掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【オニオオハシの言われれば見たことのないところ】
花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は、大きな嘴がトレードマークのオニオオハシをじっくり見ていきましょう。
オニオオハシとは?
ブラジル原産のオニオオハシは美しい色合いから「アマゾンの宝石」の異名があります。形が大きく異なりますが、キツツキの仲間です!
ぬいぐるみのようなふわふわでふかふかの姿や、愛きょうのある顔立ちと嘴から、世界中で愛されている鳥といえるでしょう。
胸羽やおしりの羽根もふわふわ。
そんなオニオオハシの、実は見たことがない部分を今回はクローズアップして掘り下げてみましょう!
オニオオハシの嘴の中
オニオオハシの嘴は熱くなりすぎたエンジンを冷却するラジエーターと同じ働きをしていることがわかっています。体温が高くなりすぎると,嘴から熱を放出するのです。よく見ると,細かい血管が走っているのが見えます。
野生では果物のほか、鳥の雛や卵を食べます。獲物を逃がさないようにか、クチバシにはのこぎりのような返しがついていますね。
口の奥から伸びる1本の線は舌です!
プラスチック製のブラシのように見えるため「スタッフさん!オオハシが何かくわえてます!」と間違われることが多いです。
当園のオオハシはズームを使いつつゆっくり近づくと、これくらいの距離感で写真を撮れる子もいます!
大きな嘴・目の青色とオレンジ色のコントラストは写真映えすること間違いなしです。鳥が嫌がらない範囲でぜひ!
オニオオハシの鼻ってどこ?
みなさんはオニオオハシの鼻の穴はどこなのか、疑問に思ったことはありませんか?
この写真から見ても、大きな嘴のどこにも鼻の穴がありません。
おかしいですよね。
フォークランドカラカラのディアちゃんや
オオフラミンゴ
ヨウムのアンソニーにも見えるところに鼻があるのに。
さて、オニオオハシの鼻はどこにあるでしょう?
わかりましたか?
正解はスクロールの先!
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ここ!
嘴の後ろにあります!赤い部分です!
ふだんは羽が覆っていて,後ろからのアングルでもなかなか見ることができません!ご飯を見せて腕に乗せたら、もしかしたら見えるかも?
機会があったらぜひ確かめてみてくださいね!
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