ポケカの世界大会配信を一人でも多くの方に楽しんでもらいたい!!観戦完全ガイド!
※有料部分は僕の渡航日記等なので投げ銭です。
久々の投稿です。ぶんぺいです。
今回の記事は、Pokémon World Championships 2022 (ポケモン世界大会)の開催に伴い、ポケモンカードゲームの配信を一人でも多くの方に見ていただき盛り上がれるための事前知識を取り入れやすいように流行や見どころを紹介する記事となっております。
僕自身も世界大会に出場してきます。
自己紹介を後ろの方に書かせていただいているので、もし少しでも興味がありましたら読んでいただけると嬉しいです。
初心者から上級者まで見れる記事にしたかったため、そんなこと知ってるよって内容も書かれているので興味があるところに目次から飛んでください。
■Pokémon World Championships 2022
Pokémon World Championshipsとはポケモンの世界大会のことであり、
2022年度はポケモンゲーム、ポケモンカード、ポッ拳、ポケモンユナイト、ポケモンGOの5タイトル同時開催となっています。
※本記事ではポケモンカードゲームの話のみになります。
全世界から参加権利を勝ち取った人だけが参加できます。
ポケモンの大会で一番レベルの高い大会であり、夢の大会となっています。
ライブ配信
<1日目>
8月18日(木)16時30分~19日(金)4時45分(予定)
8月18日(木)16時15分~22時(予定)
<2日目>
8月19日(金)16時45分~20日(土)5時15分(予定)
8月19日(金)16時30分~21時30分(予定)
<3日目>
8月20日(土)16時45分~21日(日)3時(予定)
8月20日(土)16時30分~22時(予定)
<4日目>
8月21日(日)16時45分~20時30分(予定)
8月21日(日)16時30分~21時(予定)
カードゲーム部門以外やその他動画サイト等詳しいことは下記のリンクに纏められています。
大会概要
2022年8月18日(木)~2022年8月21日(日)
場所 イギリス ロンドン
日本からの参加条件
3年振りの世界大会ということで3年分の権利獲得者が参加します。
大きく分けて2パターンの権利取得方法があります。
1年間公式の中規模以上の大会で好成績を収め続けるか、大型大会で上位入賞するかといった感じです。
CSPランキング(年間累計ポイントランキング)
・2020年度CSPランキング上位50位
・2022年度CSPランキング上位30位
チャンピオンズリーグ(CL/国内大型大会)
・CL 2020 東京 優勝者 (参加者1800名)
・CL 2020 東京 優勝者 (エクストラ/参加者528名)
・CL 2020 愛知 優勝者 (参加者1800名)
・CL 2020 愛知 優勝者 (エクストラ/参加者432名)
・CL 2021 横浜 上位8名 (参加者1640名)
・CL 2021 愛知 上位4名 (参加者1600名)
・CL 2021 愛知 上位4名 (エクストラ/参加者390名)
・CL 2022 京都 上位4名 (参加者1340名)
・CL 2022 福岡 上位4名 (参加者1520名)
・CL 2022 愛知 上位4名 (参加者1210名)
・CL 2022 愛知 上位4名 (エクストラ/参加者390名)
・CL 2022 横浜 上位4名 (参加者1660名)
以下は世界大会Day2から参加できる権利となります。
ポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS/日本一決定戦)
・PJCS 2021 上位16名 (参加者1320名)
・PJCS 2022 上位16名 (参加者1660名)
・2020年度CSPランキング上位8位
以上がマスターリーグの権利取得条件でした。
■ポケカ基本ルール
基本ルールに関しては公式の9分でわかるポケモンカードバトルという動画を見ていただくのが一番早いと思います。
ポケモンカードの公式サイトでは文面での解説もありますので分かりづらかった部分がありましたらこちらから確認してみてください。
ここはメインではないのでこれぐらいで次に進みます
■国内大会と世界大会のルールが違う点
カードプール
まず大事な部分にカードプール(使えるカードの幅)が違います。
日本と海外ではカードパックの発売ペースに違いがあるため、若干遅れている海外のカードプールに合わせられています。
そのため、世界大会ではゾロアークVSTAR等の収録されたダークファンタズマやギラティナVSTAR等の収録されたロストアビスはカードプールから外れています。
尚その間で発売されたPokémon GOは全世界で販売されているためカードプールに含まれています。
そのため日本では存在しなかったカードプールとなっています。
1マッチ2本先取(BO3)
世界大会ではDay1の1回戦からBO3と呼ばれる1マッチ2本先取で行われます。
1マッチ50分
終了コール時の選手がワザを使った後、3ターン後にマッチ終了となります。
1試合目の途中で終了した場合→引き分け
2試合目の途中で終了した場合→1試合目の勝者の勝ち
3試合目の途中で終了した場合→引き分け
シングルエリミネーションラウンド(3日目後半,決勝戦)
1マッチ75分
1試合目の途中で終了した場合→サイド少ない方の勝ち
2試合目の途中で終了した場合→1試合目の勝者の勝ち
2試合目と3試合目の間で終了した場合→サドンデスで勝敗を決定
※サドンデス…最初からゲームを行い直し、コイントスで先攻後攻を決め、先にサイドを1枚取った方の勝ち
3試合目の途中で終了した場合→サイド少ない方の勝ち
先攻後攻の決め方
1試合目→コイントス
2試合目→1試合目の敗者が選択
3試合目→2試合目の敗者が選択
引き分けの存在(勝ち点制)
日本では勝ちか負けか両者敗北のみなのですが、世界大会では引き分けというものがあります。
どういった状況になると引き分けになるかはBO3の解説部分に記述してます。
これにより、
勝ち→3点
引き分け→1点
負け→0点
といった配点がされます。
参加者数に応じて対戦数が変わるためそれに応じて必要ポイントが変わるのですが、Day1突破は7回戦なら15点、8回戦なら18点といったように0引き分け2敗or3引き分け0敗ラインとなっています。
大会日数
今年の世界大会は4日間行われます。
基本的には成績上位者が翌日も参加できるといった形になっています。
Day1
参加人数によって対戦回数が変動(記述日時点では不明)
スイスドロー8回戦が濃厚
7回戦の場合、15点以上がDay2進出
8回戦の場合、18点以上がDay2進出
Day2
記述時点では不明
スイスドロー9回戦が濃厚
上位16名がDay3進出
Day3
16人トーナメント
決勝戦以外
Day4
決勝戦
総評
カードプールが日本プレイヤーからすると馴染みが無い
最初からBO3で勝ち点制
実際、自分自身が出場するため練習を行っているのですが、カードプールの違いとは別の部分(試合数全体でみると必要とする勝率が落ちつつ、引き分けの存在から時間コントロールしやすいデッキやさせないデッキの評価が上がるといった感じ)でデッキ選択やデッキの組み方、プレイプランの方針がかなり変わりました。
■Tier表
Tier表とは
強さを示すものや流行度を示すものがあります。
1から順に強い多いといった形に層分けされている表のことです。
今回は海外のオンライン大会(LimitLess)の使用率を参考にしつつ自分の見解も含めて作成しました。
予想Tier表
Tier1
裏工作パルキア
Tier1.5
裏工作アルセウス
ミュウVMAX
Tier2
ターボディアルガ
裏工作白馬バドレックス
アルセそらピカ
アルセジュラルドン
裏工作リザードン
Tier3
レジバレット
ハピナスミルタンク
ルナトーンソルロック
アルセミュウツー
ミュウツーミルタンク
環境解説と見どころ
・パワーと柔軟性を兼ね備えたパルキア
・耐久力と安定感のアルセウス
・圧倒的な速度とパワーのミュウ
それに対しての工夫を用意してきたデッキ達といった構成です。
ミラーマッチも難しく面白味の多いマッチが多く、非常に面白い環境となっていると感じます。
■デッキ解説
1枚1枚の解説はしないため疑問に思った部分はリンクからカードの効果を読んで確認してみてください。
間違っている部分やそれでも分からないことがあればTwitterにDMお願いします。
○裏工作パルキア
デッキ名にある裏工作とはデッキを回すギミックとなる特性「うらこうさく」から名付いています。
この裏工作は多くのメインポケモンを支えているギミックです。
簡単に説明するとこの特性を持つジメレオンとインテレオンに進化するたびにデッキから欲しいカードを手札に加えれます。
これにより手札が少なくても最低限の動きに繋げられたり、手札が多い場合はより強力な動きに必要な札を的確に手札に加えプレイしていけるデッキとなっています。
そのギミックと一番といっても過言ではない相性のいいアタッカーとしてパルキアVSTARが使われています。
このパルキアVSTARが強い点を簡単に纏めると、
・VSTARポケモンを1回のワザ+20ダメージ程度で倒すことが可能なダメージを出せる
・ワザを使用するための必要エネルギーが少ない
・VSTARパワーが強力でポケモンカードの課題となる場にエネルギーを付ける行為を簡単に行えてしまう
・水タイプは優遇されたトレーナーズカードが多い
といった感じです。パッとしない方は後程出てくるデッキがこれらを課題としていることが描かれているので強さが分かるようになると思います。
デッキ単位でみると、パルキアを使う上で必須となるカードも少ないためデッキの枠に余裕があり様々なギミックが組み込まれているのも特徴で対策がかなり困難です。
欠点といった欠点もあまりなく、殆どのデッキと互角もしくは一方的なゲームを行えるため、会場がパルキアだらけ、上位がパルキアだらけになっていても何もおかしくはないレベルとなっています。
○裏工作アルセウス
パルキアと同じく裏工作でデッキを回す形のデッキタイプです。
アタッカーをアルセウスVSTARにすることによるメリットは、
・VSTARパワーで好きなカードを持ってこれるため安定した展開を行いやすい
・ワザでベンチのVポケモンにエネルギーを付けれることから後続の準備が簡単
・ベンチのポケモンを並べずに戦いやすいことからパルキアに1発で倒されづらい
・1発で倒されなかった場合、サポート「チェレンのきくばり」により手札に戻すことで受け回しが可能
といった感じです。パルキア同様必須カードが少ないことから拡張性が高く、様々な妨害カードや別のアタッカーをデッキに組み込めたりもします。(紹介リストではかがやくリザードンをサブアタッカーとして採用していますが入っていない構築も多いです)
欠点としては、アルセウスVSTARのワザのダメージが低くVポケモンを1発で倒すことが困難であることとチェレンのきくばりで回収した後に出しなおすアルセウスVを進化させるのに1ターンかかってしまってそちらを倒されてしまうことが挙げられます。
パルキアには若干不利ではあるもののゲームにはなる強さを持ちつつ安定感と耐久力の高さから数多くのデッキに高勝率を見込めるため人気のデッキとなっています。
○ミュウVMAX
3デッキ目にしてやっと裏工作ではないデッキエンジンで回すデッキです。
それがゲノセクトVが持つ特性「フュージョンシステム」で1ターンに沢山のカードを引いて必要札を揃えに行く形のデッキです。
この特性は場のフュージョンポケモンの数と同じ枚数になるようにカードを引ける特性で最大6枚になるように引けるのですがターン毎にゲノセクト1体につき1回使用できるため3体並べば3回、4体並べば4回とかなりの枚数引くことが出来ます。
そしてアタッカーとなるのがフュージョンポケモンである、ミュウVMAXとメロエッタです。
ミュウVMAXはベンチのフュージョンポケモンのワザを使えるワザを持っており、必要エネルギーを踏み倒すことが可能でゲノセクトVが持つ210ダメージが出るワザをコピーして戦っていきます。
他にはミュウVのワザで山札に戻れる効果を持っておりダメージの受け流しを可能としたり、メロエッタのワザで最大280ダメージを可能としておりVSTARポケモンの天敵と言っても過言ではありません。
後攻でも強いのがこのデッキの凄いところでメロエッタがたねポケモンであるにも関わらず1ターン目から最大210ダメージを出すことが出来ます。
そして最後にこれらの要素を更に強くするカードが存在します。
それがパワータブレットです。このカードはグッズで使用したターンのフュージョンポケモンが使用するワザのダメージが+30されます。(先ほどまでのダメージ数はこれを足していない時のダメージ数。)このカードは効果が重複するため、まとめて一緒に使うことでVSTARポケモンを1発で倒すことも可能としています。
ここまでの解説だと最強レベルなのですが、かなり欠点も存在します。
・フュージョンポケモンが並ばないと回らない
・手札を消費できないカードばかり引くと止まる
・必要パーツのサーチが難しく大量ドローで気合いで揃えなければならない
・頂への雪道というスタジアムで特性が使えなくなる
といった欠点を抱えています。
安定感があるようでなかったり、対策がされやすいのがネックですが、爆発力は1番かもしれません。
○ターボディアルガ
3つ目のデッキを回すギミックとなります。ターボと呼ばれる形ですが特性の名前とかではなく、序盤にアドバンテージを一気に稼いでしまう形の構築に採用されることが多いためそのような名前がついていると思われます。
そのターボと言われるギミックは主に特性「ふしぎなしっぽ」を持つミュウと特性「かくしふだ」を持つかがやくゲッコウガと特性「ナイトアセット」を持つクロバットV、回収ネット、トレッキングシューズといったカードを軸にデッキを回していく形です。動きがかなり特殊で文字での説明が難しいので簡単に纏めると様々な方法でドローを重ねて山札のリソースを手札や盤面に集めて行きます。
アタッカーとして採用されているディアルガVSTARですがかなり器用で且つ攻撃的なポケモンです。
通常ワザである「メタルブラスト」は付いているエネルギーの数×40ダメージ+40ダメージと大ダメージを出すには沢山のエネルギーを必要とするものの、VSTARパワーであるワザ「スタークロノス」は5エネで220ダメージ与えつつもう一度自分の番を行えるため次ターンに6エネ溜まり280ダメージ出すことが出来てVSTARポケモンを1発で倒すことが出来ます。
220ダメージ→280ダメージを連続で飛ばせるため相手のアタッカーを2体倒すことが出来れば、相手はアタッカー不在で攻撃できずエネルギー沢山付いたディアルガがもう1ターン行動できるといったポケカ界のワンショット系統(あくまでも例え)のデッキです。
一応低いダメージではあるものの1エネルギーからでもワザを使用できるためワンショットのために刻んでおくプレイも可能です。
ではどうやって5エネルギー溜めるかと言いますと、メタルソーサーというグッズでベンチの鋼ポケモンにトラッシュから鋼エネルギーを1枚付けることが出来るため山札を一気に引いて3,4枚を1体に付けることで1ターンで0エネルギーの状態から5エネルギーまで可能としています。
欠点としては、相手のアタッカーが倒しきれないほど並んでしまって育てたディアルガVSTARが倒されてしまうと残りのサイドを取りきるのが困難であることです。
○裏工作白馬バドレックス
はくばバドレックスVMAXとパルキアVSTARをアタッカーに置いた裏工作で回すデッキになるのですが、メインをはくばバドレックスVMAXに置くのか両方をアタッカー運用するのかと大きく2種類あります。
パルキアVSTARではなく、はくばバドレックスVMAXをアタッカー起用する利点としては、
・パルキアとは違いダメージの変動が相手依存ではない
・VMAXなのでHPが高い
・弱点がパルキアとは違い鋼タイプ
といった感じです。
欠点としては、並べなければならないVの種類が増えることでベンチが窮屈になりがちであったり、相手の要求値が上がるものの自分の要求値も上がることです。
○アルセそらピカ
4種類目となるデッキを回すギミックのビーダル型です。日本では半年ほど前ぐらいに流行ったギミックで最近はあまり見かけていなかった所、新たなアタッカーのお供として戻ってきました。
ビーダルは特性「はたらくまえば」で手札が5枚になるようにカードを引くことが出来ます。
このビーダルはアルセウスVSTARと相性が良くて、理由としてはアルセウスVSTARは進化さえ出来ればそれ以外のポケモンは動きが止まらないようなサポートポケモンがいれば良くて、このビーダルの特性と手札をコストにポケモンをサーチしてこれるクイックボールやハイパーボールを終始強く使うことが出来るようになるからです。
ビーダル型の偉い点としてデッキを回すギミックの枠が4枚で済んでしまうとこもあります。結果としてアルセウスVSTARのワザによるエネルギーの付け先として別アタッカーを採用しやすいです。
そのサブアタッカーとして採用されているのがデッキ名に省略されているそらピカことそらをとぶピカチュウVMAXです。
そらをとぶピカチュウはパルキアVSTARに弱点で2倍のダメージを与えれる雷ポケモンで且つパルキアVSTARに1発で倒されづらい耐久力も誇っています。更におまけで付いている追加効果はおまけと言わせないほど強力でたねポケモンからワザのダメージを受けなくなります。これにより詰んでしまうたねポケモン主体のデッキも存在します。
そしてもう一匹クロバットVMAXです。こちらはミュウVMAXに弱点で2倍のダメージを与えれます。デッキには頂への雪道が沢山採用されておりトップシェアのデッキに対しての意識を強く組み込まれたデッキとなっています。
ただし各ポケモンのダメージ自体は大きくなく、対戦相手のメインポケモンの弱点を付けない際にしんどいゲームとなりがちです。
あとはどうしても進化ポケモンが軸となっているため進化前にアタッカーが倒されてしまうとしんどく、対パルキアや対ミュウでVMAXになる前に倒されてしまって相手のアタッカーに手も足も出なくなるといった状況がそこそこ起きてしまうため楽なゲームは中々させてもらえません。
○アルセジュラルドン
アルセウスの後続育成力の高さからデッキを回すギミックをポケモンではなくサポートカードのみとしています。
メリットとしてはアルセウスVSTARからゲーム展開を行ってからVMAXポケモンであるジュラルドンVMAXを2回押し付けることでサイドを6枚取るには実質8枚取ることとなる状況を作るデッキとなっています。
相方としてジュラルドンVMAXが選ばれる理由としては、
・高いHP
・弱点がない
・220ダメージとVポケモンを1発で倒せるダメージ
・相手ポケモンにかかる効果を計算しない追加効果
・特殊エネルギーが付くポケモンからワザのダメージを受けなくなる特性
と隙のないポケモンです。
欠点としては、トリッキーな動きを取りづらく不利なゲーム展開になってしまった際に捲ることが難しいです。
○裏工作リザードン
かがやくリザードンをメインアタッカーとした裏工作で回していくデッキです。
かがやくポケモンはデッキに1枚しか入れられないものの、トラッシュからポケモンを回収出来るカードを使用して何度もかがやくリザードンで攻撃することを目標としています。
かがやくリザードンはVではないポケモンではあるにも関わらず250ダメージを比較的簡単に叩き出せて、こだわりベルトを持たすことでVSTARを1発で倒せるのが強みです。
欠点としては、裏工作アルセウスや裏工作パルキアの雪道ツツジという要求値バグ上げ捲りプランに対して対応しづらいためTier1に対しての勝率が低いことが挙げられます。
○レジバレット
今年の6月に行われたポケモンジャパンチャンピオンシップス2022で優勝したデッキタイプ(掲載リストも当時のもの)です。
当時の大会前のレジバレットは完成度の低さから評価は低かったものの、この大会ではかなり完成度の高いレジバレットが上位でちらほら見受けられました。
世界大会のカードプールとはかなり近いため活躍する可能性はあるものの海外大会ではあまり結果を残してない印象です。
レジギガスの特性「こだいのえいち」は場に全種類のレジが揃っているとトラッシュから好きなエネルギーを3枚自分のポケモンに付けれる効果で様々なタイプのレジを駆使して弱点を突いて戦っていくデッキです。すべてのレジがワザを打つ可能性があるほど個性的で回りだすとかなり厄介です。
欠点としては、レジを並べなければならない、エネルギー(特にオーロラエネルギー)をトラッシュしなければならないと初動に課題があります。
中盤以降もセイボリーというサポートカードによりベンチのレジが減らされてしまったりするのも遅れにつながる可能性があります。
○ハピナスミルタンク
このデッキもかなり特殊で、メインアタッカーのハピナスVはたねポケモンであるもののかなりの耐久性能を誇ることと沢山のエネルギーをデッキに必要とすることで、ハピナスVと沢山のエネルギーとそのエネルギーをドローに変換することができるかがやくゲッコウガでデッキが構成されています。
エネルギーを共有しつつハピナスV同様にたねポケモンだけど特性により場持ちのいいミルタンクをサブアタッカーとして採用されています。
イベルタルは苦手とするミュウVMAXのエネルギーを破壊出来るため採用されています。
その他のカードは耐久性をより生かすための回復カードやHPを+50出来るタフネスマントと強力なサポートカードが採用されています。
欠点としてはハピナスVのワザのダメージが上がるまでにターンがかかってしまうことで一度ペースを掴まれてしまうと巻き返すのが困難な場合があったり、どこかしらでリスクを背負って攻めに出なければならないタイミングがあるため、分かってる人と対戦する際に苦労します。
○ルナトーンソルロック
ポケモンカードオンラインでは低資産で組めるためそこそこ流行っているデッキです。大会ではかなり使用率が低いもののものすごく弱いみたいなデッキではないのでレジギガスのように急に優勝してもおかしくはないなと思っています。
ソルロックが特性によりルナトーンにトラッシュからエネルギーを付けることができ、ルナトーンはエネルギーの数×30+30ダメージのワザを持っています。沢山ソルロック並べて大ダメージ出そう!といった感じです。
そのためベンチには他のポケモンを置きづらいものの、エネルギーが多く採用されるためハピナスミルタンクのようにかがやくゲッコウガを採用してデッキを回しています。
欠点らしい欠点はあまりないのですが、単純にパワー不足であったり、搦め手に弱いといった感じです。
○アルセミュウツー
アルセジュラルドンのミュウツーV-UNIONバージョンといったデッキです。
ジュラルドンVMAXより良い点としては、
・確定でアルセウスVでスタートが出来る
・ミュウツーV-UNIONのワザが豊富でどれも優秀
の2点が主です。
欠点はV-UNIONというカードシステムがあまりにも扱いづらい。これに尽きます。
○ミュウツーミルタンク
遂にここでコントロールデッキの登場です。
このデッキはサイドを取りきるのではなく、相手の山札を0枚にして勝つことを目標とするデッキです。
デッキを回すギミックとしては、特性「くいだめ」を持つカビゴンで、使用するとターンが終わってしまうものの7枚になるまでカードを引けます。
これにより相手の妨害をするカード引き込んだりパーチ集めを行い、超耐久を誇るミュウツーV-UNIONの着地を目指したりといった形になります。
最終的にはミュウツーV-UNIONのみの盤面にして、ワザちょうさいせいにより毎ターンHP200回復が可能なためそれ以上のダメージが出せないデッキは詰んでしまうという状況になります。
自身の山札切れは3種類の山札回復手段をループさせることでほぼ起きないようになっています。
欠点はデッキの存在が認知され、どのデッキもループにハマらない工夫をするようになったことだと思います。
■後書きと有料部分について
ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでも多くの方に配信を楽しんで貰えたらなと思ってます。
もし、こういったのも追記して欲しい!これが分からない!といったことがあればTwitterのDMにでも送ってもらえれば空いた時間で更新するかもです!
有料部分については、基本的には支援のつもりで購入していただけると嬉しいです。公式ツアーとかは申し込まず飛行機や宿は友人達と手配して抑えたものの渡航宿泊費で30~40万程かかっており、荷物の準備や現地での支払い含めるともっとかかって、払えるにしてもポンと出せる値段ではないなといった現状です。もしよければお願いしますm(_ _)m
内容に関しては、大会に向けての準備、練習の仕方、渡航日からの日記の更新を行おうと思っています。
使用デッキに関する話は大会後に別記事での解説を予定しております。
■自己紹介
Bumpei(ぶんぺい)という名前で活動しています。
本名は一度公式配信卓にも映ったことがあるので既に公開されているのですが、マツダブンぺイといいます。
世界大会の配信卓に映る際はBUMPEI MATSUDAとなると思いますのでもし見かけましたら応援の程よろしくお願いします。
普段大阪に住んでおり友人とポケモンカードをプレイしています。
今年に入ってから6月までは「コヤチャンポケカ部」というYouTubeチャンネル(登録者数1.8万程)でも活動させていただいて東京でも活動していました。
現在は動画投稿活動休止となっています。
応援していただいていた方、見ていただいたことのある方の皆さん、大変ありがとうございました。
僕自身の活動は続いており、今年度ポケモンカードで世界大会の権利を手にすることができ、世界大会に向けて出来る限り時間を作りポケモンカードに充てているといった状態です。
僕は2022年度CSPランキングで権利取得しました。
2021-2022年度シティリーグ シーズン1 優勝
2021-2022年度シティリーグ シーズン2 優勝
2021-2022年度シティリーグ シーズン3 予選落ち
2021-2022年度シティリーグ シーズン4 Best8
2021-2022年度シティリーグ シーズン5 Best4
2021-2022年度シティリーグ シーズン6 準優勝
2022年度CSPランキング28位(世界大会権利獲得)
※シティリーグとは各シーズン1回出場可能で順位によってポイントが配布されます。規模はかなり小さく32人か64人が多いです。僕ぐらいの戦績が世界権利ボーダーでした。
僕はカードゲームというジャンルにハマってこれまで様々なタイトルをプレイしてきました。
その中で競技としてカードゲームをプレイするようになり、
大型大会で優勝したい。世界大会に出たい。
といった夢を持つようになりました。
しかし、これにはどのタイトルといったものはなく何かでといった漠然とした夢でした。
ここから先が有料部分となります。
読んでいただきありがとうございました。
頑張ってきます!!
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