コレクターとして集める以上に重要な事
コレクターとしてこういうのを見ると考えてしまいます。。ここまでで既に大変なエネルギーを使ってきているのに、集めたモノに残すだけの意味づけをできなかったのなら残念ですね。特に一点一点の価値が高くない物のコレクターは集めるだけだと、それがどんなに莫大でも最終的には自分が死んだら廃棄か拡散されて終わる。もちろん自分の満足というのもとても重要だけど、あるレベルを超えて集積されたことによる意義や便益を周囲に理解されれることができれば、歴史的な意味を持つすごいコレクションだとおもうんですけどね、ただ、まずそのためには集める以上にエネルギーを使って整理整頓し、集積を俯瞰したところから見えてくるストーリーを語る必要が出てくる。まあ、そこまでしても現在の日本にはそういった記録に価値を認める人は減ってきているんでしょうね。
自分も気がつけばこの人ほどでないとしても文房具のコレクションがバカにならない量になってきたわけで、他人事ではありません。私のコレクションを誰か残してくれ!なんて言う気はありませんが、集めたモノの整理整頓をしてアーカイブとしてアクセスしやすくすることで便利にすることや、そこから得られる知見を発信することは、蒐集以上に必要なことだと今は考えています。
それが、最近のYoutube動画の動機のひとつでもあります。
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