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【試食&試着!?】Cafe de nauraで味わうモンゴル料理/雑誌UOMOで人気の「試着フェス」へ潜入【2021/10/24放送_株式会社naura代表取締役社長/ファッションデザイナー ウランさん】

Fm yokohama(84.7MHz)から毎週日曜日深夜24:30~25:00にお送りするラジオ番組『文化百貨店』。10月24日の文化百貨店のゲストは先週に引き続き、株式会社nauraの代表取締役社長のウランさん。運営するCafe de nauraの人気メニューを試食させてもらいます。また、後半は雑誌『UOMO』の大人気企画に山崎が参加した様子をレポートします。

【パーソナリティ】
セイタロウデザイン代表・アートディレクター 山崎晴太郎(@seiy

【今週のゲスト】
株式会社naura代表取締役社長/ファッションデザイナー ウランさん

モンゴル出身。幼少期から日本語や日本文化と触れ合い、交換留学生として来日。以後、10年に渡り日本で生活する。
かねてから興味のあったファッションを本格的に学ぶため、2015年、東京モード学園に入学。卒業後は、個人でオーダーメイドのドレスの製作などを行う。
2020年、株式会社nauraを創業。女性ならではの視点でスタイリングを提案するオーダースーツテーラー【naura ginza】のほか、ワインに合うモンゴル料理など「気が付けばモンゴルに触れあえる」カフェ・バー【cafe de naura】を展開する。
若いモンゴル女性のライフスタイルを日本に発信するほか、日本で学んだ“思いやり、おもてなし”といったサービスをモンゴルに伝えるブランドを目指している。

【今週のダイジェスト】

▶︎ワインに合うようにアレンジしたモンゴル料理

ウランさんが昨年オープンしたのが、東京・築地にあるCafe du naura。オーガニックやグルテンフリーの食材を使ったメニューが特徴で、デイタイムはカフェ、ディナータイムはワインバーとして営業しています。そんなCafe du nauraの、ランチ人気メニューとワインに合うモンゴル料理を山崎が頂きます。

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まず一品目は、グルテンフリーホットサンドのスパイシーオーガニックキーマカレー。

「オーガニックやグルテンフリーの食材を使ったランチを出しているんですけど、1番人気がラム肉入りのオリジナルキーマカレーのグルテンフリーホットサンドです。玄米パンで、中にはパクチーも入っているんですけど、断トツの人気です」(ウラン)

そんなグルテンフリーホットサンドを食べた山崎は「ラム肉、カレー、玄米パンの感じが優しいし、全体的にすごく良いバランス。純粋に美味しいし、好きですこの味!」と、人気の理由が垣間見られたようです。ラム独特の臭いもなく、非常に食べやすい一品という事です。

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2品目は、写真左側のボーズ。見た目が小籠包のようなモンゴル料理です。Cafe du nauraでは、ワインに合うモンゴル料理を意識していることもあって、ウランさん曰く「一般的なボーズより肉々しくしている」そうです。

「ワインに合う!この組み合わせ、永遠行ける!!」と山崎。お肉だけに、特に赤ワインとのペアリングが抜群のようです。

そして、3品目は写真右側のホーショールというモンゴル料理。揚げ餃子のようにも見えますが、ロシア料理のピロシキからの影響が大きいのだとか。具は先ほどのボーズと似ていて、牛と羊の合い挽きがベースという事ですが、「ホーショールの方は、にんにくの風味が強め」(ウラン)と言います。

ホーショールを頂いた山﨑は、「羊も入っているからか、お肉なんだけど、さっぱりしていて食べやすい。こちらも、ワインを飲みながらサクサクと食べられる」。“ワインに合うモンゴル料理”にハマりそうな感じでした。

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▶︎世界が共感するような事を一緒にやってみたい

料理を試食させていただいた後は、ゲストの方みなさんにお聞きしている質問をウランさんにも伺います。まずは“山崎晴太郎とコラボレーションするとしたら何をしてみたいか?”

「アートやデザインは世界共通で、人の心を癒すことや、色んな感情を生み出せるものだと思っているので、一緒にデザインしたものが、モンゴルや日本、もしくは世界で共感できるような事が出来るんじゃないかと思います。」とウランさん。

山崎もウランさんのその言葉と、2週間のやり取りから「言葉や価値観を超えていく力が、ビジュアルコミュニケーションにあると思うので、将来的にモンゴルでの展示もやってみたい」と、モンゴルが少し身近になったようです。

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▶︎モンゴルと日本の文化を繋ぐ架け橋として

もう1つの定例の質問、“文化百貨店でバイヤーをするとしたら?”。これに対してウランさんは、「モンゴルの文化に関したバイヤーをしたい」とのこと。来日して延べ10年、「昔ながらの文化や家族への想いが、日本では薄くなっている」ような印象を抱いているようです。モンゴルでは、伝統的な文化や家族への想いが強くあるので、そういった文化を伝えて、日本にも昔あったであろう想いを呼び起こしてみたいと話してくださいました。

そして、Cafe du nauraを「モンゴルの色んな面が見られる発信基地にしていきたい」という事なので、架空の百貨店より前に、Cafe du nauraでモンゴル文化に触れることが出来そうです。

また、並行して展開しているオーダースーツ事業のnaura ginzaでは、「日本の思いやりやマナー、接客といった文化をモンゴルに持っていて、伝えたい」とのこと、衣と食を通じてモンゴルと日本の架け橋として精力的に活動されていきそうなウランさんでした。

▶︎雑誌UOMOの「試着フェス」へ参加

さて、今回の放送の後半は、雑誌『UOMO』の人気企画・試着フェスへ山崎が参加した様子をレポートしました。試着フェスとは、UOMO誌面で年に2回、開催されている企画。スタイリストやエディター、アパレル関係者や読者をお呼びし、150~200着を試着してもらい、忌憚なき意見を貰うというもの。忖度の無い言葉が出てくることで、人気の企画のようです。今回は、UOMO本誌の編集長・池田誠さんに、案内頂きながら、山崎が試着していきます。

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会場は、2フロアに分かれていて、アウター、トップス、ニットなどカテゴリー毎のコーナーに分かれています。参加者は、各コーナーで気になったものを数点試着して、良い所や気になる所をコメントしていきます。

「絶対普段取らないけど、着てみちゃう?」と、山崎が試着してみたのがPRADAのチェックシャツ。

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【池田】PRADAのチェックのシャツなんだけど、中綿が入っているものです。僕も事前に見たときに気に入っていて、すごく気になっているんです。

【山崎】これは、普段だと手に取らないよね。でも、案外いいな!!

【池田】特にラグジュアリーブランドのお店だと、とっかえひっかえ何でも着る事が難しいじゃないですか?そういう意味で、こういう場だと気兼ねなく何でも着られるというのが嬉しいという声はよく聞きますね。

と、試着フェスを全力で満喫していく山崎。せっかくの機会なので、普段は自分からセレクトしなさそうなアイテムを中心に試着していきます。

「普段は選ばない感じだけど、履き心地もいいですし、シルエットもすごくきれいですね。」
「赤色は、あまり似合わないイメージがあって買わないんですよ。でも、この赤は良い!」

試着フェスの場では、購入することは出来ないのですが、数十着に及ぶ試着を経て、山崎は数着を速攻で購入したようです。近々、そのアイテムを纏った姿で、番組ブログやSNSの写真に登場するかもしれません。

さて、意識的にいつもと違うものを選んでいった結果、山崎は「自分では、比較的チャレンジするタイプだと思うんですけど、いつもは柄物を選んでいなくて、自分のファッションの傾向が固まっていたんだなと痛感した」ようです。これを機に、ファッションの傾向に変化が出てくるのでしょうか??

今回、山崎が参加させてもらった試着フェスの様子が掲載されているUOMOは、10月25日に発売になっています。山崎もどこかに登場しているはずなので、ぜひ本誌をご覧ください。

【今週のプレイリスト】

▶︎山崎 晴太郎のセレクト
『Epilogue』Olafur Arnalds

といった所で、今週の文化百貨店は閉店となります。
次回は、ジュエリー作家の伊藤敦子さんをお迎えします。

【次回10/31(日)24:30-25:00ゲスト】
ジュエリー作家 伊藤 敦子さん

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イタリア、フィレンツェのメタルアートスクールで学んだのち、日本のジュエリー作家の元で勤務し、独立。
1993 THE ART OF JEWELLRY (ジュエリー協会主催の国際コンテンポラリージュエリー展)に入選したのち、個人の作家活動を開始。以降2011年まで国内のジュエリーやクラフトの公募展に出品。
2011年からはジュエリーブランドitoatsuko の活動を始め、百貨店、ギャラリー、セレクトショップなどの展示に参加。のちに個人の作家活動の一環となる。
近年は作家活動の中で、立体、平面作品などの制作を開始し、ジュエリー作品と並行して発表している。

また日曜深夜にお会いしましょう!

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