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“ぼっち”だけど、ひとりじゃない! エゾナキウサギの生きざまに迫る写真絵本
いきなりですが、クイズです。
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正解は、どちらもウサギ。左がエゾナキウサギで、右はエゾユキウサギです。耳が小さく、ぱっと見はネズミっぽく見えるエゾナキウサギですが、北海道の限られた地域のみに生息する小さなウサギの仲間です。愛嬌のある顔つきで登山者や生きものが好きな人に人気がありますが、その生態はあまり知られていません。
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一般的にイメージするウサギとは異なり、体や耳が小さいのはなぜでしょう? そんな疑問に答えながら、北海道大雪山系で暮らすエゾナキウサギの生態をとらえた貴重な写真と共に、物語は進みます。
その名のとおり、鳴き声で仲間とコミュニケーションをとる様子や、冬眠せずに厳しい冬を乗り切るための準備など、何万年も北海道で生きてきたエゾナキウサギの生きざまを紹介します。
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巻末には、親子で読めるエゾナキウサギの不思議な暮らしぶりを深掘りするQ&Aが付いています。ぜひ、書店店頭でご覧ください。
「命のつながりシリーズ」に登場するのは、クマやサル、リス、キツネなど、絵本の中で登場する動物で、誰でも名前や姿・形は知っているでしょう。でも、彼らが日本の自然のなかで、どのように暮らしているのか。多くの人は、その姿を見たことすらないかもしれません。絵本の中でさまざまな表情を見せる野生動物は、絵本の中のキャラクターではなくて、実際に日本の自然の中で生きているのです。貴重な生態写真と共に、彼らの生きざまに触れることができる、シリーズ既刊も要チェックです!