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2歳1か月後半の記録
寒い日が続いた。
1月の最終週に保育園の同じクラスで風邪が大流行し、14人もの欠席者が出た。インフルエンザが1人いた他は、普通の風邪だったようだけど、息子くんは大事を取って休養日にした1日以外は通う事ができた。鼻水や咳がある日もあったけど、熱は平熱だった。
2月、立春を過ぎてから大寒波が来て、4日間ほど雪が降ったが、体調はもった。雪は降っても、積もるほど気温が低くはなく、うっすら積もってはすぐに溶ける。そんな降り方だったので、雪遊びができるほどではなかった。
鬼が怖い
保育園で節分のイベントがあった。
新聞紙を丸めて、鬼のお面を付けた先生に向かって「鬼は外~」とぶつけたようだ。それが練習。その後、ガチ扮装した赤鬼・青鬼が金棒を持ってやってきた。息子くんクラスは全員大泣きだったようだ。鬼は外、どころではない。その様子が動画で送られてきたけど、確かに怖い。金棒を両手で振り下ろしていたw
トラウマになったのか、家でも鬼が来るよと言うと怖がって抱っこをせがんでくる。おばけは絵本でしか見たことがないけど、鬼は保育園で襲ってきたからね。
最近、インスタグラムのリール動画を見ていると、節分で子どもが鬼を怖がる動画が出てきたりする。それも結構ガチな鬼が出てくる。すると、動画に夢中だった息子は腰が引けてスマホから逃げる。トラウマになるような怖がらせ方をするのは良くないと思うが、適度に鬼を利用すると動画を見るのを辞めさせたり、言う事を聞かせることができてしまう。しばらくは効果がありそうだ。
「そろそろ動画おしまいにしないと、鬼が出てくるよ?」
お父さんいらない事件
なるほどこれが噂に名高い魔の二歳児か、なかなかに手を焼く場面が増えてきた気がする。
鼻水や鼻づまりが苦しくて機嫌が良くない日があった。しかもお母さんは夜勤で不在。そんな時にイヤイヤが発動。
夕食時、満たされてきて(もしくは飽きてきて)食べ物を投げたり握りつぶしたりして遊び始めたので、叱った。テレビに夢中で食事をしている時点で、私はイライラしていたので、結構きつい言い方をしたかも知れない。すると反抗的になって、何を言うにもイヤイヤでぐずりはじめた。
残った食事を下げると泣く。食べるというので食卓に戻すが食べないし、手で払いのける。うんちが出ているのにオムツを変えさせてくれない。「気持ち悪いでしょ?かぶれるよ?」と言うのに聞かない。
お風呂の時間になってもイヤイヤは続き、服を脱がせてくれない。浴室以外の照明を全部消し、先にお風呂に入っていくと、仕方なくついて来る。
お母さんが居ればこんな事にはならないだろう、それはかわいそうに思うけど仕方がない。なんとか服を脱がせて、ようやくオムツを処理し、浴室に入るも、まだグズグズ泣いている。そして暴言は飛び出した。
「イヤイヤ。あっち行く。お父さんいらない、バイバイ」
2歳1か月にして反抗期か。
「イヤ」「いらない」「バイバイ」・・・知り得ている限りの、拒否ワードを並べて嫌がられてしまった。「お父さんいらない」は傷ついたよさすがに。
浴室でもしばらく泣いていたが、空のシャンプーボトルを使ってお湯を出し入れして遊んで見せたら落ち着いた。入浴で鼻の詰まりも緩くなり、拭き取ってやると楽になったのか機嫌も回復してきた。寝る時にもう一度「お父さんいらない?」と聞いてみたら、「お父さん、いる」と言ってくれた。
もっと遊びたい
本当に困る場面がたびたびある。
休みの日の午前中、買い物や公園に遊びに連れていくが、まあいう事を聞いてくれない。
「あっちに行きたい」という自分のわがままを通したいようだ。道路に出たら危ないし、そうでなくても止めた駐車場や駐輪場からどんどん離れるように歩いて行くのは困る。
抱っこして連れ戻そうとすると、のけ反って泣いて嫌がる。私はまだなんとか力で抱え込んで連れ戻すが、妻はそろそろ手に負えなくなっている。イヤイヤ言っている間は、チャイルドシートにも座れないし、自転車のベルトも締められない。
店の中でもイヤイヤ言う事がある。特にイオンに行くと、ゲームコーナーがあって、そこを離れない。
まだお金を使う遊びはしていないが、自動車の筐体に乗り込んでハンドルを握ったり、そこかしこにあるゲームのボタンを触りたがる。3歳か4歳くらいの子はお父さんと一緒に楽しそうに遊んでいるので、もう1年くらいすれば大人しく楽しく遊べるのかもしれないが、息子くんはまだ訳が分からないながらもその空間が楽しいようだ。いつまで経っても帰れない。
なので、強制的に抱っこして下のフロアに降りたら、今度は床に転がってイヤイヤしている。周りの目が痛いのなんの。もう当分、イオンには連れていけない。
公園からもなかなか帰らない。保育園帰りも公園に寄りたがり、滑り台を1回する。それで満足する事もあるが、そうでない事もある。「置いていくよ」と先に帰ろうとするが、こっちを見て訴える。10mほど離れるとさすがに追いかけてくるが、立ち止まったり、待つ素振りを見せると再び公園に戻っていく。いつまでこの調子が続くのか。
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保護者会
保育園で保護者会があり、妻が出席した。
他のお母さんたちと交流・情報交換をしてきたようだ。
うちの子と同じように、スマホを見たがる事に悩んでいるお母さんがいたようで、うちだけではないと少しホッとする気もした。
話によると、ある子は朝、保育園の支度を嫌がるので、保育園に行く服を着せて寝るそうだ。そんなんでちゃんと眠れるのだろうか、さすがにそれは大変だろうと思った。
また別のご家庭は、子どもが寝るまで一切テレビを付けないし、スマホも出さないそう。それを徹底できるのはすごい。
お友達同士の絡みが増えてきて、いろんなお母さんから、「○○(息子)くん」の名前をよく言ってますよとか、一緒に遊んでいるようだという事を伝え聞いた。息子くんも「今日は誰と遊んだ?」と聞くと、「○○くん、○○ちゃん」と名前を出してくるようになってきた。
最近よく言う言葉
「ちからいっぱい」・・・何が力いっぱいなのかと言うと、ズボンや服を着脱する時。おそらくパワーでなんとかしようとして、力いっぱい引っ張るが脱げない、そのタイミングで先生に「力いっぱい」と言われているのではないかと思われる。服を脱ぐときに「ちからいっぱい」と言いながら脱いでいる。ちなみに博多弁ではちからいっぱいを「ちかっぱ」と言うが、長崎の先生はそうは言わないらしい。
「めっちゃつよいねー」・・・これも何かの場面で聞いた言葉を真似していると思われる。何か話の流れで「強いね」と言うと、「めっちゃつよいねー」と返してくる。自覚しているのだろうか。
「おかあさん、おしごと」・・・お母さんが夜勤で不在の時、ふとお母さんを思い出した時に言う。寝る時とか。お母さんはお仕事をしている、だからいないのだと自分で納得しているようだ。えらい。先日は、寝かしつけている時、妻が入浴のため寝室を出て行ったのを夜勤に出たと勘違いして「おかあさんおしごと」と言っていた。
読書記録
ここから読書の話。
先日、『成瀬は天下を取りにいく』を読んで、続編を買うか『婚活マエストロ』を買うか迷い、結局違う著者の『ひとり旅日和 道続く!』を購入した。それを読み終わった。
秋川滝美さんの「ひとり旅日和 道続く」はシリーズ6作目のようだ。私自身はシリーズ全部は読んでいなくて、これが2冊目。だからストーリーとして抜けてしまった部分があるけど、問題なく楽しめた。
「~道続く!」では福島、佐賀、長崎、鳥取を巡る。主人公・梶倉日和がひとり旅をする話。基本的にはフィクションであるが、日和が経験する旅行はリアルにも存在するものが多数混在しているようだ。
旅行エッセイのような作品は、宮田珠己さんの『日本全国津々うりゃうりゃ』、北大路公子さんの『いやよいやよも旅のうち』、益田ミリさんの『47都道府県女ひとりで行ってみよう』など楽しい作品があるが、この『ひとり旅日和』シリーズは半分創作を交えたフィクションとなっているのが特徴と言える。
旅以外のストーリーの部分もしっかり作られているので、過去作も読んでみたくなった。シリーズ4作目までは文庫で出ているので読んでみたいと思った。そして、何よりの感想は、「イカの活きつくり」を食べたい。呼子でイカを食べたい。