分析の基礎について
このノートでは、主に、研究を通じて得た個人的な分析の枠組みの基礎についてまとめていく。
まず、分析の手順について。
1. まず、分析結果によって、何を得たいのかを明確にする(分析の目的)。
2. 分析する事例を選択する。その際、自分得たい結果(すでに目的を達成している)を出している事例を選択する。
3. 分析を開始する。分析とは、基本的にその事例を細かく刻んでいくことである。
4. 細かく刻んだ中で、ボトルネックを見つける。ボトルネックとは、結果を出すのに最も貢献している要素である。
5. 自分や他の組織などに適用できそうかを考察する(事例の一般化)
簡単な例を出す。
あなたは、ヘルスケアのウェブサイトの担当者である。半年の間に、サイトへのアクセス数を倍にしなければならない。そのために、まずは成功事例の分析をする必要がある。
この例の場合には、1.はサイトへのアクセス数を倍にすることである。そして、2.は短期間で、できればヘルスケア関連のウェブサイトのアクセス数を短期間で倍にした事例である。
3.は、見つけた事例に対して、可能であれば、まずはその背景を探ってみる。(今回は例なので、実際のウェブ解析に関する細かい点やデータ入手が可能かなどは無視をする)
すると、元々はアクセス数が伸び悩んでいたのに、ある時急にアクセス数が増加していることがわかった。(とする。)
次に、コードやコンテンツの変化について比較してみたりする。大事なのは、変化を捉えることだ。
変化を緻密に追っていくと、どこかで、結果に対して大きく貢献している変化があるはずだ。
それがボトルネックである。それを5で自分のサイトにも適用できそうか?について検討する。
これで、基本的な分析の枠組みについては、終了である(はず)
なお、回帰分析や文章分析、アクセス解析など手法に関しては、また次回に譲るとする。
間違えがあったら、遠慮なく指摘して下さい🙇♂️
以上でおわります。
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