いタイミングでゲームを終えていることが多く、トナメでは終わる速度が早すぎる(10分近く時間が余る)ことで観戦者に驚かれました。
Q.スタジアム0枚でいいですか?
入れたいと思うスタジアムがないため入れてません。
Q.頂への雪道はどうかんがえていますか?
重たいのには違いないですが、流行のデッキで採用しているのがレジギガスバレットぐらいでそこに対してはコオリッポというメタカードを採用出来ているためスルーです。
よく分からないデッキから飛んでくる雪道は割り切ってました。
雪道を採用するデッキが増えた際は使うこと自体を考え直しそうです。
Q.普通の釣り竿1枚だとマナフィやゲッコウガを取られた際のことを考えるとロスト出来ず花選びで困ることがありました。
マナフィやゲッコウガを取られるゲーム展開が想定されるならロストしない選択をするだけです。
ゲッコウガに関しては取られないように他にヘイトを向けるといった感じで対策してます。
■質問箱回答 11/11追記分
Q.ハンド干渉ないですが番帰ってきたらカイオーガでリーサルの前の相手の番にマナフィ置かれるなどの場合の立ち回りを教えて欲しいです。
事前に盤面にヤミラミの起動準備を行うことで、手札干渉+マナフィのケア、ボスの指令の場合は手札干渉されないのでヤミラミを手札から用意しマナフィを取る。手札干渉のみの場合は盤面に用意しているヤミラミでマナフィを取りつつ山を進めてカイオーガの準備。
そのターンの余裕がないほど遅れすぎている場合はマナフィ置かれないことか手札干渉されないことを割り切ったプレイ、次ターン勝てることを匂わせないプレイや事故を装ったプレイなどのブラフで乗り切るといった感じです。
時間に余裕があっても急かすことで勝ちまでまだまだ遠いことを示唆したりもします。(相手が本当に遅い場合に限る)
Q.制限時間がある中での山札内のエネルギー総量の把握の仕方は?
最初のミラージュゲートで山の残りエネルギー枚数を数えていることが多いです。
次の相手ターンに自分のトラッシュとロストのエネルギー枚数を数えてサイド落ち枚数の把握を行います。(相手ターンに行う理由は時間短縮)
自分のリストだとここからロストを検討し始めてもエネルギーが足りないということはかなり稀です。
Q.ロストカイオーガはルギアに強く出れるデッキタイプですが、マナフィとウォッシュ水エネルギーが採用され始めた後のシティに参加することになっていた場合はロストカイオーガは使用されていましたか?
使用していたかもしれないです。理由としては他にロストカイオーガ以上のいいデッキを見つけられない可能性があるからです。細部は違ったと思います。
使用していない可能性もかなり高いです。
Q.ルギアにマナフィとウォッシュ水エネルギーが採用され始めましたがどのように対策されますか?うねりの扇やシンオウ神殿はどうですか?
ボスの指令を採用してキャンセルコロンまでの検討を考えると思います。
ボスコロン型カイオーガが今活躍する可能性のある形だと思います。
うねりの扇やシンオウ神殿はピンポイントメタ過ぎて他の枠を削ってまで勝率を上げるカードなのか?と思います。
ボスの指令とキャンセルコロンに関してはマナフィを倒してしまうことでツツジ圏内に入ってしまうことを避けれたり、ロストバレットミラーなどで複数取りを狙えるようになることで勝率アップに繋がるように思います。
Q.非Vサンダーのような雷アタッカーの採用は考えましたか?スピード雷エネルギーの採用はどうですか?
シティは遠征だったものの、入れ替え候補カードとしてサンダーと雷エネルギーを持ち込んでいました。
ルギアの崩れたスタジアムの評価が上がったりチェレンが話題になった際は採用しようかなと考えていましたが、僕がこのデッキを使用した時はマナフィすら一般的ではなかったためターンに余裕があると感じ雷アタッカーは採用しませんでした。
一応確定麻痺のゼクロムも検討しており、いれかえ札のないルギアは1ターンくれると考えて次ターンヤミラミで倒しつつ後ろにバラマキを行うといったことも考えていました。
スピード雷エネルギーよりもキャプチャーエネルギーの方が初動札として偉く、特殊エネルギーより基本エネルギーを採用したいためスピード雷エネルギーは無し寄りです。
Q.ルギア対面でマナフィが盤面にいない場合、ルギアVを狩るよりロストマイン手裏剣で2枚取る方がいいですか?
かがやくゲッコウガでワザ打ったら負けるのでダメです。
Q.ロストカイオーガ視点で裏工作パルキアにされると嫌な動きがあれば教えていただきたいです。
ロストカイオーガ側がサイド2枚取ったタイミングでマナフィを置かれること。ここでマリィ合わせられると更にきつい。
スイッチャー型であればスイッチャーでマナフィ呼びながらマリィで次ターン手裏剣で2枚取りに来る動きとかもかなりしんどいです。
Q.ポケモンいれかえとかではなく、あなぬけのひもが採用されている理由が知りたいです。
ガラルマタドガスやエンペルトVのようなバトル場にいることで特性を止める特性を持ったポケモンでキュワワー対策しているデッキが存在するためです。
その他場面では一長一短ではあるものの、バトル場にいるVをサポート使わずにベンチに移動させれたり、序盤でウッウに攻撃されたくないポケモンしかベンチにいない時とかでかなり強いです。逆も然りですが。
Q.ルギア視点では相手がカイオーガ想定の場合はマナフィを最後まで出さずにプレイすることが出来るため、アクアストームを打つ直前にマナフィを出す動きをされるとかなり厳しいように感じます。
その見極めが出来るぐらいギリギリまで待てる相手なら諦めそうです。
基本的にはターンに余裕があるのでマナフィを置かれて倒すだけのターンが出来ても問題ないように感じてます。
それでもマナフィの採用率が上がると速度がギリギリになるので勝率が落ちることに違いはないです。
Q.ヤレユータンについてどう思っているか教えていただきたいです。
まず初めに置けるベンチ枠がないことが多いです。キュワワーを犠牲にした後のターンになることが多く中盤以降のカードです。
しかしそこにはアタッカーの2体目を置きエネルギーまで付けておくことの方が大事だと考えており、結果として手札干渉後の要求は減るためマリィ対策となります。
山上に不要札を置きアクロマやはなえらびを使用することでバリューを上げる考えは、上から不要札を引いてしまう可能性や2番目も不要札である可能性もあることからそもそもの現物(主にエネルギー)でロスト出来る札を増やすことの方がいいと考えています。
ヤレユータンがヤレユータンである必要がかなり少なくプレイや構築で解決できることであるため、ベンチ枠の面で邪魔になる可能性のあるヤレユータンは不採用となっています。
■最後に
今回の記事のリストではない形の練習で試した形のロストカイオーガも今後使える可能性を秘めているため空いた時間で後程追記しようと考えています。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
連絡先 Twitter @Bunpei_sv
Bumpei Matsuda