![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87227021/rectangle_large_type_2_16600f94653054431f89d42073708e16.jpg?width=1200)
【ポケカ】CL横浜でデッキ共有したロストカイオーガのお話
お久しぶりです。ぶんぺいです。
最近筆が進まず書き損ねた記事がいくつかあるので、近いうちに書こうと思ってます。(世界大会で使用したターボディアルガの話とか)
良ければフォローして待っていて欲しいです。
今回の記事は、僕の周りの人がCL横浜にロストカイオーガを持ち込んだ理由とその調整過程で感じたことを纏めた記事となっています。
■大会結果
マスター部門 7名
10勝4敗 3名
6勝3敗 1名
5勝3敗 1名
4勝3敗 1名
0勝3敗 1名
シニア部門 1名
予選6勝1敗
トナメ2回戦負け Best8
ジュニア部門 1名
予選6勝1敗
トナメ1回戦負け Best16
この他にも友人経由でカイオーガが強いことが出回ってしまって、リストは違ったりしたものの複数人トナメ進出が出たり盾を取れたりしたそうです。
その人達は僕自身もWCS2022の練習会とかで関わりのあった人達なので大会後に使用報告と感謝の言葉をいただき嬉しく思っております。
おめでとうございます!
他にもNoteを書かれる方がいるので詳しいデッキ解説はそちらのNoteでお願いします。
公開後にこちらでも紹介させていただきます。
■ロストカイオーガとは
ミラージュゲートで作るアタッカーとして、ワザ『アクアストーム』を持つカイオーガを中心にロストギミックで回すデッキのことを指します。
![](https://assets.st-note.com/img/1663521312373-0GWzRDmpfB.jpg?width=1200)
このカイオーガは基本的にゲーム中1回しか起動することを考えておらず、締めのターンに山札を0枚にしてからエネルギーリサイクル+エネルギーリサイクルorふつうのつりざおで山札をミラージュゲートとワザのためのエネルギーだけにしてしまうといった感じです。
大体そのターンで勝つので山札は無くなって構いません。
望遠スコープでダメージを伸ばすことで最大280ダメージを2ヵ所に飛ばすことが出来るためかなりの捲り性能を誇っていて、
それまでにサイドを2枚取れていればいいので後れをかなり許容されたり、
ツツジ圏内に入らずに勝てる可能性があるところがこのデッキの魅力となっています。
ただし、相手プレイング次第ではでカイオーガ側の要求をかなり上げることが可能なためDay2で使用する際の構築の仕方にはかなり苦戦しました。
■調整の過程
使うこととなったきっかけ
日本帰国後、初心に戻り好きなポケモンで遊ぼうと思ったことでした。
カードとしてではなくポケモンとして好きなカイオーガを使いたい気持ちですべてのカードを見ていたところ、世界大会の都合で触れていなかったロストギミックと相性の良さげで且つ強そうであった25周年パックのカイオーガでデッキを組んでみようとなりました。
ある程度Twitter等で下調べしたところ良さげなNoteを見かけたことからそのリストから触り始めることとなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663486489281-t49O1TFnXn.png?width=1200)
これをそのまま組んでみて回した感想としては、ポケモンもグッズもエネルギー全てがギリギリの採用枚数ではなえらびがかなりシビアで且つ手札に不必要札が溜まりづらくシャクヤが使いづらい。といった感じでした。
ただ想定よりも山の減りが速く、デッキの可能性は凄く感じました。
そして改良後の初期リストはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1663488407072-hFNtacYr1I.png?width=1200)
参考にしたリストは1ヵ月前のリストだったので今の流行りに合わせるためにレジを見るためのコオリッポ、エンペルトVやビッグパラソルに対応するためにあなぬけのひもを増やしたりといった形を取りました。
シャクヤを抜いた分コンボに必須となる札を増やしてはなえらびの選択もかなり楽になり回しやすくなりました。
ロストシティはマナフィの復活阻止用です。
ボスの指令はバトル場のVをベンチに下げるためです。
周りとの意見交換
○カビゴンの有無
なくても勝てるけどあると取れるプランが多くなる。
例えば、デッキバレしてる際のVSTAR単騎みたいな盤面でVSTARと殴り合いが出来るようになる。(ウッウやヤミラミの打点と合わせることでVSTARを倒すことが可能)
○ボスの指令の枚数
相手がインテレオンで戦ってくれてベンチのメッソンとマナフィを取ってからパルキア2体を倒すときにずっとインテレオン前でいてることは多々あったり、サイド残り4枚であなぬけのひもを使用した際にわざわざVポケモンでワザを受けようとする方が少なく、案外1枚でも問題ないけど2枚目入れておきたいなといった感じでした。
ただ、抜くという選択肢も生まれて理由にツツジ圏内に入りに行くことをプランに組み込み構築することでした。
これによりボスの指令は0枚でもいいとなります。
○エネルギーの枚数
最終ターンでトラッシュに基本エネを7枚用意しなければならないため、途中のプレイでもはなえらびではかなりエネルギーを大事にしています。枚数が多いことでヒット率も上がりロストせざるを得ない状況も来てしまうため、ここの枚数は多ければ多いほどはなえらびが楽になります。
なので個人的には12~14枚で回していました。
○ヤミラミの枚数
かなりデッキの軸であるため3枚目の採用も検討したのですが、枠の捻出が難しかったり1枚あれば使い回しも出来たり、サイド落ちしなければ問題ないので2枚で回し続けました。
○ガラルジグザグマの有無
これに関しては入れたほうがいいです。
メリットが強く、ヤミラミと合わせてゲッコウガ(HP130)やマナフィ(HP70)とメッソン(60)を同時に倒せるようになるという環境的に大事な役割を持っています。
デメリットとしてはクイックボールをガラルジグザグマのサーチに使いづらいことです。
ツツジとの向き合い方の検討
このデッキの大きな課題となるのがツツジです。
対応方法の方向性としては、
ツツジを使われないラインからの勝利に特化させる
ツツジを受けても回るような工夫をする
ツツジを的確なタイミングで打ちづらいようにさせる
といった様々な手段が考えられました。
○ツツジを使われないラインからの勝利に特化させる
ボスの指令を2枚採用しても2枚取ってからマナフィをベンチに置かれることで絶対にツツジ圏内を通らさせられてしまいます。
そのためこのルートを検討する際はキャンセルコロンまで採用する形がいいように思いました。
欠点としてはデッキバレ等でベンチを絞られた際のプランが構築上弱くなってしまいます。
○ツツジを受けても回るような工夫をする
具体的には、ビーダルのようなシステムポケモンを採用したり、しあわせタマゴを採用するといった形でした。
マナフィとツツジを強く使ってくる相手は主にパルキアなのですが、パルキアにはスイッチャーが採用されているため、両方イマイチな使用感に終わってしまいました。
○ツツジを的確なタイミングで打ちづらいようにさせる
今回CLに持ち込んだ形はこれになります。
プレイの方向性をメッソンライン狩りに寄せてツツジを複数枚採用するといった形です。
これによりアタッカーは無視し続けてサイドは取られていくものの、メッソンラインを狩っていくため器用な動きは許さず、最終的にはこちらがツツジを当てに行き相手のツツジを許さないといった感じになります。
実際カイオーガの通りも良くなったように感じました。
■CL時点でのリスト
リスト
![](https://assets.st-note.com/img/1663585253045-Nxmm58qKdD.png?width=1200)
【デッキコード】FvVfwV-q8PdT6-kwkVwF
細部解説
基本的には調整過程に書いた通りです。
ただ、僕自身はCLに落選していて調整を怠った部分もあるので未完成に近いです。
先攻後攻の選択は後攻を選択していました。
理由としてはVIPパスを展開の初動としているためサポートも当たり札のひとつとするためです。
方向性をツツジ圏内に入る形にしたためボスの指令は不採用。
ベンチ絞る形にも対応できるようにするためカビゴンとやまびこホーンを採用。
ヤミラミのバリューがかなりあがるためガラルジグザグマは採用。
といった形になりました。
プランの方向性によってはまだまだ大幅に変更する余地はあるかと思います。
■最後に
ここ1年と少しの間チームでの活動よりは、過去に有料記事を買っていただいたことがある方を中心に誰でも無料で入れる多人数グループ『B窓』(平均参加人数50人ほど、多いときは100人ほど)を運営して活動していました。
ただ誰でも参加できることから今回のような強いデッキを発見した時に外に持ち出されてしまって広まってしまうということが起きてしまい、大会使用率が増したことで大会中に自らの首を絞める形となってしまいました。
なのでこのグループは今回で終わりとして、僕自身はチーム雷炎無双という2年ほど前に活動場所としていた少人数チームでの活動に戻ろうと思います。
なので、今後はチーム雷炎無双で調整したデッキとして投稿していく予定です。
TwitterやNoteのフォローをしていただけると今後の活動の励みになりますのでよろしくお願いします!!
購読していただきありがとうございました!
何かありましたらTwitterのDMまでお願いします。
連絡先 Twitter @Bunpei_sv
Bumpei Matsuda