記憶のバックアップ
昨日は結局2時間くらいしか睡眠をとれず、日中寝てやろうと意気込んで起きたものの、気がついたら夜になっていた。
「寝てやろうと意気込んで起きた」という表現になんだかムズムズするが、本当にそうだったのだから仕方ない。
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昨日書こうとした「ぼくらの七日間戦争」について。
私が読んだのは角川つばさ文庫のものだった。
読んでいたのは昔のことなので、内容を説明できるほどには覚えていないが、とにかくすごくハマったことだけは覚えている。
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パソコンに向かって、どういう時期に、どうしてあんなに読んでいたのかを書こうとしたが、全然出てこなくなってしまった。
時期については全く思い出せないし、どうしてと問われても、自分のなかの言語化できない部分が空回りするばかりで、何も言うことができない。どうしてしまったのか。
書き残していないから、時期を知る方法がない。これは多分ある。
私の記憶は他の人から聞いた情報でできている、ということをよく感じる。これは、過去に(精神的・肉体的に)何かあったとかではなく、純粋に、人から教わった自分についての言葉が私をつくっているような気がすることが多いという話だ。だから、私が誰かに「私がいつ『ぼくらの七日間戦争』を読んでいたか」を聞けば、この疑問は解決される。逆に、自分では記録をつけていないから、自力で思い出すことはできない。
では、その頃自分は何を考えてこの本を読んでいたのか。
これも、誰かに聞けば解決しそうだ。多分自分の親に聞けば、何かしら思い出すきっかけくらいはもたらしてくれるだろう。
でも、親は他人であり私ではないのだから、私の考えていたことをコピー機みたいにガガーッと全て吐き出して教えてくれるわけではない。
そうすると、私の当時の記憶は消えたことになる。少しくらいは、何か残っているようにも感じる(影だけ見えてる、みたいな)のだけれど、そのこと自体がもはや復元不可能な状態であるということなのだろうか。
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いろいろ考えてみたけれど、結局思い出せない。
読んだら思い出すかもと思ったが、そういえばこの本、他の人にあげてしまったんだった。
前の気持ちはもういいから、今書いてる物は後から自分にわかってもらいたい。
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最後まで、ありがとうございます。
文明
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